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【私の生き方実験③】リビングエニウェアな暮らし〜お金と仕事のリアルな話〜

どうも、あずです。

私の生き方実験としてリビングエニウェアな暮らしをはじめて4ヶ月。

今回はリビングエニウェアな暮らしのなかで「気になる」という声の多い金銭面(仕事)についてお話ししたいと思います。

はじめに

実は私、この暮らしを始めるときSNSを通じてお友達やフォロワーさんたちにアンケートをとらせていただいたんですね。

結果110名の方にお答えいただき、いろいろな不安や心配事を答えていただくことができたのですが、そのなかでも特に多かったのが「お金の心配」。

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・宿代、交通費、食費などお金がかかりすぎるんじゃない?
・そもそも仕事はどうするの?
・お得にリビングエニウェアする方法は?

なので今回はそんなお金の話をしたいと思います。^^

ズバリ!!リビングエニウェアでかかる1ヶ月の金額は・・・?

結論から言うとこれは・・・








わかりません。(-`ω-)(笑

リビングエニウェアな暮らしをはじめる前は、アドレスホッパーの友人に金銭面のことを聞いたりして、いろいろ感化されてはいたんですよ!w

でも実際には今、ほとんどお金の計算はせずに過ごしています。

なぜそうなったのか?をこれから順を追ってお話しさせていただきますね。

リビングエニウェアを始める前のこと

この暮らしを始める前、私は友人にこんな話を聞いていました。

🙋‍♀️:ねぇねぇリビングエニウェアはじめてからお金の計算ってどうしてるの?

👨:うーん、一応収入に対して支出が多くならないように食費は1日2000円とかって決めて生活してるよ。LACを使うと家賃が大体3万円、食費が外食入れて1日2000円計算だと6万円、そのほか交通費が大体2万円くらいで、あとは通信費とか、僕の場合は賃貸もあるからそこのお金とか・・・。

🙋‍♀️:(てことは賃貸解約したら月15万もあれば暮らせるのでは・・?)

私がリビングエニウェアな暮らしを始める前に気になっていたのは、「そういう暮らしは一体どのくらいの費用がかかるのか?」ということ。

というのも、当時の私の仕事の割合は「オンライン7:対面3」でしたが、オンラインもヒプノセラピーというお仕事をメインにしていたため、「静か」で「爆速なWiFi」が必須であり、なんなら「自分の精神が穏やかであれる整った空間」がかなり重要だったんです。

ただ当時は各拠点のWi-Fiの速度もわからないし、オンラインで静かに集中できる環境があるかもわかりませんでした。

そんななかでこれまでの働き方を続けるわけにはいかず、私はそのお仕事は一旦横に。

つまり、私はこの暮らしをはじめたとき収入のメインだった柱をお休みして生活をスタートしたんですよね。

固定費さえ下げてしまえばなんとでもなると思ったので、私はそんな状態からしたかった暮らしをはじめました。

リビングエニウェアをするうえで、多くの人に相談されるのは「仕事ってできる環境?」「仕事ってどうしてる?」です。正直、移動が多くなるほど仕事ができる時間は少なくなるし、「各拠点の仕事のしやすさは?」と聞かれると回答に困ってしまう部分も多々あります。ただ、それでも私は、今の生活が私にとって必要なことだったと思うのです。

リビングエニウェアを始めたばかりのころ(1ヶ月〜2ヶ月目)

さて、そんなメイン収入の柱をなくした状態でリビングエニウェアを始めたので、はじめの1〜2ヶ月はめちゃくちゃお金に細かくなりました。(笑)

・食費は1日2000円まで!(友人の案を採用)
・移動はなるべく鈍行列車かLCCで!(誰かのブログでみた案を採用)
・宿はLivingAnywhere Commonsのみ!(勝手にそうすべきっしょ!と思った)
・家計簿アプリをいれて、少しでも出費があるたびに入力!(友人の案を採用)

