紫芋事件

お久しぶりで〜す

毎回お久しぶりで〜〜す

もうすぐで今年が終わりますね

私は相変わらず毎日を必死に生きています

今年を振り返ったnoteを書こうかななんて

オシャレな事思っていたのに

やっぱり我が家は珍事件が多すぎて

皆さまにシェアせずにはいられなかったので
書かせて下さい

先日、旦那が突然

「アチャン、今ムラサキのイモ買った」

とラインしてきた

どうやら

どこかのトンガ人から
紫芋を買えるお店を聞いて
自分でオンライン注文したらしい

トンガでは紫芋はとてもよく食べる芋で

甘くて美味しくみんなに大人気

でも日本ではなかなか売ってないので
1回も買ってあげた事が無かったのだが
どうしても久しぶりに食べたかったそう

届くのをずっと楽しみにしてた旦那

数日後

ダンボールいっぱいの紫芋が届いた

目をキラキラさせながら箱を開ける旦那の顔が


一瞬で曇る

どしたん

「イモ、メッチャちっさい、、、、」

箱いっっっっぱいの

極小紫芋

この写真のやつはまだ大きい方で
もっと小さいジャガイモ級の奴がゴロゴロ

「トンガの紫芋、、、コンナンチャウ、、」

と途方に暮れる旦那

次第にそれがふつふつと怒りに変わり

「チョ、俺お店にメールしよかな」

すかさず止める私

「いや、やめとこ。明日試合やし。
こんな事でストレスためるのは良くない。
どうせ皮むくん私や。食べたら一緒やろ」

と

論破する私

しぶしぶ折れる旦那

悲しそうに箱いっぱいの紫芋を見つめる

次の日

意を決して

ダンボールから紫芋達を全部出して

土を洗い流し皮をむこうとした私

しかし


まじで笑ける程ちっさい

小さいがゆえに100個ぐらいある

ように思える

え、、

これ全部皮むくん、、、、？

いざ無数の紫芋達を目の前にすると
まだ何もしてないのにどっと疲れた

昨日

どうせ私が皮むくんやから

とか言うてたくせに

まぁそんなん言うてても仕方ない

食べ物や、ありがたくいただこう

ひとつひとつ洗い始める

すると

何個かに1つ

グニャ

っとする

そう、腐ってる

しかも結構頻繁に腐ってる

腐ってる、、、だと、、、？？

このクソ忙しいやる事いっぱいある午前中に

いろんな家事を差し置いて

紫芋のために時間割いて

こっちはやってんのに

腐ってるやと、、、、、！？

なめとんかぁぁぁぁああああー！！！

あずさ、大噴火

（普段は温厚）

あんだけ昨夜

おいおいそんな事で怒るなんてクールじゃないぜ？

ぐらいの勢いで旦那に言ってたくせに

最近の忙しさもあって

なんで私がこんな腐った芋の皮むかなあかんねん！

と大ギレ

すぐさま送ってきた店に電話

1回目、でない

2回目、でない

しかし怒ったあずさはしつこい

3回目の電話

ガチャ

「モシモシ」

「すみませんオンラインで紫芋を頼んだ者なんですが、腐ってたり小さすぎる芋があって」

「••••••••シャチョ今イナイ。」

おおおおおおお、、、、、

そう来たか、、、、

「Do you speak English then?」

と聞くと

「ワタシ、ベトナム。英語ダメ」

おおおおおおお〜〜〜www

「オッケー分かった、社長いつ帰りますか？」

「サンジ」

おんww

オッケーオッケーww

ガチャ

旦那より強敵〜〜

これ社長日本人か？

もっと強い奴でてきたらどうしよう

ほんであいつのサンジ全然信用でけへん

適当に言うたやろ絶対

社長はどっかで連絡とれるはずや

一か八か

メールしてみる　

旦那は英語でずっとやりとりしてたみたいだが

日本語でぶち込んでみた

「至急お電話ください」と

すると

電話がかかってきた

「モシモシ」

「あ、すみません
かくかくしかじかで、紫芋のほとんどが腐ってて
しかも他の芋もめちゃくちゃ小さくて」

と説明する私

すると社長

「オネエさん、あの紫芋めっちゃいいやつヨ。小さい、問題ない」

ほう

私「ええやつかなんか知らんけど
腐ってんのはどうかと思いますよ」

「ダメージあるのダケ、返金スルネ」

私「はい、お願いします。
でもほんまに写真と全然ちがうし
季節の問題もあるやろうから
仕方ないのかも知れんけど
せめて買う前にサイズ感知れたら良かったです。
ほんまに小さい売れ残りみたいなやつしか
入ってへんから変やなと思って」

「ワタシ、最近新しいレストラン作ったから
メッチャ疲れてるネ。ごめんねオネエさん」

いや知らんがな

あんたの2号店なんか知らんがな

ワシも疲れとんねん

社長はマジでずっとこんな感じで

こらあかんわ、、、

と思いながら
とりあえず返金してもらう約束をし電話を切る

すぐにダメージ分の重さを量り
写真をとって

銀行の口座番号と共に社長に送信

すると

めんどくさそうにすな！！！笑

友達か笑

最後まで気ぃぬくなw

そのあとも

社長「はよ銀行の口座番号送って。
返金してほしいんやろ？」

私「いやさっき送ったがな」

みたいなやりとりが

あったりして

まじでファンキーな社長でした

返金してほしいんやろ？

ってなんやねんww

何目線なんw

ったく

とんでもないとこで芋買いやがったなwww

年末まで気が抜けねぇぜアマナキレレイマフィ！

ちなみに3日たった今、返金されてません笑

冷蔵庫を開けるたびに

極小の紫芋ちゃん達と目が合う毎日です、、

来年は大きい紫芋が食べれますように、、

今年は本当にたっっっくさんの出来事があり

辛い事も楽しかった事も

盛りだくさんでした

失う物が沢山あった1年だったけど
その分得た物がもっと沢山あった1年でも
ありました

新しいチームに新しい土地

新しい学校、友達

全てが幸運なことに私達家族にとって
素敵なご縁しかなくて

ラッキーだなぁと思う毎日

今年の最初は毎日白目むいてたのになぁ笑

こうやって新しい環境になったから
noteも始められたわけで

やれて良かったなと、改めて思います。

読んでくださる皆様のおかげです。

コメントに励まされて生きています。

そういえばこの間

立川選手のラジオに出演した時に
こんな質問をいただきました

アスリートの妻として何か心がけている事は
ありますか

と

基本、ない

と答える私なんですが笑

今年を振り返ってみて

１つだけ言える事がある

「こんな風に急にチーム変わったり
突然全ての予定が狂うような出来事があるかもしれへんけど
結果、何があってもどこにいても何か楽しそうに
やってる嫁が1番旦那を安心させるのではないか」説

これをめちゃくちゃ感じた1年だった

旦那の事を1番に考えたいところやけど
逆に一旦置いといて

私が日々を何か楽しそうに生きてみる

そうしてるとそれを見る
旦那は自然とホッとするのでは
なかろうか

これからもしまた何かあっても
この嫁と子供なら何とかなるんちゃうかな

って

思ってもらっとくだけでも

違うかもしれん

そう感じた1年

まぁ、何も無い平穏な日々が1番なんやけどな

果たして来年アマナキレレイマフィは私を平穏に暮らさせてくれるのか？

どうなのか？笑

来年に乞うご期待

ちなみに今年

ナキにあちゃんと呼ばれた回数は

5億4千万回

長男にママと呼ばれた回数は

2億7千万回でした

皆さま2022年もどうかマフィ家を

よろしくお願い致します。