推しの重力を愛してる

突然ですが京太郎は大きい人が好きです。

そもそも私自身がかなり背が低くて(150cm無い)自分と比べるとみんな大きいんですが、別に「大きい」というのは縦幅だけの話ではありません。まして横幅だけでもない。
奥行き、そう、「厚み」です。

例えば筋肉のある人。分厚い胸板、ゴリゴリの腹筋、がっちりしまったお尻、丸太か?って思うほど太い手足に脳みそによく血が通ってそうな太い首。
例えばふくよかな人。ぽってりと大きなお腹にふっくらしたお胸、重たそうなおしり。ふにふにもちもち触れば気持ちいいこと間違いなしの腕と太もも、丸い輪郭。

方向性は違えど、どちらも「体の体積が大きい」ということには変わりありません。
というかそう、「体積」なんです、私が推しているのは。

もしかしたらみなさんも妄想したことあるんじゃないかな、推しにぎゅっとハグをされるシチュエーションを。その時、普通体型よりも若干「分厚く」て、「大きい」人にハグされたら、おそらくその包容力と「自分が推しに触れている面積」は増えるはずです。そして「分厚い」分、自分がぎゅっとし返そうと相手の胴に腕を回したときに背中が大きすぎて腕が回しきれない。そのときに「ああ大きい…自分とは違う…」と感じる。そこにどういう脳の動きか知らんけど()なんか「男性的魅力」を感じてキュンとする。

そしてまかり間違って推しに押しつぶされたら(どういう状況??)その時かかる圧力も当然大きいはず。「圧迫感」というのはドキドキする上で必要になる要素だと思っています。苦しい、けどそれが推しのせいであるからむしろ嬉しいくらい。
そして押し潰されなくても、背が高くそもそも体が大きな推しから見下ろされたとき、それはそれは精神的な圧力を感じるはず。息苦しいくらいの。じっと自分を見下ろして、体全体で圧力をかけてくる推しに「好き」と言わない道理はないでしょう。

一体何を言ってるんだって感じですが、結局言いたいのは「大きければ大きいだけ、推しから受ける圧力と「男らしさ」を激しく感じる」ということです。そしてその圧力に負けて私やオタクは推し続けてしまう。そして激しい包容力で包み込まれる。
私の最推しであるRMくんは集合写真のたびに大きな体をぎちぎちとさせていて、並び順によっては隣メンバーとの体のサイズの違いに震えそうになります。そしてあの優しい笑顔。あれは大きな体の男がしていい笑顔ではありませんよ。大きな体で全てを包み込んだ後、何もかもを懐柔しようとするようなとろけるような笑顔。あれは全ての人間を駄目にするために生まれた愛しい生命体だと思っています。(突然???)加えて彼には「破壊」という言葉がついて回るため、あの大きな体で抱きしめられた暁には命の保証がない。小さな命を愛してやまない彼ですがそれが人間にも通用するかはちょっと怪しいところ。そのスリルにすら愛を感じる。

脱線しました。

というか推しがでかければでかいだけこの世に存在する体積も増えるんですよ、さらに髪を伸ばせばだんだんと順調に増えていく。だと思ったら推しがよく食べてよく筋トレをしてもりもり大きくなっていくのを私はただ見守って、推しがこの世界に占める割合を増やしていくのを喜ぶしかない。

オタクってそういう生き物なので。


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