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【2021年最終結論】青入り白零サッヴァーク【全文無料】
こんにちは、ボドワン=ヘルガです。
最近話題のvampire survivorsを購入しました。あのゲームは本当にダメですね、時間が無限に奪われる。
だから他のことが手につかなくなっても仕方ない(しかたなくない)
と見苦しい言い訳をしましたが、ええ、皆さんの言いたいことはよくわかります。
なんで2022年が始まってそこそこ経ってから公開した記事のどこが”2021年”なんだ
と言いたいのでしょう。
しかしこれにはしっかりとした理由があります。このデッキでは、2022年になってから販売されたカードを1枚も使っていないからです。
2022年が始まって間もない時期に2022年のカードを1枚も使っていないデッキを2022年最新版として紹介するのはさすがに良心の呵責に耐えられないのでこう書かせていただきました。というか過去に自分がそういったサイトに何回も引っかかってキレ散らかしたことがあるので”そっち側”には行きたくないなという思いもあります。
あと、大まかなリスト自体は2021年の年末には思いついていたのでそういった意味でもこのデッキは実質2021年のデッキです。
![](https://assets.st-note.com/img/1645063761047-LbNSr5hJxO.png)
デッキ制作の経緯
まずはデッキに対する理解を深めてもらうために少しばかり自分語りをさせてもらえればなと思います。
去年の11月半ばに裁きの紋章を使ったデッキに興味がわき、調べてみたところ過去に①白零サッヴァーク②白単絶十の2つのデッキタイプが存在していることがわかりました。その時点ではどちらもデッキの名前こそ知っていたものの、どんなギミックでどんな動きをするのかは全く知らなかったため調べてみると
①白零サッヴァーク
・サッヴァークDGの能力で大型の光のドラゴンを踏み倒すデッキ
・大体のメタに引っかかる
・光のドラゴンであればなんでもいいので拡張性が高い
②白単絶十
・絶十の効果で光のカードをコスト軽減して1~3マナ程度で大型のクリーチャーを召喚するデッキ
・マナを払って召喚するので大半のメタはすり抜けられる
・多色のカードだと絶十の軽減効果を十全に生かすことができないので基本的に白単色カードしか採用できない
・十王編、王来編と多色推しのエキスパンションだったためマトモな新規が来ていない
このようなことがわかりました。
この2つのデッキの特徴を考えながら公式のカード検索で裁きの紋章のカードを調べていたところ、1枚のカードを見つけました
![](https://assets.st-note.com/img/1645135144919-NrjtvDmIOv.jpg?width=1200)
このカードを見つけた瞬間に脳裏に電流が走りました
メタクリが邪魔ならどけてから踏み倒せばいい
言葉にすると非常にシンプルですが、なかなかどうして思いつかないものですね。
この呪文を見つけたことで自分の気持ちは一気に白零サッヴァークに傾き、このカードを軸にしたデッキを作ろうと考えました。
そうして色々考えていくとこのカードの長所は実はメタの除去だけではないことに気が付きました。
このカードのもう一つの長所はデッキに入れる裁きの紋章の数を減らすことができることです。
この呪文で2体のクリーチャーを盾送りにすると表向きの盾カウントが一気に3枚増えるのでそれまで裁きの紋章を一度も使っていなかったとしてもサッヴァークDGのドラゴン踏み倒し効果が発動できます。
相手の盤面に毎回2体のクリーチャーがいるとは限りませんが、従来の型と比べると裁きの紋章の必要枚数が減るのは理解していただけると思います。
その後このカードと相性のいいカードを調べていて気が付いたのですが、このデッキはかなりLOの危険性が高いということがわかりました。
このデッキはドキンダンテで積極的にドローを進めることになるので従来の型よりもLOの危険性が高くなっています。そのためになにがしかの対策札を入れようと考えたのですが、白単色or無色のカードで対策することははっきり言ってムリだったため別の色を考えました。
そうして色々考えたのですが、青が一番自然に入りそうだという結論に至りました。その理由として
①ドキンダンテをマナ基盤として活用できる
②ドローソースが採用できるようになるため手札が必要なこのデッキと相性がいい
③イザナギテラスの存在
この3つがあげられます。
特に最後がとても大きく、山上5枚を探しつつ追加のドロー呪文を唱えたり、1マナ余っているならプレリュードを唱えてDGを出せる点が非常に魅力的でした。
これらの事を考えてなんやかんやした結果次のようなリストが完成しました。
ちなみに、公式のカード検索で知ったのですが裁きの紋章は特殊能力ではなく種族らしいです。確かにカードをよく見るとそう書いてありますね。これまで目ん玉に何詰めて生きてたんでしょうか。
あと、公式サイト曰く裁きの紋章Zは2種類あるらしいです。こちらはおそらく運営のミスでしょう。
デッキリスト
![](https://assets.st-note.com/img/1646099872211-XiIHFFgq0p.jpg?width=1200)
回し方
おそらくここまで読んでくれた人なら大体の回し方が想像できていると思いますが、ここで一度振り返ってみましょう。
