ラジオで読まれた思い出のメール
今回はラジオ投稿に関する、少しマニアックな話を書いていきたいと思います。
僕の趣味は、ラジオ番組を聴くことです。
ありがたい事に、今まで様々なラジオ番組でメールを採用していただいたのですが、たった一度だけ「一風変わった形」でメールを採用してもらった事があります。
パーソナリティーが僕のメールを読み終わった瞬間「うわ~、すごい!こんなメールの読み方もあるんだ!」と思い、思わず鳥肌が立ちました。
そんな思い出の投稿エピソードを、今から紹介させていただきたいと思います。
今回のnoteの主役は、ますだおかだの増田さんです。
僕は、ニッポン放送で昔放送されていた「ますだおかだのオールナイトニッポン」というラジオ番組が大好きで、毎週夢中でメールを投稿していました。
この番組のネタコーナーはポイント制度が設けられていて、その月に一番多くポイントを獲得したハガキ職人は「月刊チャンピオン」として表彰され、ちょい古帽子というノベルティグッズがもらえました!
当時もらったちょい古帽子や、番組特製千社札は今も宝物として大切に保管してあります!
本当にたくさんのメールをますだおかだのお二人に読んでいただき、番組の中で増田さんが「ブーメランチャンネル読まれすぎやろ!他の職人がやる気なくすで!」と言ってくれたり、フリートークの中で僕の話題をよく出してくれたりもして、本当に嬉しかったのを覚えています。
月刊チャンピオンとして僕の名前が書かれている、ますだおかだのオールナイトニッポンのホームページがまだ残っているのですが、懐かしくなって今でも時々見返してしまいます。
僕にとって「ますだおかだのオールナイトニッポン」は、今も忘れられない思い出のたくさん詰まった特別なラジオ番組です。
そんなますだおかだのオールナイトニッポンが終了して約10年後。
ABCラジオで「よなよな…」というラジオ番組が始まりました。
この番組は、ますだおかだの増田さんと塚本麻里衣アナのコンビでスタートしました。
少年時代に夢中で聴いていた増田さんの声を再びラジオから聴けて嬉しくなった僕は、オールナイトニッポン時代のようにまた増田さんにメールを読んでほしくなり、この番組への投稿を始めました。
そして今回のnoteのタイトルにもした「ラジオで読まれた思い出のメール」という本題にここから移っていきます。
ある日の放送で僕のメールを増田さんが読んでくれたのですが、そのメールの読み方がすごかったんです。
僕はその週、ある芸能ネタに対して二つの視点からネタメールを送っていました。
詳しく説明すると、ある芸能ネタに対して、Aパターンのオチのネタメールと、Bパターンのオチのネタメール、つまり扱った芸能ネタは一緒だけどオチの全く違う2通のネタメールを送っていました。
「どちらかのメールが読まれたらいいな~」
なんて思いながらラジオを聴いていたら、僕が書いたその芸能ネタのメールが採用されたのですが、ビックリする出来事が起こったのです。
ちなみに「よなよな…」というラジオ番組はLINEライブも行っており、スタジオの映像が生放送されていました。
僕はその日の放送をLINEライブで視聴していたので、僕のメールが読まれたその瞬間もバッチリ映像で見ていました。
ちなみにこの時、増田さんは複数枚のメールを重ねて両手で持っていました。
そしてまず最初に、一番上に持っていた僕のメールを読み始めました。
そのメールの内容は、先程説明した「Aパターンのオチ」の芸能ネタでした。
メールの中盤辺りまで読むと、増田さんは読みかけのそのメールを左手でさっと左の方向へどけて、なんと右手で持っていた2枚目のメールを読み始めたんです。
そしてその右手で持っていた2枚目のメールは、なんと僕が書いた「Bパターンのオチ」の芸能ネタでした。
そしてしばらくその「Bパターンのオチ」のメールを読み進めると、さっき途中まで読んだ左手で持っていた「Aパターンのオチ」のメールを「Bパターンのオチ」のメールの上に戻し、「Aパターンのオチ」のメールの後半部分を読み出し、文章を締めくくったのです!
つまり僕が送った2通のネタメールを、増田さんが組み合わせて読んでくれたんです!
しかもラジオの生放送が終わった後、自分が送った送信メールを読み返したのですが、僕の文章を一切変えず、うまい具合いに2通のメールをミックスさせてくれていたのです!
「増田さん、すげー!!」ってめちゃくちゃ思ったし、2通のメールを器用に入れ替えながら読む増田さんの映像を見て、なんか鳥肌が立ちました!
増田さんご本人がおっしゃっていたのですが「よなよな…」のネタメールって、増田さんが何時間も前にスタジオ入りして、全てに目を通していたそうです。
だからきっと本番前のネタ選びの段階で、僕から届いた2通のメールを見ながら「これ一つにまとめられるな〜」みないな感じでいろいろ考えてくれて、ミックスさせてくれたんだと思います。
しかも2通のメールを組み合わせるなら、文章の内容を多少イジッてもいいのに、全く文章をイジらず、自然な感じで一つの文章に再構築していたので「すごいな~!こうやって送れば良かったのか〜!」と感動してしまいました!
調べたら、その時の映像がアーカイブとしてまだ残っていたのでもし良かったら見てください!
1時間4分45秒辺りから始まる「ラジオネーム・ブーメランチャンネル」の板東英二さんのネタメールの部分です!
しかも増田さんは、2通のメールを組み合わせ件に関して放送中に一言も触れず、サラッとやってくれたんですよ。
なんかそれが「かっこいいな~」って思って。
だから2通のメールが組み合わされた事実を知っているのは、メールを読んだ増田さんとメールを送った僕の二人だけなんですよね。
ラジオの電波を通して、増田さんからこっそり「ブーメランチャンネル、こういう場合はメールを2通に分けて送らずに、一つにまとめた方がおもろいで!」って教えてもらったような感覚になり、とてもしびれました!
こういう形でメールを読んでもらった事が今まで一度もなかったので、なんか今でも強烈に印象に残っているんですよね。
増田さんて、すごくないですか??
このエピソードをみんなに共有したくて、いつかnoteに書きたいなってずっと思ってたんです。
やっと書けた!!
そんな増田さんの事が今もずっと好きで、増田さんが大阪でやっているラジオの「夕刊ポエム」というコーナーに、少し前から投稿しています。
オールナイトニッポン時代から数えると本当に長い期間、増田さんのラジオに投稿し続けています。
「増田さんのラジオ」が大好きなので、これからも増田さんのラジオに投稿するのは一生やめられなさそうです。