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アオイエって、どんなイエ? 1週間だけ滞在してみた。


アオイエは、様々な表現者に会えるイエ。


みなさん、
「アオイエ」って、ご存知?

アオイエとは、「みんな表現者」をコンセプトに、様々な肩書きをもった住人が共に生活を送る新しい形の住まいのこと。
いま、高校生や社会人、お笑い芸人や起業家、研究者、アーティスト等が住んでいる。

一般のシェアハウスは、物件紹介サイトで検索をし、その後、仲介の方にお部屋の紹介をしてもらい、契約を交わしたら、生活がスタートする。
そのため、住人の方々と接する機会がない場合が多い。

それに対し、アオイエは、1ヶ月までなら、体験滞在が可能。
もちろん、料金は発生する。
しかし、協賛金という形でこちらが料金を決められる仕組みである。
1ヶ月の滞在が可能だと、入居する前から、住むときのなんとなくの想像ができるので、安心なのではないだろうか。

アオイエとの出会いは、友人の口コミから。


私がこのアオイエを知ったキッカケは、友人の紹介である。
私が東京で家を探していると言うと、友人が、「こんなのもあるよ。私の友達もここに住んでて、起業家も多いんだって!」と、アオイエを紹介してくれた。

実際、ホームページを見て、興味が湧いた私は、お問い合わせページから名前などを入力し、送信してみた。

すると、仲介の方から、連絡が。
「初めまして。」

仲介の方とのやりとりを何度かしたのち、物件見学の日程を調節をすることに。

アオイエは、現在、東京と京都に全13もの拠点をかまえている。
東京に、10拠点
松陰神社、梅ヶ丘、新代田、東松原、下高井戸、門前仲町、千歳烏山、菊川、赤堤、阿佐ヶ谷。
京都に、3拠点
下鴨、二条、元田中。

そのうち、5つの物件を見学させてもらった。
5つとも雰囲気が異なり、きっと住人の色が出ているんだろうな。と想像しながら内見していた。

月に1度の講師陣の生き方に触れられるゼミ。


「今夜、アオイエゼミがあるので、参加してみませんか?」

アオイエゼミ・・??

アオイエゼミとは、月に1度開催される一流講師陣の方のお話を聞くゼミ。話を聞くだけでなく、質疑応答で住人たちの理解を深めることもできる。
これによって、住人たちの考え方は、よりシャープになるのだろうか。

本来は住人のみが参加できる会のようだが、今回は、特別に参加させてもらった。

私も、20代前半で、こういう会に参加できてたら、もう少し、生き方変わってただろうか・・などと思いながら、私もそのときだけは、住人の一人として、過ごさせてもらった。
同じ空気を吸っているだけで、心なしか考え方がシャープになったような気がした。

1週間の滞在は、とても中身の濃いものだった。


後日、私は、実際に、1週間住んでみることにした。
場所は、新代田。そのとき、たまたま女子部屋が空いていたのだそう。 
見学のときから感じていた「なんかいい」空間。なぜか居心地のよさを感じさせる。

アオイエでは、毎週月曜日にイベントが開催されるそうだ。
朝7時に起き、全員で掃除をし、その後、全員で食卓を囲む、朝活
各々が1週間や前の月の振りかえりを発表する、家族会議
これは、夜、全員が帰宅してから行われる。

また、これは家によるかもしれないが、私が泊まった新代田のアオイエでは、食事会を開き、全員でごはんを食べに行く場を設けていた。

このように、全員で集まる機会をつくるのは、同じ屋根の下で暮らす住人にとって、絆を深めるためにも大事なのかもしれない。  

1週間滞在してみて、見学のときに感じた「なんかいい」は、住人の方々と触れ合い、納得した。全員、人懐っこさと思いやりを持っている。
そのおかげで、とても居心地よく過ごさせてもらった。
1週間滞在の分際で、なにがわかるんだ、と言われそうだが。(笑)

興味、湧いてきたんじゃないですか?(笑)


実際、入居するためには、2回面談があるそうだ。
まず、物件の見学の際にアオイエの説明を聞き、自身の経歴などを紹介する。
その後、入居する意思がある場合には、お互いの目標や活動理念がマッチングするかを再度、確認しあい、契約する形になる。

私は、母親と2人で住むことが、急きょ、決まったため、住むことは諦めたが、右も左もわからない状況の私にとって、東京に、こういうコミュニティがあるというのは、とても心強い。

また、アオイエがある、世田谷区や杉並区は、閑静な住宅街が多く、住みやすい場所だと言われている。1人暮らしだと、1Rで6〜7万円ほどかかり、そのほかに調理器具など諸々のお金がかかる。一方、アオイエだと、手ぶらで、契約した次の日から住むことができる。

なにより、住むことで、多種多様な表現者に会うことができる。これは、1度きりの人生の中で経験の幅を広げるチャンスになりうる。

私は、アオイエというコミュニティに出会えて、よかった。
そう思っている。

まだまだヒヨッ子ですが、これからもっともっともーっと!‥もっと!