エジプト旅記録 3 砂漠惑星の巡り
今回の旅には、思いがけずシワオアシスと砂漠の部分は一番印象に残る場所になりました。
地中海に臨っているアレクサンドリアとマトルーフを離したあと、とても穴場シワオアシスに入りました。都市というより、むしろ集落というのはもっとピッタリと思いました。
舗装道路があまりないし、現代的な店も少ないし、伝統的なガウンを着る人が多いです。レストランは大体屋根のない原始的な店で、ガラス窓はあまり見られませんでした。
しかし、貧乏じゃなくで、文化的に違いと思いました。
シャリ要塞 (Shali Fortress) を訪ねた日、ガイドさんが先に予約した地元の人は私たちに地元の歴史と文化を紹介しました。
「私たちはまずシワ人、そしてオアシス人、最後にエジプト人です。」
「オアシス人は二つの物しか信じません、水とデーツのことです。」
ドキュメンタリーのナレーターのような声で昔のキャラバンやエジプト神話やアレクサンドロス3世のストーリーなどを紹介しました。話を聴きながら生き生きとした画面が頭に浮かびました。
紹介が終わった時、地元の隼使いさんに出会いました。隼使いさんは隼が訓練ためにシャリ要塞に来ました。私たちはこの機会に近い距離で隼を観察しました。特別な思い出になりました。
翌日、塩の湖とリビアに近づいて砂漠へ行きました。砂漠に入るので11人座から7人座の車に替わりました。運転手も同時に更新しました。サハラ砂漠が国境を跨っていて、エジプトの軍隊は管理しています。砂漠に入る前に軍隊に申込みをしました。その時、新しい運転手はタイア以内の空気を放しました。「え?タイアも検査することですか?」と思いました。
いよいよサハラ砂漠に入りました。タイヤ内の空気を抜いた理由がすぐわかりました。私達は砂漠を駆け抜けました。みんなは絶叫してテンション上がりました。そして、ガイドさんは車を停めて、私たちに裸足で降りようと言いました。砂が超柔らかくて、すぐ「星の王子さま」を思い出しました。まるで小説の場面のようだと思いました。ゴミが一つもなく、全て綺麗な砂でした。あまり他の観光客を見かけませんでした。多分入れるツアーの数量が限られているかもしれないなと思いました。