子どもの背中を押す「暗示」
こんにちは。
暗示というと、少し怪しげなイメージがありますが、全くそんなことはありません。自信のない子どもの背中を押すとき、無意識に使っている人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな「暗示」の使い方と注意点をまとめてお話します。
暗示とは…
「今のままでいいや」「これ以上はできない」など、現状で満足している子を、さらに先へ進めるよう「その気」にするために必要な言葉をかけること。
それによって「自分はできる」「やってみよう」と踏み切ることが出来る。
例:発表会で自信のない子
我が子が大事な発表会を前に、ものすごく緊張している様子。
「失敗するかも…」と弱気で今にも泣きだしそうな時、どのように声を掛けますか??
こういう場合に「暗示」が活躍します。
「ママはあなたが一生懸命練習してきたのを見てきたから、きっとうまく出来るよ」と良い結果をイメージできるように言葉をかけてあげると「自分はできる!」という自己暗示にかかり自信がつくのです。
この時、確証のない言葉でも子どもの背中を押してあげられる言葉なら言ってあげても良いと思います。
「暗示」のことばを使うときの注意点
いくつか注意点があります。
それは、マイナスのイメージになる言葉はかけてはいけません。
「このままじゃだめだぞ」なんて言葉をかけた場合、子どもの気持ちが前に進むのを止めてしまう恐れがあるからです。
まとめ
様々な理由で自分にブレーキをかけてしまっている状態では、それ以上前に進むことは難しくなってしまいます。
そんな子の気持ちを奮い立たせるためにも、暗示のことばは使うべきだと思います。
子どものチャレンジ精神をどんどん盛り上げていきましょう!