このデッキは早期にドキンダンテを着地させ妨害することで時間を稼ぎ、煌龍 サッヴァークもしくは2体目のドキンダンテを建てて強固な盤面を作ってから殴るのが主な勝ち筋になります。
そもそもサッヴァークDGを出さないと絶対に勝てないデッキなので最優先で探しに行きましょう。
そして、次に重要になってくるのが”妖精のプレリュード”になります。この呪文があれば最速4ターン目にDGを出すことができます。逆に言うとこのカードがないとドキンダンテが出てきても手遅れになる可能性が高くなっています。
踏み倒す裁きの紋章とドラゴンはサッヴァークDGのcipで持ってこれる可能性があるので見切り発車しても何とかなることが多いです。上記2枚のカードを最優先で確保しに行きましょう。
回してみた感想としてはドキンダンテはマナに埋めてもサッヴァークDGを出すターンには引けていることが多いので、手札次第では初手に埋めてしまってもいいと思います。
ちなみに、サッヴァークDGの効果でターン終了時に裁きの紋章を踏み倒して表向きの盾が3枚になったら、その瞬間にドラゴンの踏み倒しができるようになります。
裁きの紋章の置き方とかはよくわかりません。このデッキには転生が採用されていないので1つの盾に重ねるよりも分散させた方が賢いと思います。
ただ、一つ例外があってそれは"魂穿ツ煌世ノ正裁Z"です。このカードは裁きZなのでむしろ裁きの紋章がある盾に置くことで表向きのトリガーとして相手を牽制できます。
採用理由
裁きの紋章
憤怒スル破面ノ裁キ
![](https://assets.st-note.com/img/1646056826739-B6P0b8EtbK.jpg?width=1200)
最軽量の裁きの紋章かつドロー札
あまりやることがない2ターン目に打てる裁きの紋章でドロー札。常に断罪が使えるわけではないのでこの呪文で1枚くらいは表向きの盾のカウントを稼いでおきたい。
剣参ノ裁キ
![](https://assets.st-note.com/img/1646056869317-ysBSJQcXnR.jpg?width=1200)
5枚目以降の憤怒
憤怒よりも欲しいカードを引っ張ってくる能力は高いものの、3コスのドローソースなら最低でも2枚はドローしたいので若干不満が残る。
断罪スル雷面ノ裁キ
![](https://assets.st-note.com/img/1646056916257-g7rcPGmH8d.jpg?width=1200)
このデッキの核となったカード
これまでさんざん語ってきたので省略
魂穿ツ煌世ノ正裁Z
![](https://assets.st-note.com/img/1646056983165-YsRTSLbKX5.jpg?width=1200)
断罪の5枚目以降
裁きZが付いていることが断罪との差別化点だが、盾送りにできる枚数・範囲を考慮した結果こちらの枚数を減らすことになった
大型ドラゴン
禁時混成王 ドキンダンテXXII
![](https://assets.st-note.com/img/1646057645853-iS99nZIc8s.jpg?width=1200)
このデッキの切札
とにかくこいつを建てよう以上!
煌龍 サッヴァーク
![](https://assets.st-note.com/img/1646057771054-e2rz1EjvFV.jpg?width=1200)
完全に詰めるための札
このクリーチャーを出すことでただでさえ固い盤面がさらに固くなる。もう使わない表向きの盾を有効活用できる点や、その盾が墓地に行ってクリックで山に戻る点などもこのデッキとマッチしている。
しいて言うなら殴るときに山が2枚減るのが気になる程度か
煌世主 サッヴァーク†
![](https://assets.st-note.com/img/1646057988427-Mk3e6nEOtd.jpg?width=1200)
クソデカ、クソツヨハヤブサマル
絶対に通せないアタックをこれで防ぐことができる。パワーも17000あるので十分だといえる
その他
サッヴァークDG
![](https://assets.st-note.com/img/1646058140714-UGs543LZKE.jpg?width=1200)
このデッキのメインパーツ
透明妖精リリン / 妖精のプレリュード
![](https://assets.st-note.com/img/1646058275430-aLIuBVgGHz.jpg?width=1200)
このデッキのキーカード
このカードを使ってサッヴァークDGを早出しすることで勝利に大きく近づくため4枚採用
奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ
![](https://assets.st-note.com/img/1646058288511-idjLCl9ggP.jpg?width=1200)
上面
単純に強いメタ札
こちらが事故っていたとしてもこのカードで時間を稼ぐことでなんとかDGを間に合わせることができる。
下面
殴るときのトリガーケアとしてはもちろんだが、あと1ターン待って欲しいときに打つことで上から目線の命乞いができる点も高評価。
大型獣で殴るこのデッキにとってGSは相性が非常に悪く、万が一相手にターンを返すことになったとしてもこの呪文さえ唱えておけば相手の動きを大幅に牽制できる。
【今すぐ】うわっ…相手の攻撃止めすぎ…?【クリック】