でもそんな時間が多くなるほど私は思ったんです・・・。

「これはメンタルによくないぞ・・!」と。笑

例えば私は、LivingAnywhere Commonsの拠点のみに宿泊するんだ!と勝手に決めたことによって、「あぁドミトリーに疲れちゃったな🥺」「あぁたまには個室で1人の時間を過ごしたいな🥺という自分の気持ちを尊重することができませんでした。

どんな人だって1人の時間は大事です。夜、誰かの物音で眠れなかったり、気を遣いながら生活する時間は、結構メンタルにくるのです。笑

でも「お金が・・!お金が・・!旅暮らしのお金未知すぎて怖い・・!」なんて思っていると、そんな自分の気持ちを大事にできません。

そうやってプチストレスが積み重なったことで私の心はギースギス!そんなこんなで、「なんか最近わたし嫌なやつかも状態」が完成したのでありました😇笑

でも、私にとって大事なことは「私が幸せな状態である」ということ。

というわけで最初はみなさんに金銭面も伝えられたらいいなと思い細かくメモをしていたんですが、いろいろな制限は早々にやめました。笑

そんなわけで収支計算しておりませんゆえ、みなさんに実際いくらかかりました的な報告は一切できない所存です!かたじけない!w

ただおそらく当時は
・宿代:LivingAnywhere Commons27,500円
・食費:2〜4万円程度
・交通費:2〜4万円程度(ただ飛行機代はほとんどかかってません!)
・その他、月々の投資・年金・健康保険・住民税・通信費・美容品や洋服代・勉強のために入っている講座の料金・賃貸の退去費用などで、月々15〜25万円くらいの出費だったと思います🤔

リビングエニウェアを始めて少したったころ(3ヶ月目〜)

そんなお金に関して「もういいや」と思い始めたのが3ヶ月を過ぎたあたり。

・LivingAnywhere CommonsだけじゃなくHafHやエアビーも使ってOK
・なるべく個室で眠れるようアップグレードしてOK
・自分が好きな人たちと幸せな時間を過ごすためのお金はいくらでもどうぞ
・移動に疲れたら実家のある北海道へ戻ってOK

そんなふうに余裕をもたせたことで気持ちが軽くなり、この暮らしを楽しむ余白がうまれました。

するとなんということでしょう!

それまであったリビングエニウェアに対するモヤモヤが一転、この生活を面白がれるようになったのです😌

例えば1〜2ヶ月目のころは

・行った拠点で仕事や生活がしづらい環境だとすごく悲しい
・ドミトリーで夜うまく寝れない日々が積み重なるとメンタル揺れ揺れ
・やっぱりリビングエニウェアな暮らしはお金持ちしか無理じゃんとため息
・「あぁ早くお家に帰りたい」(でもお家ない😭)とシクシク

という感情が、相当長い間心のなかを埋め尽くしていたのですが😇←

自分の心地よさを優先した結果、「これから私はどういう暮らしがしたくて、そのために今の生活から何を感じるか?」に意識を向けられるようになりました。

これは「こういう部分は嫌だな」と思っていたことがすべて「最高!」に変わったということではありませんよ。

「嫌なこと」の後ろにある「より納得感のある暮らし」に意識が向けられるようになり、「じゃあどう次は何を選択し、何を変えていったらよいだろう?」と行動を変えることができたんです。

私の場合、お金のこまごました計算をやめ、ある程度ゆとりをもったルールにすることで心に余裕が生まれ視野が広がりました。

これはお金の計算を細かくしたほうが安心するタイプもいると思うので一概にはいえませんが、私はこのやり方が合っているみたいです。

お仕事に関すること

お金を理由に制約をつけすぎたことで心がヤンキー化していた私は、制約をゆるくしたことでリビングエニウェアを面白がれるようになりました。

とはいえ、やっぱり暮らしにはお金がかかるもの。

ここまで読んだ方のなかには、私が冒頭で「メインの収入の柱をなくした状態でこの暮らしをはじめました」とお伝えしてしまったゆえ、「で、結局稼ぎはどうしてんのよ?」と思われる方もいるかもしれません。

