カロリーゼロと糖質オフ
皆さんは一度はカロリーゼロ、糖質オフと書かれた食品を目にしたり購入された経験はないでしょうか?
「カロリーが低い」「ダイエットに良い」という漠然としたイメージを持ってはいても、具体的にどのようなものか知らないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
1. カロリーゼロとは
実際には食品表示基準に基づいて食品100g当たりカロリー(熱量、エネルギー)が5kcal未満の場合、「カロリーゼロ」の表記ができ、一方で糖質オフでは、その基準がありません。ここでさらに重要なことは、「糖類オフ」という表記です。
2. 糖類オフとは
糖類とは果物に含まれている甘さや砂糖に含まれている甘さのことで、糖質=糖類というわけではありません。
3. 人口甘味料
カロリーゼロや糖類オフの商品によく含まれるのが人工甘味料と呼ばれる化学合成によって作られた甘味料(添加物)です。砂糖の数百倍の甘さがあり、少量で味付けができるため、カロリーを抑えた砂糖の代替品として、清涼飲料水やガムなどさまざまな食品に使われています。
砂糖が使われていないので、摂取カロリーを抑えられたり、食後に血糖値が上がらないのは人工甘味料のメリットですが、満足感が十分に得られないことから食欲の増加につながりやすいと考えられています。
4. まとめ
このような表記は身近にたくさんあるからこそ正しい食品表示の意味を理解して、日々の食品選びに活かしていきましょう!