【草日記】肥料のちからってすげー。
先日マグァンプを買ってきて草にばら撒きました。
緩効性なのは知ってたので暫く様子を見つつ効果の発現を待ってみたのですが、思ったより早く効いたようで草たちに如実に変化が。
これが肥料をあげる前のアガベ ポタトルムドワーフの実生幼苗。
光の加減もあると思うのですが黄変が進み何とも頼りない。
これが肥料をあげて数日後・・・
黄変が止まり、中心部に展開する葉の成長スピードもぐんと上がりました!
多分ですが、実生幼苗たちは水じゃばじゃばの常に土が乾かない状態で管理するのがセオリーなので普通にマグァンプを与えるより肥料の滲出スピードが速いのではないでしょうか。
横着せずもっと早く与えておけばよかったです、反省。
チタノタブルーも、明らかに施肥してからぐんぐん成長を再開してます。
ただ、弊害もそこそこあり。それがこの藻類の繁栄です。
土が緑色になってるの分かりますかね?これは用土に肥料の栄養が供給された証拠で本来土色だった場所に栄養をもらった藻類が蔓延っている状態です。
どうしても実生幼苗は水多めで管理するためこういうことになります、ある程度は仕方のない変化ですね。
あまりよくはない変化ですが、それにしたってこれまで全く無施肥だったので与えないわけにもいきません。ひどくなるようだったら対処法を別途考えます。
一定のサイズから全く変化がなかった株たちが、施肥後数日でここまで変わるとは。
花木類に比べれば指先に乗るぐらいほんの少しの量なのにね、マグァンプの実力を垣間見た気がします。
施肥すると徒長する、という説もありますが実生はある程度施肥して早く大きくしちゃった方が良い気がします。何しろ株が小さいと体力が無いので何かの拍子に溶けるからです。
締めて育てるのはある程度経ってからでも十分リカバリーできるので、小さいうちは甘やかしてあげてもいいかもしれませんね。
リトープスにもごく少量与えましたが此方も藻類がすごい(笑)
でも全体的にリトさんも施肥後から明らかに緑が濃くなっています、写真だとちょっと分かりにくいですけど。
少し前まではかなり黄色くて、これこのまま全部溶けるんじゃ・・・?と思ったけど単純に栄養不足で黄変してただけっぽい。あぶねー。
こちらも元気いっぱいのランポー玉。白い粒々はマグァンプです。
株の先端部に白いふわふわが付いてて可愛いです、最初カビか!?と警戒したのですがどの株にも同じ場所にふわふわが付いてるのでトゲの一種なのかな?
トゲを持たない子でも、幼苗時代はトゲを持つ物が多いそうです。
相変わらず横倒しのまま寝そべって育ってる子も居ますが、本当に無理なら枯れると思うので見守り。ひとまず育ってくれればそれでいい。
こちらは兜ミックス、ころころで可愛いですね。
数が減っている印象はなく順調に成長しています。
こちらの鉢にもマグァンプをぱらぱら。
藻類の蔓延りは相変わらずですが、藻類に埋もれる感じは見受けられないのでこのままで大丈夫だと思います。
どんな個性のある顔に育ってくれるか、本当に楽しみです。
2024/11/14 Az
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