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二人ぼっち・アイドル

2winkアルバム発売おめでとうございます。
単独ライブ最高でした、の、スタンプラリーの日記です。

これよ

嘘でしょ!?(大好き)

葵ゆうた専用衣装であるMIXストリートを、長髪ハーフアップの現在の姿で身に着けることは、淡く期待をしていた部分もあった。
だって、ゆうたくんの専用衣装だし、ゆうたくんは今、髪を長く伸ばしてひとつに結わえているのだから。でもこれはボブのゆうたくん専用衣装として販売されたガチャだし、言うて無理だろうな、オタクの妄言だろうな、と思っていた。
それを着た。嬉しかったし、驚いた。
この衣装はゆうたくんに本当によく似合っていて、綺麗だ。
そして、この衣装でソロ曲を披露するゆうたくんを見ながら、まさかな、と心の端っこで思うオタクもいた。
まさかというのは、『ボルケーノアイランド』衣装のこと。


ねえ……。


ボルケーノアイランドといえば、ずっと!!の2winkの傍にあった音楽番組だ。これに初めて出演したのがツインピークス、二度目がミラージュ。クライマックスイベントでは、このボルケーノアイランドのプロデューサーである山田Pが制作に関わっている2winkの冠番組『2×2(スクアード)』が物語の中心。
はじまりであり、これから、それの初出演時の衣装を着て、2winkとして歌唱する。それはアルバム発売単独ライブとして自然で素敵な流れだ。だけれど、初出演時、歌を披露したのは『葵ひなた』ひとり。
ボルケーノアイランド衣装は、ひなたのための衣装だった。
もちろんゆうたもそれを着ている。二人は早着替えという形で色違いの衣装を着て、二人で『葵ひなた』としてステージに立っている。
2winkというアイドルのこれからを考えたときに、そうすることがベターだったから、それを二人でひとつに拘って断れば、こんな未来はなかったから。
だからこそ、この衣装は二人の見た目が同じであることが必須なのだと思っていた。メタな話をするとイベント時は葵兄弟はふたりともワンレンボブだったので、当然その立ち絵を流用してMCが進むと思っていた。
そんなことはなく、ゆうたくんは今の姿で、葵ゆうたとして、ボルケーノアイランド衣装を着てステージに立った。二人で。
そもそもこの衣装を着て並んでいることがもうツインピークスではありえない事態で、それだけでも2winkというものがどれだけ前に進んだかわかる。それをもっと強く強く、認めさせて、見せつけるみたいに。
スカウト衣装、イベント報酬として販売されたゆうたはMIXストリートもボルケーノアイランド衣装もワンレンボブだ。だからその二着を現在のゆうたの姿で見ることは叶わないと思っていた。そんなことはなかった。これが今の葵ゆうただ。それがすごく嬉しかった。

2winkはずいぶん遠くに来たと思う。まだその道の向こうが見たい。
ひなたの願う明るくて優しい世界にゆうたの居場所がなくても、それに絶望したひなたが落っこちるどん底でゆうたがどす黒い泥まみれの化け物になっていても、ふたりは歩くことをやめないから。
ソロ曲すごく良かったですよね~~~~~~!!!! 情緒不安定オタクか?
ひなたの多弁は自分が考えていることを間違えないでほしいんだろうなと思っていた。けど葵ひなたっていうのはもっとすごくて、彼の頭の中は常に全部の情報を咀嚼して考え続けていて、出力をこちらに合わせて絞っていてくれていた。器用で優しくて、人間を丸ごと信用できてない、ひなたのそういう、強くて暖かくて脆いところが好き。ひなたって綺麗でまっとうに生きたいと本人がめちゃくちゃ努力してるだけで人間のこと自体はわかんないと思ってて、それでも好きになりたい一緒に生きたいって壮絶だなあと思った。その生きざまが好き。
ひなたの声はゆうたより幅が広くてべったり甘くて濃い。その声が縦横無尽に踊るみたいに伸びていくのが気持ちいい。
ゆうたのソロ、沈む太陽を俺自身だと肯定したことが前向きだな~と思って聞いていた。声かっこよすぎて笑っちゃったよ。前へ前へ、そのすべてはつまり、単独ライブでMIXストリートを今着た、という部分なんだと思う。素敵だね、嬉しいね。

あとアルバムジャケットのカード名めっちゃ良くないですか!? ピカピカとギラギラの双子星。
オタク、そういうの、大好き……。

これで冬私服(長髪)の型紙さえドロップしてくれれば言うことないんだよな~~~~~~~~。なんでこんなドロップしないんだ? ゆうた……

12/11 19:45追記

出ました

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