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ここ最近のキングダムハーツに思うこと
そういえばこのnoteはキングダム ハーツのあれこれを書くために作ったアカウントだということを唐突に思い出した。
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いきなり作品年表を出してなんぞやとなるかもしれないが、いつぞやかからキングダム ハーツシリーズのディレクターが「1年に最低一作品以上は出す」という宣言をしていた(はず)なので、KHBbSからシリーズファンとして作品のリリースにリアタイしてきた身として、実際のところどうなのだろうと思って表にまとめてみたものが上の画像である。ゲーム本編だけでなくオーケストラ(オケコン)や一番くじといったイベントごとまで入れているのは、2016年に初めて演奏会イベントとして催された「First Breath」でナミネ役の中原郁さんと留まりし思念(テラ)役の置鮎龍太郎さんの朗読劇で、KH2FMの留まりし思念を倒したあとに留まりし思念が言い切っていなかったセリフ「そうか、お前の強さはー」の続きが朗読されるという、ゲーム外の場所にたまにそういった(ファンにとって)大事な情報が出ることがあるからである。当時大阪会場で聞いたときにはその驚きと下村陽子さんのアンコールで弾いてくれた「Dearly Beloved」のジャズアレンジで感動しきりだった。
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話を戻すと「1年に最低一作品以上」という約束は、ゲーム作品のリリースがなかった2016年、2018年にはそれぞれイベントが入っており、イベントを込めるとこの公約は2009年から(そのころには言ってなかったと思うが)達成されているといえる。ただ、ダークシーカー編が完了し、次のロストマスター編へのつなぎの役割も担っている2020年の「KHMoM」以降、完全新規のゲーム作品はリリースされていない。20周年記念ということでKHIVのティザーを出したものの、そこからすでに2年以上の時を経てしまっているし、21年以降は過去作品のリマスター版を他プラットフォームに移植するという外注作業しかできていないように思える。要するに3年間は新作が出ていないに等しい状況である。
昨今のゲームハードの高性能化は開発の長期化につながっているのはFF16やFF7リバースなどをプレイしていて十分に感じているし、そういった意味でストーリーとしても完全新規となるKHIVをすぐに出すことが難しいとは思っている。そのために、スマホの新作を出すことでシリーズファンを「つなぐ」戦略としてのミッシングリンク(KHML)なのだろうという認識である。
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KHMLは昨今のスマホゲームの中でもポケモンGoなどに見られる「位置情報を使う」タイプのゲームになっている。不幸なことに初回のクローズドβは中国駐在中だったため申し込みの場に立てず、そして帰国してからもβテストには全落ちの状況である。KHUXに車買えるくらい課金してKH3に名前を載せてもらった過去の栄光(愚行)があっても、通らないものは通らない。このKHMLは昨年10月に突如発表されたのだが、まだ正式サービス開始には至っていたい。そんな中、5月末~6月はじめにかけてKHのイベントごとが一気にやってきた。
KH一番くじ(第四弾)
ナムコ系ゲーセンでのXIII機関プライズとそのキャンペーン
(ウエハース?)
一番くじはファン層への販促イベントとして、新作がリリースされる直前に行われてきた。第一弾はKHIIIの発売前、第二弾はKHMoMの発売前、第三弾は20周年記念だが、今回の第四弾は…
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そう、KHMLの販促イベント…になるはずだった。ナムコのプライズに付属している台紙には公式サイトの掲載されたQRコードと「事前受付中」の文字。実際のところは、まだβテストを繰り返している状況で、どう考えても今年中にリリースされるかも怪しい雰囲気が出ている(この前のβテスターたちの反応を見るに、だいぶ製品版っぽい感じにはなっているようだが)
QRコードで公式サイトにアクセスしても「続報を待ってください」なので、これはKHMLのプロモになるかといえば、すでに失敗のようにも思える。
先期のスクウェア・エニックスの決算資料で利益が下がったことでSNSだと「スクエニだめじゃん」みたいな風潮がある(といっても自身が勤めてる企業よりも利益率も利益の額もダンチなのでそこはコメントしづらい)
スマホゲー市場の売り上げも微減しており、SDタイトル(いわゆるスマホでもできる画面解像度のゲーム)もPC版を同時に出すなどの選択肢を検討していると中期経営計画の資料にも掲載されていた。
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…それはわかるんだけどさ。
……それはわかるんだけどさ。
早くKHIV出してくれない!???25周年記念作品とかにするつもり???おじさんもうアクションRPG年々辛くなってるよ!?
FF7リバースの続編製作で忙しそうなディレクターさんへ、アルティマニア読みました。KHMLもいいけど、ロストマスター編もよろしくお願いいたします。