掲載をお休みしておりました
みなさま、こんにちは。ご無沙汰しておりました、バウムの書です。約1ヶ月半ほど、掲載をお休みしておりました。
お休みしていたことについて。
8月14日昼過ぎに少しずつ流れてきた情報として、このnote.com上で投稿者のIPアドレスが掲載されていたことがわかりました。それらを消す対処は完了したと、その日のうちにnote側から連絡をいただきましたが、わたしはその内容に、かなり不満を持っていました。詳しくは最後尾へ(*1)。
IPアドレスの件そのものももちろんなのですが、原因を含む状況説明に具体性がなく、文体も一般の利用者へのお詫びになっておらず、ごく一部の事例のみ想定しているのではないかという違和感。
そのときは知らなかったのですが、ネット上の投稿者Aさんとnote上のBさんが同一人物であるかないかをIPアドレスで判断することはできないですよという話のみ、note運営者は念頭においていたのです。わたしは、最後に書きますような「一般人が不安に思うことをしておいて、いったい何の話をしているんだろう」という、まるきり異なる視点に立っていたのでした。
note運営者側にすぐ質問をしましたが、返事は定型文のように思われて、軽んじられているという思いが抜けませんでした。
ただ、その怒りがおさまらない期間中に、ここに思いをぶちまけることは、したくなかったのです。ですから、ただ黙って休みました。
本日、9月30日に、note側からこの1ヶ月半でのことを説明する文章が掲載されましたので、それを機に、ご挨拶を兼ね、休んでいた理由をこうして文章にすることにいたしました。
まずその前に、明るい話題(イベント告知)
10月16日(金曜日)に、平日ではありますが、杉並区某所(JR駅から徒歩数分)で、2時間ほど「バウムの会」を開催します。初めての方でも、ご参加いただけます。あと2名さまくらいは余裕がありますので、お早めにお問い合わせください。
バウムクーヘンを撮影し、カットし、持ち帰る会です。いまの状況を考えて、その場での試食やティータイムは設けませんが、それでもよろしければ、ぜひお越しください。
予算は、だいたい、3000円以内を目指しておりますが、前日にならないと具体的にはわかりません。
連絡先は、
https://baum.daynight.jp/
に、各種SNSなどへの案内がありますので、お好みの方法でお願いします。
今後について。
少しずつ、バウムクーヘンに関する話題を復活させたいとは思っていますが、以前ほどたくさんを書くことは、できないかもしれません。いつかこの気分を切り替えることができたら、また勢いがもどってくることも考えられますが、もう少々お待ちください。
IPアドレスの件、補足(腹を立てている/いた理由)
上でも書きました(*1)けれども、IPアドレスというのはとてもたいせつなものです。大都市に住んでいて、誰もが使っているプロバイダの回線を利用している人であれば、IPが知られたらどうなるのか、あまり実感はわかないかもしれません。
ですが、たとえば人口の多くない地域にお住まいの方だったらどうでしょう。IPアドレスからプロバイダ名(その地域にしかない接続業者である場合も)が知れることもあります。
そしてその人が、普段のネット上では投稿内容に地名や職業を入れていて、noteで書いている内容は、それらとまったく無関係の個人的または深刻な内容であった場合、両者が同一人物「かも」と人に思われる材料(IPアドレス)が流出したというのは、大きな不安です。
note運営者側は本日のお知らせで、ウェブ上に残る情報(ウェブデータのcache)をすでに消去依頼に出し、消去が完了したサービスもあるようですが…。だから不安に思うなというのは、なかなか難しい話です。
さらに、世の中には固定IPというものがあることを、今回の騒動でnote側は大きな問題にしませんでした。コメントを寄せている方々には「固定IPの人というのはほとんどいない」というご意見もあったようですが、実はわたしの周囲には、けっこういます。
自宅の建物で一部をオフィスや店舗にしていて、そのIPを使うのは関係者だけという状況は、容易に思い浮かびます。
それらの人は、もしかすると上記の例と同様に、仕事の時間中に書いた公的な内容と、noteに書いたとてもデリケートな内容(匿名で書きたい内容)を使い分けしていたつもりだったのに、同じ人物であるかどうかを詮索されかねない状況になりました。
この不安は、その人が有名人であるかどうかは関係ありません。そして、書いてきた内容が犯罪でなかったのなら堂々としていろといったご意見が仮にあるならば、残念ながら相容れません。匿名だから書けた内容(たとえば闘病や、犯罪被害など)は、ずっと匿名でありつづけたい場合が、ほとんどでしょう。
わたしが何に怒っている/いたか。
それは、note運営者側が最初に、ある一部の人々(有名人)のIPについてのみ念頭においていて、一般利用者の「これからもちょっとしたはずみに自分の書いた個人的な内容と関連付けられてしまうかも」という不安には、目を向けていなかったことです。
以上、かなり長い説明になってしまいましたが、ご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
なかなか遠出も難しくなったご時世ですが、落ちついてきたら、普段は電話やメールなどでお世話になっている洋菓子店さんの訪問をしたいと思っています。交通費などに使わせてください。