「恋愛ワードを入力してください」完走!結論、バリキャリ女子の友情がアツかった。
2022年が幕を開けましたね!!
去年も韓国ドラマに感情を揺さぶられ、毎日本当に楽しかったです。ありがとう韓ドラ!ありがとうNETFLIX!!
今年も時間が許す限り、たーーくさん見ていきます!!
さて、ついに「恋愛ワードを入力してください」を完走しました。
実はいくつかのドラマを並走して見ているため、すこーしづつ進めていました。
登場人物の簡単な紹介は、前の記事を参照してみてください!
最近おすすめに出てくる韓国ドラマが多すぎて何を見たいかすら分からない、、
と迷ってる人へ。
「恋愛ワードを入力してください」観終わるとこんな気持ちになります。
いくつになっても一緒に戦う仲間がいるって最高。
バリキャリ女子の生き様かっけえ。
結婚が全てじゃない。
どんなに稼いでても、自分の人生を生きないと抜け殻。
どんな恋愛にも意味がある。
やっぱり学生より社会人のほうが共感して見ることができると思いました。
全体を通してこのドラマのおすすめポイント書いていきます!
倍速にせず、時間の使い方を楽しむ
韓国ドラマは長いので、1.5倍速や倍速で見ている方も多いのではないでしょうか。
でも!このドラマを見るならぜひとも標準のスピードで、一つ一つのシーンに浸って欲しいです。
一話目から現れていたと思いますが、大事なシーンでゆっくりと時間を使うことで登場人物の感情をより濃く見ることができます。
わたしはタミとモゴンが上手くいかなかったり別れるシーンで、多くの「時間が使われている」ことで、より感情移入して号泣しました。(笑)
また人物以外の部分に注目してみてください。
例えば、雨の日のシーン。
平和な時間を過ごすタミとモゴン、仕事の関係で頭を悩ますヒョンやガギョンなど、
同じ雨の日でもそれぞれ穏やかな一日、何かに追われている一日、悩まさている一日などの比較がされるように、共通の「雨」が使われています。
感情にフォーカスされるシーンの撮り方で、より浸ることができ、
人ってほんとに毎日、それぞれがそれぞれを生きているな、と感じることができます。
タイトルに騙されるな!仕事仲間以上のアツい関係値が良すぎる
タイトルがゴリゴリの恋愛ドラマだと思われがちだと思うので、
正直少しもったいないかなと。
恋愛面はタミ、ヒョン、ガギョンそれぞれのタイプの恋愛があるので広く楽しめましたし、それぞれの着地もこれがベストだったと思いました。
個人の感想ですが、、
もちろんドラマではタミの恋愛にフォーカスしていますが、わたしはソン・ガギョンの恋愛を含めた生き方が印象的でした。
夫とは政略結婚なので、二人の間に愛は存在していないように見えたのですが、夫はガギョンのことを愛しているのがさりげなく、ところどころの行動で垣間見えます。最終的に離婚するときも、愛しているからこそガギョンの望むとおりに別れ、こういう愛の形もあるんだと切なくも理解できました。
要は恋愛についてはゴリゴリ甘い内容ではないということが言いたいのですが、
全体を通して、バリキャリ女子3人が敵対視しながらも、最終的に一致団結してポータルサイト業界のあるべき形を守る、というめちゃくちゃアツい話なのです。
ポータルサイト業界のユニコンとバロは1位と2位を争うライバル関係です。
最終話では政府が権力を行使してポータルサイトにある国民の個人情報を見せてほしいい、というけっこう激ヤバな交渉に対して、この二社が様々な駆け引きをしながらも、最終的に「倫理綱領」を発表し、業界としてのプライドを持つことで国民のプライバシーを守ります。
女性3人が業界代表、国民代表として政府に立ち向かう姿、カッコよすぎました。
ガギョン率いるユニコンは、政府との関係が近かったので、バロを裏切ることも十分考えられました。それでもタミ、ヒョン、ガギョンが最終的に団結する結末は、このドラマのいちばんのハイライトだと思います。
元は同僚だったのに、いつからかお互い傷つけ合ってきたタミとガギョンも、最後は潔くタッグを組む姿は清々しかったです、、!
現代の働き方に、どう重ね合わせるか
ここからは、「恋愛ワードを入力してください」から、私たちの実際の働き方に何か活かせるかを考えたいと思います。
バロの自由さは自分の勤める会社の社風に近いものがあり、そういった意味では親しみを感じながら見ていました。
服装や髪色が自由な会社では常識の範囲内での自由さという、当たり前の倫理観のようなものがある前提なので、それを前提に。
身だしなみは個人のカラーが本当に出やすいです。なので実際それぞれのカラーが見えた状態で接することで、趣味趣向や価値観が表に出て見えやすいので話しやすくなったり、心理的には安心しやすくなったかなと感じています。
また自由な社風が自分という存在を認めてもらえている、という肯定感にも少なからず繋がっていると感じました。
実際わたしの会社では、親世代の上司が「髪色似合ってるね〜!」と純粋に褒めてくれたりします。(笑)
もちろん業界、業種にもよるかと思いますが、私は今の会社の、自由で個人を尊重する社風は気に入っています。時代の潮流からして、今後バロのような雰囲気の会社の人気がさらに上がるのではないでしょうか。
また、残業に関して。
ブライアンが帰宅する前にメンバーと会話するシーンが何度か出てくるのですが、
当たり前のようにあまり残業はしたくない、という思いが見えます(笑)
それをチームメンバーも、特に気にしません。
ポイントなのは、タミやヒョンは、自分たちのモチベの高さや成し遂げたいことがあるからどんなに大変そうな仕事も時間を気にせず稼働していることです。これはあくまで「自分たちの意志で働いている」ということが大事です。
特に日本人は、異常に周りの目を気にするので、「私だけ早く帰ってもいいのだろうか」とかいう謎の気遣い(?)を発揮します。
バロの働き方を見ていると、誰が早く帰ろうが、当たり前のように「また明日ね」といった具合にとてもさっぱりしていて、それぞれの働き方で働いています。
これがもっと、どの国でも当たり前になってほしいなと思います。
残業時間が長いからブラック、早く帰れるからホワイトではなく、バロのようにそれぞれのライフスタイルに合わせて尊重し合う、カラフルな働き方が増えることを願います。そのほうがモチベが上がり、成果が出るのではないかと思うからです。
これからの働き方のお手本のようなバロ、やはり素敵な会社です。
みなさんいかがでしたでしょうか?
一人でも多くの方がこの作品に出会えますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました!