チャレンジ:シュガスパ感想日記
ズピオマル様の「シュガスパこそが2winkなのである」
というエントリーを読み、素敵だ~!! と感慨にふけっていたところ、「求:挑戦者」とあり。
ちっとも空気の読めないワイオタクくん参戦!!!!
というエントリーです。
歌詞やダンスの素晴らしい点は引用した該当のエントリーがばっちり説明してくださっているので、私からは、なぜ私がシュガースパイス方程式が好きなのか、というお気持ちの部分を。
『2wink』は『1+1=?』の方程式を解くための数式である、と解釈している。ツインピークスの章タイトルであったり、繰り返される1+1や2×2という言葉であったり。1×1では1にしかなれず、それでは二人がかりで一人分にしかなれない、ひとりぶんでは、どちらかが欠ければ完璧が崩れて、大きく歪んで傷ついた片方だけが、ステージに取り残されることになる。
ゼロをプラスに、マイナスをゼロに、1+1=の答えに納得できない二人が、きっとまだ、そんな風になるなんて思ってなかったころの、方程式。私はシュガースパイスといって想像するものの中に女の子は幸せな何もかもでできている、という詩があるんですけど(マザーグース)、葵兄弟はお砂糖とスパイスと幸せなもの何もかもを半分こして生まれた、おことのこ。
この曲が発表された時の2winkは本当にお揃いのお顔、髪型も。
そしてシュガースパイス方程式がゲームに実装された時はもう、ゆうたくんがゆうたくんを示すために髪を伸ばしてイメチェン後だったから。(ゲーム内実装が2022年7月9日。ラブレターから半年弱くらい)
二人の見た目は服の色以外でもどれだけでも見分けることができるのだけれど、意識していないと持っていかれそうになる、この感覚。ふたりが、「ひとつ」のパフォーマンスを本気でやってたことが伝わるというか、私はそれが好きで堪らない。
あとね。前述の記事でも触れてくださってたんですけど、2winkってお互いの利き手の薬指のマニキュア、相手の色にしてるの
めっちゃ良いですよね!!!!!!! わかります!!!!!! ありがとうございます…………。
2winkって歌もダンスも軽くやってみせるじゃないですか、その一個一個が実は難しい動きをしてるのを、揃えて整えてふたりがシンクロしている、にピントが合うようにして、実際できるわけない動きを、きぱきぱしてるのにフリの一個一個が見えるような大胆さで、楽しく明るく歌ってる中毒性の高い曲が、実は歌うのめちゃくちゃ難しかったりとか。
ひなたの声、ゆうたの声が同じだけど違うこと、私は本当に好きで好きで。そんな2winkのアイドルの物語のはじまりがシュガー・スパイス方程式なこと、すごく嬉しくて。
ひなたはけっこうリアリストで数字を見るから、ゼロを起点にするのが一番納得できるのかな、二人の成長を方程式の途中式になぞらえてくれたこの曲がとっても好きだなと思った。
2winkのふたりはアイドルに憧れてアイドルになったわけではなく、与えられなくて奪われた愛を求めてアイドルになったアイドルで、シュガー・スパイス方程式の頃の二人は、いわくファンと広げた「おもちゃ箱」だと。
ゆうたの髪が伸びてからこの曲が実装されたこと、公式MVが新ビジュアルの2winkで発表されたこと、そういうのも文脈なんだなと思う。二人は答えを求めていて、今はその過程で。
見逃せないくらい大きなアイドルになって、世界は1+1=の答えを知るんだろうなみたいな! そういうの! そういうの大好き。
あと急に言うんですけど『アオイ』の花言葉、野心・大望とか割とマジで葵くんなのめちゃくちゃ好きです。