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Rails Girls Tokyo 16thのコーチ・スポンサーをしました💎
こんにちは!株式会社B4A エンジニアの金子と申します。
2024/03/01-02(木・金)に開催されたRails Girls Tokyo 16thにおいて、弊社B4Aがスポンサーを、エンジニアの金子がコーチをとして参加しました。本記事ではその時のコーチやスポンサーとしての活動をご紹介いたします。
Rails Girlsとは
Rails Girlsとは何かご紹介するにあたり、Rails Girlsのサイトにある説明を引用いたします。
Rails Girlsは女性がプログラミングを理解するための道具を提供することを目的にしています。自分が作ったRailsアプリをインターネット上に公開するという、これまでにない経験をしてもらうのがRails Girlsです。
これまでプログラミングをやるきっかけがなかった・興味はあるけど難しそうと思っているような方々の背中を押すためのコミュニティーです。
Rails Girlsと私
私は大学卒業後、今とは全く違う仕事をしていまして、プログラマーの夫との結婚を機にプログラミングに興味を持ち始めました。そしてプログラミングを始めて数ヶ月後にRails Girls Tokyo 8thにGirls(参加者のこと)として参加しました。そこでの体験、Rubyコミュニティーとの出会いが大きな転換期となり、現在プログラマーとして仕事をするに至っています。
その後、Rails Girlsのサポートを受けて初めてのRubyKaigi(仙台で行われたRubyKaigi 2018)に参加したり、Rails Girls Tokyo 9thではスタッフとして運営のお手伝いを、Rails Girls Tokyo 10thではオーガナイザーをするなど、Rails Girlsにはずっとお世話になっています。
Rails Girlsは私にとって原点であり、私自身の状況が変わっても、ずっと大切な存在です。
コーチになった経緯
上述のようにRails Girlsは私にとってとても大切な存在なので、どんな形であれRails Girlsに関して自分にできることがあるならなんでもしたいと常日頃から思っています。
そのため、コーチの募集が始まってすぐ応募しました。結果としては業務で参加させていただいたのですが、業務かどうか関わらず、一個人として役に立ちたいというのが応募の動機でした。
コーチも参加者と同じように応募が多ければ抽選になるのですが、私は過去に2回応募して1回落選したことがありました。その時は少し落ち込んだのですが、Rails Girlsが私にとって特別だということ、応援していきたいという思いに変わりはなかったので、今回応募するにあたってはコーチに選ばれても選ばれなくてもどちらでも良くて、選んでもらったら全力でGirlsに楽しんでもらえるように頑張ろう、と心から思って応募することができました。
Ruby on RailsとB4A
私が所属しているB4Aは創業から約3年のスタートアップで、自由診療クリニックに特化したSaaS『B4A』(特許取得済)を開発してます。予約、電子カルテ、請求書、経営レポート、CRM、決済などの機能をオールインワンで提供していることが特徴です。
そんなB4AのバックエンドはRuby on Railsで作られています(フロントエンドはNext.jsを用いたSPAで、バックエンドのRailsとはGraphQLで通信する構成です)。スピーディーに開発しつつテストをしっかり書くという点ではRuby on Railsの高い生産性やテストの書きやすさに大変助けられてます。また、マルチテナントを実現したりGraphQLを利用するといった点ではRails関連のライブラリのエコシステムに大変助けられています。B4AにとってRuby on Railsはプロダクトの根幹となっている重要なフレームワークなのです。
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スポンサーになった経緯
コーチの募集が始まった時に、CTOの前原さんに「B4AとしてRails Girlsのスポンサーやりませんか」と相談してみたところ、すぐに社長の植松さんまで話がいって快諾してもらえました。スポンサーを提案した思いは2点ありました。
コーチへの応募と同様に、Rails Girlsのためにできることはなんでもしたい。スポンサーもそのひとつの形なので、行動に移したい。
スポンサーをすることで、B4Aのことをもっとたくさんの人に知ってほしい
この思いは、両方実現できたかなと思います!