![](https://assets.st-note.com/img/1646058483662-OtAIhyM3FW.jpg?width=1200)
LO対策札兼受け札
神の試練とどちらを採用するかは迷ったものの、総合的に評価してこちらを選択した。
蒼狼の大王 イザナギテラス
![](https://assets.st-note.com/img/1646058709282-j2eFI2mNb4.jpg?width=1200)
このデッキがt青になった原因その2
小回りがよく効くので積極的にプレイしたいものの、最速DGをした場合は完全に腐ってしまう点に注意が必要。手札と相談してマナに埋めるのも考えた方がいいかもしれない。
採用候補のカード
天ニ煌メク龍終ノ裁キ
![](https://assets.st-note.com/img/1646056772419-d645s7WclC.jpg?width=1200)
そもそも除去としても表向きの盾を稼ぎたいという点から見ても盾送りの方がフリーズよりも強いと考えているので不採用。
また、従来のデッキと違い白マナだけでなく青マナまで要求されるので無色カードの採用はできる限り控えたい点も逆風
神の試練
![](https://assets.st-note.com/img/1646058869812-ub16S00O45.jpg?width=1200)
LO対策札その2
受け札としての性能を評価してクリックを選択した。受け札が過剰ならこちらを採用してもいいかもしれない。ただ、このデッキはかなりコストが固まっているので大量ドローが難しい点には注意が必要。
転生ノ正裁Z
![](https://assets.st-note.com/img/1646057044695-z9xj0GDZdO.jpg?width=1200)
この呪文は1枚の盾に裁きの紋章が大量についている場合に強力に使えるカードなので裁きの紋章の枚数を絞っているこのデッキとの相性はあまりよくないため不採用。
機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」
![](https://assets.st-note.com/img/1646059099624-k4m8gcdLR7.jpg?width=1200)
トリガーケアがチャフ1枚で済んでいるため採用するメリットが感じられず不採用。
青マナを増やしたいなら入れてもいいかもしれない。
エナジー・Reライト
![](https://assets.st-note.com/img/1646057103863-YjGTcmcFTi.jpg?width=1200)
正直な話ドロソとしての役割や青マナになることを考えたら剣参と入れ替えたいが、さすがに裁きの紋章が少なくなりすぎるため不採用。
時の法皇 ミラダンテⅫ
![](https://assets.st-note.com/img/1646059414058-1yZi8Fl5BF.jpg?width=1200)
採用しているドラゴンを革命チェンジで手札に戻すことのデメリットの方が大きくなるので不採用。そもそもドキンダンテはエクストライフが邪魔で革命チェンジ出来ないんですけどね!
しいて言うならギラメシアを使いまわせるのでそこだけは評価できるかもしれない。
ゼロの裏技ニヤリー・ゲット
![](https://assets.st-note.com/img/1646059507834-gwaDe3klEl.jpg?width=1200)
このデッキにおいて無色のクリーチャーが立っているということはつまりサッヴァークDGが出ているということなのですでに十分手札が潤っている可能性が高い。手札が欲しいタイミングとかみ合わないので今回は不採用にした。
ただ、腐りがちな2枚目以降のリリンに対してG0達成条件という役割を与えられる点(リリン+ニチャリーで動いても手札が1枚増えている)や、このデッキのキーカードがどちらも無色なので最悪手打ちをしても悪くないことを考えると採用してもいいかもしれない。
偽りの王 ナンバーナイン(ツインパクト版&GS版含む)
![](https://assets.st-note.com/img/1646059289085-EnHef3aYMT.jpg?width=1200)
今回はチャフを採用したため採用する理由がなかったものの、ミクセル抜き構築なら採用する価値は十分にあるだろう。
おわりに
このデッキを回していて気が付いたんですがプレリュードとDGがどちらも無色なおかげでマナの色に縛られずにプレイできるのが非常に便利ですね。
そういえば今回から投げ銭記事なるものをやってみることにしました。CS入賞もしてない山が有料記事として販売するのも変な話ですしね。
う~ん…これまで長々と話してきたのでもう話すことがないですね
ツイッターもやってますので良ければフォローお願いします
Twitterのリンク→https://twitter.com/Baudouin_Helga
誤字脱字等がありましたらコメント欄によろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました
最後に今回参考にしたけみくろさんの動画と、GP7thのアーカイブ置いておくので気になった方はそちらもどうぞ。
参考資料
決勝戦から始まるようになってます(元動画のコメント欄に他の試合のタイムスタンプもあるので気になった方はそちらからどうぞ)
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