いつもの歳末感に踊らされないように
年末になるといつもの忙しさに思考能力ゼロ!戦闘能力全開!!
となっていましたが、
2021年からお花の仕事はしなくなったので
何かしないといけないんじゃないのか?といつもの癖が出てしまい
焦る気持ちを抑え、客観視し続け年が明けると脱力していました。
今年はもうちょっと客観視できるようになり
世の中の喧騒を俯瞰できるようになりました。
修行僧はこんな感じで世情をみているのかな。
私の場合、長年の花の仕事の賜物からか?
空気感を読むような世の中の動きを汲もうとしてしまうところがあるので
この騒々しい歳末感に流されそうになり、
この方のワークショップに行ってきた方が良いのではないのか?
ちょっとばかしワークショップをした方が良いのではないのか?
来年の運気をユタの方に視てもらいにいこうかしら?
と、うっかり考えてみたりして無駄に悩みを作ってみたりして
忙しさを演出しようとしているのか?
そんな風なことに1週間時間を遣ってしまっていました。
暇だと無駄な出費をしがちです!
今年の年末もそんなはやる気持ちにせかされそうになるけれど
ちょっと待って!それって必要?
と考えると年が明けたらどうでも良いと思えてしまう事柄に囚われて
今の時間の空白を埋めようとしているだけだと我に返るのです。
自分には関係のないことに気をもんでみたりするのは幼いころからで
父にはそのことをよく指摘されていましたが、
自分と関係のないことの境界線が判らなかった頃は
本当によく色々な事柄に巻き込まれたり、渦中にいたりして
本来は考えなくても良い事に時間を遣い、感情を掻き立てられていたなと思うのでした。
そういう時間が人生のほぼ大半を占めていて
本来したいことを出来ない言い訳にしていたのかもしれません。
今年一年はきっとそういう視点を持つように訓練した年だったのだなと
匍匐前進よろしく、作品を作るうえでの自身の心の持ち方
物事の捉え方を学んだのだと思います。
『職業』に当てはめて考えるのは
まるで『花の資格』に当てはめるのと同じようだなと思えます。
今は職業を自分で作っていける時代なのでしょうか。
作品もテーマだのなんだのと人に伝える言葉を考えたりしていますが
その前にその植物から見えた光景を具現化することをしています。
そしてその前に自分という土台の在り方を見ながら、
『職業』じゃない生き方をしている今の時間なのだと思います。