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諦める。それだけで初心者は戦える。

初心者の壁。それは「勝てない」事。

和了れない。和了る前に和了られる。和了る前に振り込んでしまう。テンパイすら出来ない。こうして点棒と心を消耗してしまい、初心者は麻雀から離れていく。

だからこそ、初心者・初級者に伝えたい事がある。

麻雀は「負けるが勝ち」

よく考えてみて欲しい。麻雀は1局毎に4人のうち1人が勝つ。つまり、7割以上は負けるゲームだ。ハッキリ言ってこんなゲームを長々と続けられるなんてドMだと思われても仕方ないと思う。しかし逆に言えば初心者にも必ずチャンスのあるゲームだ。

では、どうして初心者は負けるのか。
「負け方で負けている」からだ。

麻雀で自分が勝つとき。それは自分が和了るパターンしかない。ところが、負ける時には以下のようなパターンがある。

①自分がテンパイして相手に振り込む
②自分がテンパイして相手のツモ和了り
③自分がテンパイせず相手に振り込む
④自分がテンパイせず相手がツモ和了り
⑤自分がテンパイせず相手同士での振り込み

さて、どれが最も失点が少ないだろう。
自分がテンパイせず相手同士での振り込み
これが最も少ない。何せ1点も失う事なく局が終了する。しかも、労せずして誰かが最下位へと沈んでくれる。

逆に、最も失点するのはどれだろう。
①自分がテンパイして相手に振り込む
③自分がテンパイせず相手に振り込む
自分が相手の和了り点を100%負う。当たり前だけどこれが最悪だ。
しかし、初心者には①と③の違いが分かっていない。①には自分が勝つチャンスもあったが、③には100%の負けしかない。初心者は、ひたすら③を繰り返して沈んでいく。

それでも、初心者はどうしても和了りたい。和了らなければ勝てないと考える。

違う。振り込まないから勝てる。
自分の代わりに初心者が振り込んでくれるから勝てる。

お分かりだろうか。初心者が振り込む事で、他三者は勝ちと⑤の負け(無傷)で済む。これを理解出来れば、何をしていいか分からなくても、初心者は卒業だ。

麻雀はアンチ大事マンブラザーズ

・負けない事
・投げ出さない事
・逃げ出さない事
・信じ抜く事

これらが初心者を③に導いていく。
とっとと捨てて構わない

麻雀において大事な事は、正しく負ける事。
ダメ手牌を投げ出す事(実物を投げては❌)。相手の立直から逃げ出す事。
そして自分がテンパイした時だけは、手牌を信じよう。

さあ、これを読んだ貴方。アプリを起こし、対局を始めるのです。全ては強くなる為に。

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