public diary vol.1「手のひらのリンゴを落とさないようにすること」
日記をつけようと思ったから無印で無地のアイディアノートを買った。
コルク色って言うんだろうか、まぁそう言う感じの色をした表紙に、マグナム35口径を描いてみたり、バラを描いてみたりクリームソーダを描いてみたり「ライ麦畑」の一文を書き出してみたり、とにかく好きに色々描いた。使ったペンは0.38のジェットストリーム。(これ、滲まないからすごく書きやすくて字が綺麗にかけるよ、本当に。)
その絵の上に蛍光色のマーカーペンとか色鉛筆で色をつけたら満足のいくノートになって嬉しくなった。蛍光色は真っ白の紙に乗せると目にチカチカするけれど、茶ばんだ色の上に乗せると発色がとても優しくて感じがいい。
我ながら出来が良過ぎて、以前使っていたノートが使い終わるのを待てずに使い始めてしまったわけなのだけど、私はこの日記をつける、と言う行為が死ぬほど苦手だったことを忘れていた。んー、日記が苦手なんじゃないか、日記を継続することが苦手。何につけても継続する力が圧倒的に皆無。だから日記ももちろん書き始めて三日後にはもうノートを開きもしなくなっていた。
さっき見返してみたら、初めのページ→自己紹介、次日→買った経緯、その日あったこと、その次の日→その日あった嫌なこと、その次の次の日→一行、みたいな感じで、二週間後の日付でまたちょろっと書かれて、つまり継続性のかけらもない日記帳がそこにあった。
もうみなさんお分かりだろうと思うけど、インプットをしようと思ったら空になるまでアウトプットをしていかないといけないんだと言う恐ろしく地獄のような事実にやられてしまったわけ。でも日記帳じゃどうやら張り合いがなく続かないみたいだからネットの海にインプットのためのアウトプットをボコボコとぶん投げて行くことにした。
最短距離で言うと、インプットのためのアウトプットをネットの海にぶん投げていくって言うこと。
論理性がおさらばしてるので、そこは笑ってくれても笑ってくれても構わないです。
2017/06/25