冷えるオカン
悪寒だけに
冬休みがやっと終わりました
朝みんなを送り出して
久しぶりに何も音がしない誰も喋りかけてこない
キッチンで
お味噌汁を作り、熱いうちに食べた
朝ごはんの残りの冷え切ったおにぎりと一緒に
冬休み最終日
今思えば私は気力の限界だったんだと思う
片付けても片付けても出てくるオモチャ
誰が先にLEGOをやっていたかの喧嘩
どこからともなく聞こえるピアノを踏んでる音
紙じゃなくて手に塗る水性ペン
洗っても洗っても増える洗濯物
ソファの下からこっちを見てるカチカチの粘土
旦那の携帯から聞こえる銃声音
これが何日も続くと全てがうんざりになり
イスに座ってボーっとしてる私を
サンタさんがくれたカメラで激写される
「やめて」
としか言えない心狭いオブザイヤーの私
なんとか気を張り
部屋を片付け
喧嘩の仲裁をし
真っ赤に染まった小さい手のひらを洗い
（殺めてるんじゃなくて水性ペン）
洗濯物を畳んでしまって
スーパーに行き
ご飯を作って
公園に連れて行く
これの繰り返し
でもやっぱり季節は冬
寒かったし
疲れていたんだろう
ついに身体の芯が凍りついた
暖かい家の中にいても
寒くて
いくら服を着ても
毛布にくるまっても、寒い
なんかどんよりしんどい
もうお風呂に入ろうと
子供達と旦那にご飯を作り
食べてもらってる間に
ひとりで湯船につかった
ゆっくり心も身体も解凍されていると
子供達がドカドカやってきた
来てすぐ
オモチャの取り合いの喧嘩が始まる
止める元気がないのでただ見つめる
湯船に飽きた次女は
洗い場で泡のボディソープを手にいっぱい出して
幸せそうにしている
止める元気がないのでただ見つめる
ボディソープを手にいっぱい出して遊ぶことは
ダメな事なんだって
誰が決めたんだ？
もったいないから？
1ポンプいくらなんやろう
でも泡のボディソープって高いもんな、、、
そんな
どうでもいい事をぼんやり考える
すると私がしんどそうなのを
かろうじて少し気付いていた旦那が
子供を洗い、お風呂から出してくれた
再び1人になった湯船につかりながら
ふと思う
子供達がいなければ
ゆっくり静かにお風呂に入れて
寒空の下公園に行かなくても良くて
スーパーで落ち着いて商品を手に取れて
好きなテレビをみれて
ゆっくりご飯を食べられて
家は掃除したら綺麗なままで
いられるのかな
そんな最低な事を思ってしまった
その瞬間
お風呂のドアの向こうで
旦那に着替えさせてもらっていた長女が
赤鼻のトナカイを歌い始めた
その瞬間
涙があふれ出た
絶対に思ってはいけない事を思った自分と
浴室に響き渡るかわいい歌声が
私を罪悪感でいっぱいにさせた
やっぱり私疲れてたんかという
あとから気付くこの感じが1番ツラい
子供達と楽しく過ごしたいと思ってるのに
できない自分が
全てがもどかしい
みんなが成長したら
この喧嘩も、ボディソープの無駄使いも
全てが戻らない愛おしい瞬間なのに
今の私には分からない
きっと心底理解できるのは
子供が大きくなってからなんじゃないかな
これを読んで
ひどい母親だと思う人もいるかもしれない
私でも思う
自分の育児の正解が分からないまま
今にいたる
正解が分からないまま
突き進んでいくものなのかな
子供達と一緒にいれる時間が
成長するにつれて限られていく事なんて
目に見えてるのに
こんな短い冬休みごときで
めそめそ泣き出す自分を
どうにかしたいが
これも私だ
こんな母ちゃんで悪いな。笑
心に余裕がある時は
一緒に遊んだり、卵も割らせてやるし
洗濯物も一緒に畳んで「上手〜」とか
言ってあげれるのに
余裕がない時
ギャァギャァ騒がれると
「口縫うたろかゴルァ！」って
未知やすえみたいに怒っちゃったりするけど（怖）
こんな
天使と悪魔が共存してるようなメンタルの時の
解決策は
人に話すこと
笑い話に変えること
だと
ここ数年で気付いたので
皆さん
めそめそしてる私を
笑い飛ばしてくれませんか？笑
そして明日までに
新聞紙と牛乳パック6個とラップの芯3本を
幼稚園に提出しなければいけないことを
忘れていた私を
どうか笑い飛ばしてくれやしませんか？笑
いや
誰が1か月でラップ3本も使い切んねん
うちのラップ50mやど
1年前に言うて
ほんで新聞紙なさすぎ全米が泣いた
さて、今年は前厄の私
どんな1年になるでしょうか笑
旦那も大事、子供も大事
でも自分も大事！！！
リッスントゥマイハート
ルッキンフォーユアドリーム！
今年こそはタイトなジーンズにねじ込むボディを
そぎ落として戦っていきたいと思います！
皆さま宜しくお願いいたします。