理牌すれば、上手くなる
今回の内容はシンプルです。
自動理牌機能を外す事で、牌の繋がりを立体的に考えるようになろう。
はい、お疲れ様でした。次回のnoteをお楽しみに。
……って終わるのも味気ないので、詳しく説明しましょう。
自動理牌機能とは
殆どの麻雀アプリ・ゲームで実装されている標準機能。バラバラで配られるはずの配牌を種類別に分け、数牌の少ない順で並べかえてくれる素晴らしい機能です。しかし、それ故に初心者の成長を妨げている一面もあるのでは?と考えています。
自動理牌の弊害とは、複雑な形を脳内で分解、組立しなければならないこと。
簡単な例を挙げます。何切りますか?
これを読んでいる方は、ある程度出来る人と推測していますので、四萬ツモ切りになると思いますが、ここで三萬切りになる人の為の記事だとご理解下さい。
1枚隙間を空けると解りやすいでしょう。
麻雀に慣れた人は、意識しなくても上の画像のように2面子に変換できます。
しかし、初心者は並べられた順番に読み取るので、ここで四萬の暗刻が出来たと思う訳です。
対々病や七対子病の原因
牌を見た目通りにしか読めない事
複雑な組み合わせになった牌を頭の中で面子に分解するのは大変です。ところが、同じ牌だけを見つけるなら初心者でも出来ます。
「よく解らないけど対子があるから七対子」
この発想をぶち壊す為には、自分で理牌するしかありません。
自動理牌を外して、自分で牌に触ろう。
きちんと牌の繋がりを理解する為にも、自分で理牌するというのは初心者に必要な訓練です。現実の麻雀講座や教室では、バラバラの配牌を自分で並べ替え、ツモ牌を自分で組み込みます。なので教えずとも自然に身に付きますが、アプリやゲームでは勝手に理牌してくれます。なので理牌の重要性を教える人もいないのです。
しかし、ただでさえ役やらルールやら覚える事が山積みの初心者にとって、理牌は大変な作業かもしれません。しかし強くなる為には必ずやって欲しいので、どうか試して頂きたい。CPU戦やテストプレイ等、とにかく時間をかけられる環境での練習がオススメです。何なら麻雀牌買って下さい。麻雀牌が一番の教科書です。
理牌していると、麻雀牌には色んな見え方があると気づけるはずです。自分で理牌するのが楽しくなったら、最速で初心者を卒業できるでしょう。
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