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じぶんバイアス

第172号(2024年8月14日)
みまさんからバトンを受け取りました、40代大いに楽しみたいあずはるです!今回は子供と接する中で自分の持つバイアスについて考える機会があったので記載します。

バイアスとは
⇒ある特定の方向や考え方に偏った傾向や態度を示すこと。偏見や先入観といった意味合いも含まれる。


1.不安要素しかない高校進学、さてどうするか

子供が中学2年生になり、そろそろ高校以降の進路を考える時期
実技科目はいいものの学科の科目の成績は今ひとつで低空飛行で進み続ける日々。「次こそは点数を、順位を上げていこう!」と親も子も念仏のように唱えながらテストに向かうものの代わり映えのしない結果。
テストの結果が内申点の基盤となり、内申点によって受験できる県内の高校の幅がおのずと決まってくるのが高校受験の流れ。

普通科に進学しても今と同じような状況になるだろうと考え、本人が寝ても覚めても時間を忘れて取り組んでいる芸術分野の学科への進学を検討し始めました。ところが調べてみると県内でも数校、定員も少ない、そもそも受験できる内申点の幅を想定すると受験がむずかしいかも・・というレベル。

塾に通わせているものの目だった変化はなく、激励(※子供いわく叱咤が多い激励)することしかできず、なんとか成績で入れる高校(普通科)への進学となるのか?それで本人は幸せなのか?将来の選択の幅が狭まってしまうのでは?と親子共にどよーんとした気持ちで停滞することになってしまいました。

2.狭い視野・自分の価値観の殻を突き破る

そんな時に子供が「これ、見て!自分がやりたい、過ごしたい高校がありそう!」と笑顔で学校で配布された地域みらい留学のパンフレットを見せてくれました。地域みらい留学のことを調べたところ次へと進む、たとえて言うと自分の中のバイアスの殻をやぶった感覚を感じました。

地域みらい留学 (c-mirai.jp)
地域みらい留学は、130校を超える日本各地にある魅力的な公立高校の中から、住んでいる都道府県の枠を超えて、自分の興味関心にあった高校を選択し、高校3年間をその地域で過ごす国内進学プログラム
美しい自然や豊かな文化に溢れた魅力ある地域で、立場や世代を超えた多様な人々に囲まれながら高校生活を過ごす。少人数、かつ、地域に開かれた教育の中、多様な経験と挑戦の機会があることで、高校生ひとりひとりの個性と自立心が育まれる。

このパンフレットを見るまでは下記価値観でがっちり固定されていました。
・住んでいる県内の高校の中から選ぶ(選ばないといけない)
・成績(内申点)で受験できる高校の範囲は決まっている(成績がよくない以上それはしかたのないこと)
・子供が巣立つのは高校卒業から(高校生のうちは自宅から通うもの)

それが、遠方に進学という選択肢もある!高校から寮に入って親元から離れることだってある!社交的でコミュニケーション力が高い子なので大丈夫だろうとじぶんの持っていたバイアスが見事なまでにやぶられて爽快な気持ちに!(笑)

さて、この地域みらい留学を行っている高校で本人が希望する芸術分野を学べる学校があり、その学校へ行くぞ!というフラグが立ちました!
親子共にやることが明確になり、早速行動開始!!
・学校情報をくまなくチェック
・首都圏で開催された対面説明会に参加
・夏休み中に行われる学校見学、体験授業に参加予定

今は子供とその学校のこと、学校で学べること、将来どんな道へ進みたいのかをよく話しています。本人もこの高校に行くためにも苦手な科目を克服する、やるぞ!という強い意欲があり、がんばっています。
私も随時、学校の情報をチェックしたり、高校入学・在学中の学費や寮費等、どのように捻出しようかなという考えになり、親子共にスイッチが入り、視界が開けた、そんな状況です。

3.自分の今後のキャリアについて

今回は子供に関する話でしたが、自分のキャリアについても置き換えて考えられるなと思っています。
自分の専門性を深めたい、働きやすい環境で仕事をしたいとキャリアシフトして約1年。さて50代独立、移住~70代になっても今までの経験から無理なく働き続けるを夢にしている私、次のステップはどうすればいいのかなとぼんやりと思っているところです。じぶんバイアスでとらわれていないかな、他の視点や情報はないかなとここ数年考えて、試して、進んでいこうと思っています。

次は 紺野 浩司さんへバトンをお渡しします。お楽しみに!

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