夢で会えたあの人に服を作ろう
今朝の夢、とても素敵な人に会った。アメリカ人女性。年齢は45歳くらいだろうか。独身。いつも一緒にいる親友が1人。映画『テルマ&ルイーズ』みたいな感じ。彼女たちは自由に自分らしく過ごしている。本人は男運が悪いと嘆いているけれど私から見たらとても魅力的な女性。そんな彼女は一度結婚していて、喧嘩別れをしたらしい前夫のことが忘れられないでいる。
親友と2人で前夫の家にもしょっちゅう遊びに行く。でも会えばお互い皮肉を言い合う。くだらない事を話して、馬鹿笑いをしている3人。彼女は踊りが好き。いつもパンツスタイル。染めた金髪、ゆるやかなソバージュ、肩辺りまでの長さ。
本当の幸せを探している彼女。活発、感情豊か、口は悪く、酒好き。彼女を嫌いになる人もいて、そんな時は強がっているけれど心の中では自己嫌悪。表には出さないけれど寂しがりや。
前夫らしき男の人の家にいつものように遊びに行く。親友と2人で。彼は、彼女にリクエストされてマイケルジャクソンのBest it を踊っている(笑)リクエストしたのに親友とのお喋りに夢中で彼の踊りを全然見ていない彼女。
彼女はとても落ち込んでいた。全てに憂いていた。彼女にとても似合う布を持っている私は(ここでいきなり私が登場)彼女のためにワンピースを作ることにした。私は、自分の持てる全てを差し出し、彼女を元気付けたかったのだ。私の頭の中でのイメージは既に出来上がっていて。フィットアンドフレアーのシルエット。スカート部分はたっぷりと布を使って膝よりほんの少し長い丈。開襟、半袖、昔流行ったシルエット。それはいつもの彼女とは全く違うスタイルだ。
私が彼女の胸に布を当てて鏡の前に立たせる。親友が言った。すごく似合っているよ。彼女は、肩を震わせ、手で顔を覆い、泣いている。親友は彼女をハグする。
その布地の色も柄も脳裏に焼き付いている。家の布山に同じ布はないけれど、街に出て少し探せば見つかるような気もしている。彼女へのワンピースを本当に作ってみようかなと、目が覚めて思った。
夢の中だけで会える人がいる。夢の中でしか再会できない人もいる。たまに、これはどこかに繋がって見た何かじゃなかろうか、と思うこともある。今朝の夢はそれに近い感じがした。妄想かもしれないしそうじゃないかもしれないし今の私には区別がつけられない。だからそれを確かめる為にも彼女のワンピースは本当に作った方がいいような気がしている。
サイズも大体わかっている。型紙もある。笑
昔、趣味で服を作っていたから何とか仕上げられる気がする。
夢で約束したからって本当に服を作ったら、それは現実なわけで、夢は夢じゃなくなるわけで、それってちょっと面白くない?
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