これは結論からいうと、私はライター・SNS運用などいくつか収入の柱を持っていたので、そちらを増やしています。

だから「これから何かゼロから始めます!」という人はやっぱりすぐに家を手放してリビングエニウェアを!!といっても難しいのかなと思います。

だけどそれでも、自分のしたい暮らしに合わせて働き方をチェンジしてみるのは全然できない話じゃない。

私もフルタイムの看護師からしたい暮らしに合わせて働き方を変えました。だからあなたの一歩を応援しています。ファイト〜!

ちなみに旅先で出会う人はやはりフリーランスや経営者が多いです。職種としてはライターが最多な感じがしますが、ライターだけでは収入が安定しないので色々掛け合わせている人が多いですね。
あとは会社に勤めながらリモートワークで…という方も稀にいますが、守秘義務などの関係で個室でのお仕事が条件だったりするようです!

お得にリビングエニウェアするために私がやっていること

その他私はなるべくお得にリビングエニウェアができるよう、情報とサービスは使い倒しております。

例えば、飛行機はほとんどマイルでとっていて、マイルを貯めるために「SPGアメックス」というクレジットを使っています。

マイルがなければおそらく月々+2〜5万円はかかっていたと思います。LCCでいいじゃん!と思うかもしれませんが、LCCが飛んでいない路線も多いし、新幹線って意外と高いのでマイルはおすすめ。

あとはLivingAnywhere Commonsさん以外で宿をとるときは基本的にHafHさんで予約しました。

東京のホテルに5日ほど滞在しましたが、Hafhを使ったので15,800円ですみました。普通に予約すると約50,000円だったので3万円ほどお得。

そんな感じで、ありがたい時代の恩恵にあずかりつつ、収入と支出のバランスをみながら過ごしています。^^

さいごに

今回はリビングエニウェアな暮らしにおける金銭面のことについてお話しさせてもらいました。

ここからは余談なのですが、私はこの暮らしをしながら、これからの(人類にとっての)暮らしや幸せとは?を考えているんですが、リビングエニウェアな暮らしってそれ自体を「非日常(ハレ)」として行うならドミトリーであろうと、水回りが汚かろうと、WiFiが遅かろうと全然今の状態でいいんだとと思うんです。

だけど、多くの人がしたいのは「暮らし」であり「日常(ケ)」。

先日も友人と旅暮らしの話になったのですが、ホテルでも賃貸でもない、ケが整ったうえでのハレが過ごせる場所って今の日本にはまだあまりないのが現状だなと感じます。

「どこでも暮らし働ける時代」で、「好きな場所で暮らしたい人はたくさんいる」のに、みんなそれをしない理由は、意識というソフト面の課題もあれど、「どこにいても日常を送れる場所」というハード面がまだまだ追いついてないということもあるんだなぁと、ぼんやり思う今日この頃なのでした。

とはいえそんな時代の変わり目にこの暮らしができるのはとてもとても嬉しいこと☺️

自分にとってのより納得感のある暮らしを模索しつつ、いい塩梅を探しながら今月も過ごしていきたいと思います!

(みなさん暑いので体調にお気をつけて!🍉)

この暮らしを始めてからカメラがより一層好きになりました
今月は京都、沖縄、北海道などに滞在
やっぱり人がいるってとても楽しい時間でした
浜比嘉島のカフェ「かいのわ」さん。
出会えてよかったと思える大好きな場所でした。
沖縄には命と自然によりそう暮らしが垣間見えました。

*これまで行った拠点情報などまとめています👇


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あず(蓑口亜寿紗)
読みにきてくださってありがとうございました!きっと私の文章を読んでくれる方は近いつながりの方だと思うのでどこかでお会いできる日を楽しみにしています。^^