"退場"されていった方々
暗殺された平岡円四郎と原市之進は、慶喜公に見込まれ、取り立てられた方たちでした。
一橋家は、ドラマ「暴れん坊将軍」(実際には暴れていません😆むしろ真摯に職務をまっとうしています)でお馴染みの徳川吉宗第8代将軍が、御三家のほかに将軍の血が絶えぬよう創設した"御三卿"の一角で、比較的新しく興った家です。
そのため、9歳で養子として家督を継いだこの方に、代々続く股肱の家臣は居ませんでした。
なので、自分の政策を実現させるために才能ある家来を持つ事は、急務であったのです。
頭が働きそこで生み出された深謀の説明を、多分厭っていた「この方」を理解し、支えたこのお二方。
目先でしか考えていない"佐幕"と"尊皇攘夷"の争いの中で、「歴史」の舞台から"退場"していきました。
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