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1st singleのライナーノーツ/解説について

いきなりだけど自分は洋楽の国内版を買うと対訳と一緒についてくる謎の音楽評論家の謎文章が好きだ。

かなり偏った思いれ文章で、熱くるしく何言ってるか分からなかったり、時に同時代のその他のバンドを貶したり。
それを眺めるながらアルバムの一曲目を聴くのが結構好きだ。
わざわざ少し高い国内版をもこれと対訳が見たくて買っていた。
それに昔はネット情報も今よりも少ないからライナーで引き合いに出されるバンドをそれを頼りに次買うCDを決めていた。

たまに国内のバンドにも付いてるが、ライナーがついてたら良いのにってよく思っていた。

だから今回自分は今回歌詞カードと一緒に自分の解説?とライナーノーツを入れた。

話は戻るがその洋楽のライナー/解説でもHR/HMが特に振り切れていて好きでそれのオマージュのつもりで、遊び心でそれを入れた。

自分の周りで最も得体のしれないバンド仲間?友人?先輩?のShinpei Mörishige(Palastleben)に書いてもらいました。

正直今回の1stの全ての作業が出来あがるまで半信半疑で手探りだったんだけど、ライナーに関しては出来上がった文章が送られてきて、間違いないく一番ハマったと感じていた。

自分が好きだったライナーの真面目に大げさで過剰な面白さが出てて最高だ。
自分の文章が堅苦しいので良い対比だと思ってる。

モリシゲさん自体は活動が多岐で謎な人だが彼が最近やっているPalastlebenというバンドの新曲もMVも凄く格好良い。
最新のMVは彼が初めて製作したMVだ。

個人的には初めて作ったようには思えない出来だし、最高だ。

少し話は脱線するが今までの記事でも今回の自分の活動でも大切にしてるのは、最初の一歩だったり、姿勢だ。

これは作り手として批判されるかもしれないがあえて自分は言うが個人的には質の高さよりまずは挑戦する姿勢だし、最初の一歩を踏み込める勇気の方が絶対必要だ。

ある程度キャリアだったり経験を重ねると、些細なミスが自分の今までを台無しにするんじゃないか、人の評価とか完成度が気になって、新しい一歩が踏み込むのが怖くなる。だから新しい事挑戦してる風に見せても、安全パイで当たり触りない失敗しない行動しかとらなくなる。

でも仮に踏み込んで失敗したとしても、そこで終わらなけば失敗じゃないと思ってる。次の一歩の為の一歩だと思って。

色々言ってはいるが結局は、周りがどうとかってよりも自分自身が何かしらで前進や成長を感じとれる事の方が重要だ。そこで終わる場合もあるけど、うまくいかなかったとしても次だ。


モリシゲさんはまさに今までの経験やキャリアがありながら本当に真新しい事を踏みだしたって事自体が、本当に格好良いなと思う。年々新しい事を始めるっての大変になっていく。
やっぱり格好良いなって思うのは大なり小なりリスク承知で踏み込む瞬間に煌めきがあると思う。
個人的にはそういう瞬間が見えた時こそ痺れる。

さんざん語ってるから彼のMVが駄目だったように聞こえるかもしれないが、そんな事は全くない。
彼が描きたい世界観と曲が近くて格好良いから是非みて欲しいし、彼の活動もチェックして欲しい。

それと彼が書いてくれたライナーも少し載せます。


“「なぁ、何をそんなに怒っているんだ?」

私がこの曲「THROW」を聴いた時、最初に口に出た言葉がこれだった。まるで拷問器具のようなサウンドだ。男達はこの企みをsikと名付けるそうだ。

首謀者であるAkira Takazawa(Gt.Ba.)から、自身のリーダーバンドを始める旨を聞かされたのは去年のことだった。
正直なところ、この曲を聴く以前の私には彼自身の音楽的趣向を計りかねてるところがあった。思えば、彼との長い付き合いの中で音楽的アイデンティティに触れたことは一度もなかった。水面下、否、薄暗い地下室でこんな歪な鈍器を鍛え上げていたとは、予想だにできていなかった。

冒頭で私が問うたのは何も歌詞だけのことを訊いたのではない。むしろ歌詞を読まなくとも、歌詞が聴き取れなくとも私にはわかった。ボーカルはもちろんのこと、ギター、ベースとドラムが織りなすサウンドスケープが、怒号のようでもあり切迫感にも焦燥感にも悲嘆のようにも受け取れる叫びが私の五臓六腑に響き渡ったのだ。そして、これからこの怒号が響き渡るのは私の五臓六腑だけではなく、夢のないこの世界にだ。そう断言するに足る説得力が彼等の音にはある。”続く



Shinpei Mörishige(Palastleben)

Twitter
@KIZOKU_0927
Instagram
__kizoku__

Live
8/20(Sat) 東高円寺U.F.O CLUB
Open18:00 / Start18:30
予約 3000円+1d

ACM:::
Palastleben
THE DIGITAL CITY JUNKIES
曇ヶ原

予約

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScT7MUTUAKCS0ehAu8dyP4RIVtKfbueaTXEBhJySJyi2mtnng/viewform

記事
ロケットニュース
https://rocketnews24.com/2022/05/05/1629087/

https://rocketnews24.com/2022/05/29/1637391/

ビジュアル系座談会
https://musit.net/music/interview/16799/



ライナーの話から脱線しまくったが、これは音楽だけの話じゃなくて、人間、人生の話でもあって人生の話は結果的に音楽の話にも繋がっているんじゃないかという自分の価値観の話でもある。

やっぱり挑戦、新しい事する人は格好良いし、自分もそうありたいって話でした。

話は変わって近いうち実店舗ではDISK UNIONからも1st Single “Revolting”が販売される予定です。ちょっとずつ扱ってもらう場所も増やしていきます。
また追ってアナウンスします。

今は3LAからだけです。

引き続きよろしくお願いします。




sik / Burn Myself Records
高澤 

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