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【私の生き方実験⑤】LivingAnywhere Commonsを上手に使おう!楽しいけど疲れたな…の原因と解決法がわかったどー!
どうもあずです。
リビングエニウェアをはじめて約半年が経ちました。
今は7月の中旬から実家のある北海道に滞在していて、1ヶ月の予定がいろいろ事情があり丸2ヶ月。
そろそろ次の場所に移りたいなぁなんて思いつつ、すごく居心地がよくて、やっぱり家は最高だなぁ〜なんて根っこが生えかかっています。笑
そんななか今回は「LivingAnywhere Commonsを上手に使おう!楽しいけれど疲れたな…の原因と解決法」をお伝えします。^^
【こんな人におすすめ】
・旅暮らしをしたいけど家を手放していいか迷ってる人
・旅暮らしをもう始めているけどどうも落ち着かない人
・全国に自分のホームができたら素敵だなと思う人
旅暮らし、楽しいけれどなんか違う!のワケ
「LivingAnywhere Commonsをつかった旅暮らしは楽しいんだけど、なんか疲れちゃうんだよね・・・」
というあなた!
うーん、そのお気持ちすごーくよくわかります。
新しい土地に行って、まだ見ぬ誰かと出会って、見てみたかった景色をみて・・・
そういう自分をまったく知らない場所に連れていってあげる経験って、それこそとても豊かで幸せなこと。
だけど、どこかで「あぁ早くおうちに帰りたい」という疲れがでてしまうんですよね。
特に、「旅行」というスタンスではなく、「生活拠点」というスタンスで場をお借りするときは、どうしてもそれまでの生活パターンが崩れたり、なんか妙に力が入ったりして、知らず知らずのうちにプチストレスが蓄積。
「あれ・・・なんかこの暮らししんどいかも・・・」なんて感情に流されて、「もういや!」ってなってしまうこともあるやもしれません。
かくゆう私もそんなストレスを感じていた人間で、東京に賃貸を借りながらLACを旅行的に使っていたときは楽しかったのに、いざ暮らしのメインをLAC拠点で!なんて動いてみるとなんともいえないモヤモヤが。
そんななか周りから「あずさんをみて、私も家を手放すことに決めました!」「LACなら月額3万円くらいで全国に住み放題だから、LACでぐるぐるまわって暮らします!」なんて聞いちゃうと
ちょっと待った〜〜〜〜〜!!!!!
と言いたくなっていたのです。笑
いまでこそ自分の心の動きを分析しながら冷静に判断ができるようになったけど、慣れなかったはじめの3ヶ月くらいは
あぁ、家に帰りたい😭本当のリビングエニウェアなんて、まだまだ難しい時代じゃないか・・・🚬
なんて思ったりして。笑
だけど今回実家に戻りゆっくりとした時間を過ごせたことで、「あ〜モヤモヤの原因はこれだったのか〜、てことはこう対処したらいいんだな」ということがわかったんです。
てなわけでまずここでは、
・なぜ旅する暮らしは楽しいのに疲れるのか
という原因をお伝えした上で
・じゃあどうしたらより納得感のある暮らしを構築していけるのか?
という私なりの最適解をお伝えします。
そのうえで、「そもそも家って必要なのかな?拠点をホームにしていくために」も最後にお伝していきますよ。
なぜ旅する暮らしは楽しいのに疲れるのか
この原因、私はずばり「感情とホルモンによる幸せの質の違い」だと考えます。
今回実家に帰ってきた時、私が真っ先に感じた感情は「安堵感」。
「あぁ、やっとお家に帰ってこれた・・・しばらくゆっくり過ごせそう」とえらくホッとしたのです。
それはもう家について荷物を下ろしてソファにごろん...となるまえの段階から、車中からみえる地元の風景に心がホッとしたんです。(早めw)
リビングエニウェア中の生活とやっていることはそれほど変わらないのはずなのに、ここでの暮らしはなんとまぁ心が穏やかなことか🤔
夜は静かに虫の音を聞きながら眠り、朝は太陽の光で起きて、冷蔵庫を開けば目の前の畑でとれた野菜があり、少し運転すれば顔馴染みのカフェのマスターがいる。
なんだか一つ一つが玄米とみそ汁みたいにじんわり染みて、心がほっとするんですよね。
・・・でもしかしですよ?私がリビングエニウェア中に幸せを感じていなかったかと言えばそういうわけではまったくないんです。
東京で友達に会ったとき、宮崎で一人飲みデビューをしたとき、石巻で震災に関する記憶に触れたとき、下田でみんなで花火をみたとき、横瀬でシューマイを作ったとき、うるまで星空の下ビールを飲んだとき、確かに私は「あぁ幸せ!」って思っていたのです。
では、この2つ何が違ったのでしょうか?
