第22回:1日90分の英語学習時間の作り方
こちらの記事では、1日90分の英語学習時間の作り方についてご紹介します。
第7回の記事でご紹介した通り、筆者はChatGPTを用いてかつ学習範囲をうまく選択すれば5,000時間くらいでビジネス英語をペラペラになれると思っており、1日90分学習すると英語ゼロの方でも10年、TOEICで700点程度とれる方は6年半程度でペラペラになる計算になります。
① 通勤電車の中(30~60分)
「ながら学習」の中で最も長い時間を確保できて多くのことができるのが通勤電車の中です。通勤電車の中では、
文法、単語(、熟語、会話表現)を学習
英語のYouTube動画を視聴(リスニング)
自宅でChatGPTとQ&Aセッションや会話ロールプレイを行ったものについて、自分の発話部分の文法間違い、不自然な表現をChatGPTに指摘してもらったものやChatGPTが提案してくれた代替表現を学習
読書、ネットニュースを読む(リーディング)
ができます。
行きも帰りも通勤電車が英単語帳やスマホを開くことができないくらい混んでいるという方は、できる学習はYouTube動画でのリスニング練習のみになるかと思います。
以下の②~⑥がYouTube動画でのリスニングの練習しかできないため、リスニング以外のポイントも強化が必要な方は通勤電車の中ではできるだけ文法、単語、会話表現の学習に時間をあてたいところですが、YouTube動画でリスニングの練習をするに際して字幕をみながらiちごんいっくを理解するようにじっくり学習できるのも通勤電車の中だけなので、その点を強化したい学習ステージの方は通勤電車の中でのリスニングの練習もお薦めです。
② ジョギング中(20~40分)
通勤電車の中の次にまとまった時間を確保できるのがジョギング中です。
ジョギング中は、できる英語学習はYouTube動画によるリスニングの練習になるかと思います。
③ 食器洗い・料理中(15~45分)
こちらもYouTube動画でのリスクニングの練習にまとまった時間がとれます。ジョギング中と比べると雑音が多く聞き取れない内容は増えるため、自分の限界ぎりぎりというよりは比較的ゆっくり話してくれるコンテンツを視聴するのがよいと思います。
④ 筋トレ中(15~30分程度)
こちらもYouTube動画でのリスニングの練習に一定程度の時間を確保できますが、筋トレ中は集中している瞬間も多く、やはりゆっくりめのコンテンツを流しておくのがよさそうです。
⑤ 洗濯物干し・たたみ中(15分程度)
こちらもYouTube動画でのリスニングの練習に一定程度の時間を確保でき、それほど雑音はないものの、筆者はやはり話すスピードがゆっくりめのコンテンツを流すようにしています。
⑥ 部屋掃除中(15分程度)
こちらもYouTube動画でのリスニングの練習に一定程度の時間を確保できます。
上記の①~⑥の「ながら学習」で、
などで1日60分の英語学習時間をねん出したいところです。
⑦ 自宅で机に向かって学習(15分~できれば30分程度)
どうしても「ながら学習」ができないのは、一番大切なスピーキングの練習(ChatGPTとのQ&Aセッション/会話ロールプレイ)です。
こちらは1日15分からできれば30分程度時間をとって流ちょうに話す練習を繰り返していけば、1か月ごとにみるみる話す力がついていっているのがはっきり体感できると思います。
まとめ
上記の通り、1日90分といっても自宅で机に向かって集中して学習する時間を確保する必要があるのは15~30分のみです。(この1日15分の確保が難しそうであれば、自分で思っているほどは英語の学習をしたい/しなければならないということでもないということになるかと思います。)
上記以上に机に向かって英語を学習するやる気・時間のある方はそれに越したことはないのかもしれませんが、通常は英語以外に仕事、私生活、他に学習したいことなどがあることの方が普通かと思い、上記のようなかたちで1日90分の学習時間を確保できれば他を犠牲にすることなくビジネス英語を6年半でペラペラ話せる能力を手に入れられることになります。
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