なお、Rails Girlsのスポンサーは年間スポンサーと回ごとのイベントスポンサーと2パターンあります。今回は、会社として何かのテックイベントでスポンサーするのは初めてということもあり、インベントスポンサーに申し込みをさせていただきました。
当日の様子
コーチとして
Rails Girls Tokyo 16th全体では、Girlsが約20名で、4〜5名のチームに分かれてワークショップをしました。私はHashチームだったのですが、Girls、コーチとも4人ずつだったのもあり、ほぼほぼ1対1でのワークショップの進行となりました。
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私とペアになってくださったGirlsの方は、「こういうアプリを自分で作ってみたい」という思いをお持ちの方で、2日間ともたくさんの質問をしてくださいました。
ワークショップはRails Girls ガイドの内容に沿って進行していきます。コーチの間では、このガイドにあるコーチへの無茶振りの難易度が高いことが有名ですが(?)、私が「例えばこんな感じです」というとすぐに自分の言葉で「こういうことですか?」と聞き返してくださって、しかもそれが全てバッチリだったので、私の方が教わっている気持ちでした。
ワークショップを進める中でエラーになったりスムーズにできなかった場面もありました。基本的には一緒に検索して解決しながら進めていきましたが、どうにもうまく行かない時は周りの人に「助けてー」と言って助けてもらったりしていました。
今後初めてコーチに応募する方で「自分に務まるかな」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このようにコーチ同士も助け合いながらやれるので、安心してください!私は今回、その代表例みたいな2日間を過ごさせていただいきました。
そんな感じで私(コーチ)があたふたしてる場面もあったので、参加者の方が楽しめたか気になってましたが、ワークショップが終わった後も「ここをこうしたいのだけどどうするとできますか」と質問をくださったり、とてもいい笑顔で「楽しかった」と言っておられて、拙いながらもお役に立てたようで本当によかったです。
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スポンサーとして
スポンサーLT
お昼休憩の時間にスポンサーLTがありました。
スポンサーLTが始まる時に、「きっちり3分。時間が来たら強制終了です。」と案内があり、雛壇の目の前にはタイマーがありました。(写真がないのが残念なんですが、赤く大きい文字のタイマーでなかなかの圧がありました)
続いて、株式会社B4A様です✨#railsgirls #railsgirlstokyo pic.twitter.com/vD41pb1I46
— Rails Girls Tokyo (@railsgirlstokyo) March 2, 2024
私は結構緊張しやすいタイプなので、事前にトークスクリプトを用意して何回か練習し、本番では練習通りにスクリプトを読むつもりでした。しかし訳あって当日スクリプトなしでお話ししました。
その結果、時間に収まらずタイマーとオーガナイザーの圧により強制終了になりましたが、3分間で3笑いくらい取れたので、成功だったと思います!(みなさん笑ってくれて優しかったです)
オーガナイザーのエンジェルさんは「時間切れになるのが私が望んだスタイルだった」と喜んでおられました笑
LTの終わり1秒で「時間がないから気になる人は話かけください!」という旨の断末魔を残したら、懇親会などで話かけてくださる方が多くて嬉しかったです。
ということでB4Aの存在はみなさんの心に刻まれたことでしょう。スポンサーをしたい動機の1つだった「B4Aのことをもっとたくさんの人に知ってほしい」という目的は果たせたのではないかと思います。
当日使った資料はこちらのものと同じです。ぜひゆっくりご覧ください。
ノベルティー
スポンサー企業様からご提供いただいたノベルティー✨
— Rails Girls Tokyo (@railsgirlstokyo) March 2, 2024
ありがとうございます😊#railsgirls #railsgirlstokyo pic.twitter.com/1ZgoX4RJc1
この投稿に添付された画像の一番左にあるのがB4Aのウェットティッシュです。
このウェットティッシュは日頃医療系のイベントなどで弊社が出展する際に配布しているものです。開催直前に「テックイベントやるから持って行ってもいいですか」とマーケの担当者に聞いたら、「好きなだけ持って行って良い」と言われた気がしましたが、ひよって20個だけにしました。もうすこし持って行ってもよかったかもしれないです。マーケチームには、Rails Girls Tokyo 16thのサイト掲出用のロゴもシュッと用意してくれるなど、大変お世話になりました。
当日、配っていたら受け取ってくださる方が多くて話のきっかけにもなったし、全部なくなったし万事良しでした!(余ったらこれを片付けるために出社するのかと気が重かったのでした)
まとめ
上記のように、コーチとしてもスポンサーとしても、とても充実した2日間を過ごすことができました。
参加してくださったみなさん、オーガナイザーやスタッフの方々、関係者の皆様、素敵な場と時間をありがとうございました。個人としても、会社としても、この会に協力できたのかなと思うと大変光栄です。
このRails Girls Tokyo 16thをきっかけにGirlsのみなさんの世界が広がったり、より幸せな未来につながったらいいなと願っています。
最後に
以上、スポンサー・コーチとしての様子のご紹介でした。
株式会社B4Aは全方位全力で仲間を募集中です。採用ページを再掲しますので、まずはここからカジュアル面談にぜひお申し込みください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。