その違いは、感情とホルモンによる幸せの質の違い。
人には100種類以上のホルモンや神経伝達物質があるけれど、そのなかでも重要と言われているセロトニン・オキシトシン・ドーパミン。
セロトニンはね、幸せの土台になるホルモンです。ゆっくり睡眠をとったり、日光にあたって散歩をしたり、タンパク質などの良質な食事をとるといいと言われています。
オキシトシンは人へ愛着や信頼関係でうまれるホルモン。『あー愛おしいー…』ってとっても胸があったかくなるやつです。
ドーパミンは興奮したり刺激をうけたりすると活発になるもので、パッと燃え上がるような幸せから、動的ホルモンっていわれたりもします。(他の2つは静的ホルモン)
私はね、今回北海道に滞在したことで、ちょっと不安定だったセロトニンが安定したんだと思うんです。
ゆっくり眠り、自炊をし、適度に外仕事もしたりして、おかげでわかりやすく生理周期も戻ってきた。なんとわかりやすき心と身体の繋がりよ!という感じなのです。
(あとはやっぱり我が家の猫さまがオキシトシンを活性化させるのだと思います🥺)
一人でゆっくり安心して眠る、バランスよく自炊をする、そういうことがなかなかリビングエニウェアな暮らしのなかだとできなくなる。(特に数日〜数週間単位の短期滞在ではね)
これが土台をぐらつかせる原因で、心がなんか落ち着かない理由だったんです。
だけど、「じゃあそんな暮らしが続くこの場所だけでいいですね。やっぱり固定された家が最高ですね。」といわれるとそういうわけでもない。
ほら、玄米と味噌汁だって「それだけ」になれば人って飽きるし、「違い」を認識するから人って「豊かさ」を再確認するじゃないですか?
正直ドミトリーの生活は疲れるし、静かに仕事ができる場所やしっかり調理ができないキッチンはやっぱりちょっとしんどいです…
でも、普段とは違う景色をみて、そこで出会う人たちと価値観を分かち合う。そういう生活は本当に自分の心を豊かにしてくれます。
旅する暮らしは楽しいけど疲れる。だけどその疲れは、感情とホルモンによる幸せの質が変わっただけ。だからどちらもバランスよく楽しめる自分になればいい。
私はそんなことをこの2ヶ月で気づいたのです。
じゃあどうしたらより納得感のある暮らしを構築していけるのか?
じゃあリビングエニウェアな暮らしのなかでどうやってより納得感のある暮らしを構築したらいいのか?という部分ですが、そもそも今ってリビングエニウェアをしたかったら考えられる方法は次の4つです。
1:ホテルで暮らす
2:ゲストハウス型の施設で暮らす
3:無数に賃貸を借りる(マンスリーなどもそう)
4:無数に家を買う
だけどこの4つ、正直どれもこれも一長一短。
この世界には全てのものにメリットデメリットが共存しているので、それがわるい!と言いたいわけじゃないですからね。
一長一短を理解したうえで、そのとき私は自分に何を選ばせてあげるのか?
これがやっぱり大切で、要は己の采配次第って思ったんです。
LivingAnywhere Commonsの拠点はね、いろいろ泊まってみた結果、ゲストハウス型が多い印象です。
そもそも設備上、睡眠や食事がうまくできない場所もあるし、交流があると思いきや拠点に誰もいないときもふつーにあります。笑
そんな暮らしの中で、結局は自分自身がなにを感じてるかを把握し、その希望に沿って動けるか?が大事。
「あ、今うまく眠れてなくて心が安定してないな」と思えばホテルに身を移してセロトニンを意識してみたり、「あ、今人との交流を欲しているな」と思えばゲストハウス型でオキシトシンを意識してみたり。
そうやって自分の感覚(女性性)をきちんと見つめ、自らの願いを実現させてあげること(男性性)が重要なのだと思います。
そうなってくるとやはり収入というのは切っても切れない話で、自分に本当に必要なもの以外は持ちすぎないこと、きちんと暮らしの基盤を稼いでおくことは重要です。
そもそも家って必要なのかな?拠点をホームにしていくために
最後に「そもそも家って必要なの?」って話。
この問いの答えは、正直私もまだ模索中でYESともNOとも言い切れません。
幸い私には住みやすい実家があるし、そこでの暮らしがとても好き。
だから今はLivingAnywhere Commonsの拠点をドーパミン的幸せとして、マイホームをセロトニン的幸せとして、バランスを取りながら過ごせばいい!と、この2ヶ月でバランスの取り方に一つの具体策ができました。
ちなみに…仕事がどこかに通わなきゃいけないような仕事で、そこで職場の大好きな仲間に会えたのなら、賃貸での一人暮らしって選択肢もありなんですけどね!
フリーランスになり必然的に在宅での仕事が多くなった今、固定された家にずっとお金を払い続ける意味も、そのために多くを稼ぎ続ける意味も、今の私にはやっぱわかんない。笑
一人暮らしの賃貸は、今私がしたい暮らしではないのです。
でも、それでもやっぱり「ホーム」と思える場所が全国に1つでも2つでもできたらならと思うし、そんな世界線を生きたいから、私はまた月末から移動をしてみようと思うんです。
そして、その中で今回のバランス調整をしていきます^^
自分がより納得感のある暮らしをするために必要なのは「自分のなかのバランスを自分で保ち守れる力」。(それは内省力にしかり経済力にしかりね)
そうやって暮らしの長距離走ができるからこそ、どこかの拠点で出会う場所や人たちが、ホームや家族になっていく未来があるんだろうなぁと思います。
楽しみな今月。根っこの生えた場をでることは時に不安にもなるけど、ゆっくりのんびり楽しんでこようと思います。
ではでは今回はこのくらいで〜👋またね!
【今月のトピックス】
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