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ベーシックインカムハウスの謎会に参加した何もできない人間の感想

バンダです。

昨日3月10日、神奈川県厚木市某所のベーシックインカムハウスで「謎会」が開催されたので、参加してきました。このnoteはその「感想文」です。

※私が撮影した写真には「ヒビ」みたいなのが写っていますが、iPhoneのレンズに傷がついてしまっているため写り込んでいるだけです。

ベーシックインカムとは(ご存知の方は読み飛ばしてください)

ベーシックインカムという考え方があります。雑にお話すると、「国民全員が政府から(生活保護のように)生活に必要な最低限度のお金をもらうようにすることで、現代社会のいろいろな問題を解決しよう」というものです。詳しくはWikipediaなどをご参考ください。

昨年NHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられるなど、なんだかんだで話題になっています。

ベーシックインカムハウスとは

神奈川県の不動産業・カイリュー木村さん(@ababa2017)が立ち上げた、上記のベーシックインカムを、アパートの一室で実現する試みです(本人曰く『趣味の領域』)。ただし、コミュニティを構築するにあたって入居に制約をつけています。

内容としては家賃・水道光熱費・ネット回線無料、自動車・固定電話共用。条件はいろいろとありますが、入居は最大1年まで、というのが大きな特徴かと思います。

詳細は ベーシックインカムハウスについて - カイリュー木村のblog をお読みください。

なぜ「謎会」へ参加したのか?

もともとフォローしている界隈(の隣)で盛り上がっていたので、興味がありました。

また、『お金2.0』で言われているような来るべき「信用力経済」の一端がここで見られるのかな、とも考えてカイリュー木村さんへDMを送ったところ、返信が来て参加することになりました。

恐らくですが、誰からも呼ばれず応募したこともないのにのこのこやっていったのは私だけだろうと思われます。

昼間っから酒を持ち込むな!と遠回りに窘められる32歳の図。

時間を計算できずに特急に乗ることになり、テンションがおかしくなってシモネタを連発している32歳の図。

所感。

信用力経済、やっぱりしんどそう。

集まったひとたちの話をどことなく聞いていると、『なにかすでにやった/やっているひと』と『これからなにかをやろうとするひと』です。まあ当たり前ですよね。

こういうひとたちが『信用力経済』のイノベーターでありアーリーアダプターであり、勝者になっていくんだろうな、と思った訳です。

というのを気付かせてもらったのが、インタブー秋山さん(@akiyama_fmzm)という、『ひとり電通』という異名をとる方でした。この会にいらっしゃるのは予想外ではありましたが、いちどお話をしたいと思っていたので、少し話をさせてもらいました。

もちろん秋山さんが悪い人なのではなく、秋山さんは『すでにやっているひと』で『なにかできるひと』なので、私が『なにもやっていない』『なにもやれない』ことにすぐに気付いたのだろうと。話していてわかるわけですよね。

やったことに対して(成功失敗は問わずに)信用がついていくわけで、とどまっている人間は、存在しても信用は生まないわけです。永遠の0。

はっきり気付いたので、ここに居ても何を掛けても0の人間は存在がマイナスという話だし、途中で(15時半ごろに)帰りました。なお、残っていた方々は18時頃までずっと話されていたようで、ただただ純粋に(皮肉などなしに)すごいなぁと思わされた次第です。

謎会から私が持ち帰ったものは、秋山さんからの、ひとりで動くにはデザイン力+プログラミング力が必要だ、というアドバイスでした。それだけでも十分プラスだし、ゆでたまごはいただいたし(ゆでたマスター @keigo_mtgod ごちそうさまでした)、QUO CARDはもらったし(誰だろう…ありがとうございます…しょぼい喫茶店へのPOLCAが返ってきたんだと思っておきます)、ありがとうございました。

などということを、ベーシックインカムハウスから駅への道すがら、つらつら考えていました。

あと梅がキレイでした。場所バレるかもしれないので、写真が載せられないのが残念ですが。

なぜこのnoteを書くに至ったか

黙っていればいいものを、と思われるかもしれませんが、ベーシックインカムハウスという謎の存在の、しかもよくわからない第一回の会合に(しかも住人が1人しか参加していない)参加した一般人がどう受け取ったか、いちおう記録しておくのは参加したものの義務なのかな、と思った次第です。


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