夢とはなんぞや
小糸です。
とあるソシャゲのキャラクターにガチ恋してる既婚女の話です
旦那の事は別できちんと愛しています
私自身に浮気をしている、という自覚はありません(が、それについて悩んではいます)
脳内でお付き合いをしているので、当然のごとく同担拒否と言う面があります(お相手の名前は今の所出すつもりはありません)
以上に理解のない方は、お読みにならない方が宜しいかと思います。
一般的に、2次元のキャラクターに恋をしている女性の事は総じて〝夢女子〟と言われています。
ただ、〝夢〟と言うのが、考えれば考えるほどよく分からなくなってきまして。
そもそも私は夢女なのか?2次元コンプレックスなのか?それともフィクトセクシャルなのか?またはそれ以外なのか?と悩んではいますし、上記に上げている言葉も、果たして正しいのかすら疑問に思いながら、記事を書いています。
何度も申し上げて恐縮ですが、私は推しの事を愛しています。
でもそれは自己投影をする夢主で、とかではなく、〝私自身として〟彼を愛しています。
一口に夢女子、と言っても色々な方が居るように、例えば夢主キャラを作り、そのキャラに自己投影をされてる方の気持ちは分かりません。
私が自分自身と言う人間として、推しに恋をしてる以上、どのような感覚なのか、わかりようがないからです。
(決してその感情を否定をしている訳では無いです。)
私の脳内では、割と鮮明に推しとイチャイチャすることが出来ます。
視点はリアルと同じく主観なので、客観視することがないんです。
これは私が夢女として目覚めてから、ずっと変わりません。
彼から見た私が可愛ければいいな、くらいで。
…都合よくコンプレックス等は見えないようにしてたりもするので、それも美化と言われれば美化なのですが笑
元々美容やおしゃれは好きな方なので、基本的な清潔感は保っているつもりですが、推しと並んだ時に恥ずかしくないくらいの努力はしているつもりです。
色々な夢女子さん達(わかりやすいようにガチ恋の方もこう呼称します)の様々な気持ちを吐露した記事を拝見していると、夢主に自己投影をすることが多い方は、自分に自信の無い方が多いように感じました。
何度も言いますが、あくまでも私の感じた感想です。
ならば夢主に自己投影をする、という形ではなく、自分自身として彼に恋をしている私は、果たして自分に自信があるのだろうか、と言うと、多分あるんでしょうね。
というのも、私自身、幸運なことに割と肯定的な環境で生きてきた自覚があるからです。
家族にも恵まれ、理解ある友人もいて、何よりこんなややこしい私を結婚相手に選んでくれた夫がいる。
もちろん今までの人生で嫌なこともいっぱいあったし、虐められたこともありました。
でもそれ以上にたくさんの人から愛を受け取っていた気がします。
恐らく、そういう意味で私は自己肯定感の高い部類なのだろう、と認識しています。
その癖、何故かマイナス思考なので、しょっちゅう色んな事で落ち込みますし、落ちる時は底まで落ちるのですが、これはもう多分性質です。
以上が〝私が夢主に自己投影をするタイプの夢女子ではない理由〟の自己分析です。
日常で例えば買い物に行った時、これ好きそうだな、買って帰ってあげよう、となるのは夫です。
こういう服好きかな?と思って服を選んで着るのも夫の為。
でも、その傍らには常に推しがいます。
同時に推しにも「可愛い」と思って欲しい自分が居ます。
同担拒否な私ですが、夫だけは別なんですね。
それは女性でない、という事もあるとは思うんですが、私の好きなキャラを好きと言われると凄く嬉しくなる。
(私は異性愛者なので、夫や推しを取られると身構えてしまうのは女性です)
今までもこのキャラ好き、分かるー!という会話は他作品でも沢山してきました。
(そのキャラ達はガチ恋ではなかったですが)
基本的に夫とは好みが似てるんですよ。
ここまでの内容を考えて、私は本当に〝夢女〟
なのか?と言う疑問が湧きました。
どうにも、ニュアンスが違う気がするんです。
過去記事でも触れた、フィクトセクシャルと言う性的思考がある、と言うのを知ったのもつい最近の事です。
では、私はそのフィクトセクシャルなのか?
リアルの夫も心から愛しています、愛せています。
そんな私は、果たしてその枠に入るのだろうか。
もちろん人間なので、白か黒か、なんて事はハッキリ分けられるものでもないのですが。
リアルの夫を愛する私と2次元に本気で恋をする私。
その2人の私が、現状苦しむ原因になっています。
この記事に書いた内容は…と言うか2次元へのガチ恋の精神的な影響は、正直波があります。
今がめちゃくちゃ辛い時だったので書きなぐってますが、落ち着いている時はここまで拗らせた考えには至りません。
普段から落ち着いていられるといいんですが、恋ってそういうものだよなぁ、とある意味諦めています。
ガチ恋とは、本当に難儀なものなのです。