第21回ピンポイント絵本コンペ　最優秀賞受賞

　絵本作家になりたくて、２年前から三重県四日市のこどもの本専門店「メリーゴーランド」で催されている「絵本塾」に月１回通っています。（コロナのこともあり、今年は通っていません）

この絵本塾に通って絵本の奥深さ、面白さを改めて知ることが出来たし、メリーゴーランドのひげのおっさん、毎月来られる編集者さん、スタッフの方々、そして作家を志す塾生との交流は何事にも変えがたい、私にとってなくてはならない時間です。

作品について毎月、厳しい声や色んな意見を聞いて（決して"教える"というスタイルではない）　落ち込んだり、帰りの車の中で泣いたり。毎回悔しくて、負けず嫌いだから、もっと、もっと良いものを描きたい。伝えたい。そう思って取り組んできました。

ずっと、自分は打たれ弱いと思っていたけど、案外強いんだな、と自分自身の新たな一面も発見しました。

はじめは、絵本塾に通っていたら編集者の方が声を掛けてくれるかも！と淡い期待を抱いていたのですが
そんな甘っちょろい世界ではなく　
きっとこのまま通い続けても、余程の実力と運と飛び抜けたアイデアがない限り「出版」という目標は簡単ではないことが分かりました。
よし、積極的にコンペに出す！そう決心し、

4月に「ピンポイント絵本コンペ」に応募しました。

結果…最優秀賞を受賞しました！　や、やったよー。

https://pinpointgallery.com/第21回ピンポイント絵本コンペ結果発表/

https://pinpointgallery.com/これまでの受賞作品/第21回受賞作品/

和歌山県の雑賀崎という海辺のまちを舞台にした絵本です。

絵本作家への道はまだまだ険しいけれど、やっとスタートラインに立てました。

8月に東京で受賞展が開催されます。
コロナウイルスでまだ不安な日々が続きますが（そのときは状況が良くなっていますように…！）
お近くの方は是非展覧会に遊びに来て下さい。
在廊日、またお知らせします。

第２１回ピンポント絵本コンペ受賞展
2020年8月3日(月)〜8月22日（土）　日曜休み
東京表参道　青山通りのすぐ裏　Pinpoint Galleryにて