キングダム ハーツ3感想~原作未視聴のザ・カリビアン編
ザ・カリビアン
原作映画:パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ
(KH3では3作目のワールド・エンドの時系列)
原作映画は1作目のみ視聴
現在も原作映画は未視聴
【ざっくりと導入】
歌を歌いながらイカダで海を行くソラたち。楽しい航海と思いきや、海の途切れにのまれ、目が覚めると…
【感想】
キングダム ハーツ2にも登場した「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの続編として、なんとカリブ海を航海できるようになった。ソラたちの衣装も秩序の魔法が適用され、海賊らしくなっているではないか。
何よりもびっくりしたのは、実写映画さながらの映像クオリティ(これは最後のシーンでさらに驚かされることとなる)、この表現力がすごい2019大賞。
ソラたちの船リヴァイアサン
広大な海を舞台として、水中戦、艦隊戦、そして空中戦とさまざまな要素を入れ込んだ贅沢なワールド、そして世界観に抜群にマッチした戦闘曲。
「俺は海を自由に冒険したい!」というソラの発言の通り、航海を楽しみ、海に潜り宝探しをし、時に大砲をドンパチし船と戦う。
このワールドは原作映画を観ずとも、十分に楽しめる出来ばえであることは間違いない。私が今も原作映画を観てないのは、登場人物の関係性もストーリーの中でちゃんと記述されており、知識の補完が必要ないからである。
(開幕のヨーホーヨーホーの歌を聴けばこのワールドで何が起きているかわかるようになっている)
(恒例のパーレイおじさんはレースに勝つとめちゃくちゃうれしそう)
空中戦のレイジングヴァルチャーや、やたら火力の高いアンカーパイレーツなど、戦闘面で少し難しい面があったが(水中戦もフィニッシュ攻撃がやたら硬直長くて3段で止める)、そこらへんは大きな海のような心で許した。
もはや実写映画ですよこれは・・・
このワールドでは、ソラは愛について話すシーンがある
「まだ俺には愛がどんなものかよくわからないけど 心の強い結びつき 繋がりだってことはわかる 心の繋がりが簡単に引き裂かれたりするもんか!」
今までのディズニーワールドでたくさんの愛を見てきたソラは、カイリという想い人がいても、その気持ちが愛かどうかわからない。ということだろうか。愛だと思うんですけど(名推理)
結果的にウィルはフライング・ダッチマン号の新船長となり、呪いにより10年に一日しか陸にいられなくなってしまう。ソラはたった一日なんて短すぎるというが、ジャックが「心を通わせるのに 時間の長さは関係ないさ」とソラに気づきを与えてくれた。
アレンデールで、姉妹が再び心を通わせたことで、一緒にいられることの大事さを知ったソラ。強い心の繋がりがあれば、離れ離れになっても大丈夫だと教えてもらったソラ。そして、心を繋げることに時間の長さは関係ないと教わったソラ。物語はクライマックスへと進む(あとひとつあるけど)
【まとめ】
・映像すごい
・艦隊戦はイメージ通りに最高
・ストーリー、設定の説明がちゃんとなされており、原作未視聴でもきっちりと楽しめるようになっている。