子連れ観戦の地獄
我が家の次女、2歳
絶賛イヤイヤ期である
気に入らないことがあると
マライアキャリーもびっくりの
高音域で叫び声を発する
抱っこしてる時にマライアが出ると
三半規管がやられ、めまいがするほど
いつこのブームが去るのか、、
しっかり話せるようになるまで
我慢しかないのかなぁと日々悩んでいる私
そんなマライアキャリー2歳と
ワガママ盛りの4歳長女
起きてる間ずっと喋っている6歳長男
私はいつもこの強烈3人組を連れて
旦那が出てるラグビーの試合観戦に行っている
観戦に行くときは大体
前の日から勝負なのだ
旦那は前泊のため
ワンオペで寝かしつけ、荷物の用意
当日は
家事と並行して子供達の用意と自分の用意
(スムーズにいった事ない)
そして子供全員チームのジャージを着せて
沢山のお菓子、塗り絵、オモチャをカバンに
入れて出発する
昨日は駐車場からスタジアムが遠かったので
3人連れてボチボチ歩いて向かった
ついてから
フードトラックが沢山あったので寄ってみる
3人連れては無謀だと思い込んでいたのだが
到着してみると
いつも旦那を応援してくれてる
顔見知りの方々が沢山いて
すぐ隣にあるイスで子供達を見てくれて
私はフードトラックに並べる事ができ
大助かり
一緒に観戦予定だった友人も合流してくれ
楽しい時間を過ごした試合前
そろそろスタジアムの中に入ろうか〜と
歩いていると
再入場のみの階段を見つけた次女
「こっちいく」
と指をさす
ザワァ、、、
今後の展開が予測され胸がざわつく私
そっちは行けへんみたいやから
あっちの階段で行こうか?
と声をかけるも
この階段にのぼりたい
この階段じゃないとダメ
と泣き出す
でも泣いたとて、絶対に登れないので
あっち行くよと手を引くも
アスファルトに寝転んで
ギャアギャア泣き出す
ザワザワァ、、、、
は、恥ずかしい、、、、
脇を抱えて抱っこしようとするが
そういう時の彼女の得意技
1トンぐらいの重さになるの術
を使われる
もう子泣き爺である
これを使われるととんでもなく重くて
持ち上げられない
また魔女の一撃をくらう事になる
旦那の試合前に3人子供連れての
ギックリ腰だけはごめんだ
なんとか優しく声をかけながら
入り口の階段へと運ぼうとするが
抱っこしてからのイナバウアー
子泣き爺のイナバウアー
カツオの一本釣りかいうくらいの体勢で
頭から落下しないように必死に抱える
防寒のために着てる極暖とダウンジャケット
のせいで汗だくの私
階段の途中で何度も心折れかけて
止まりながら
通りすがりの人達に「頑張って!」と
励まされながら(登山か)
なんとかのぼりきる
そこから
席につくまで泣き続けた子泣き爺
腕が死にそうになりながら運んだ私
席についた頃には
え、私、80分ラグビーした??
っていうくらい汗をかいていた
腕はもう力が入らない。笑
なぜ抱っこ紐を持ってこなかったんですか?
と昨日の私の顔面にマイクを突きつけたい
もう抱っこ紐入るようなサイズちゃうけど
歩けるねん
保育園でガンガン歩いてんの知ってんねん
だから行けると思ってん
思った私がアホやった
そして
席についてすぐ
子供達がやる事といえば
そうですね
階段のぼりおり
ですね
とりあえず1番下まで降りて
ウォーミングアップ中のダディを探し
帰ってきた我が子達
その後お菓子を食べ
塗り絵をし、オモチャで遊ぶ
試合が始まっても
3人が落ち着いてイスに座ることはまずない
でもそんな事は想定内だったので
私は周りにできるだけ人がいない席にしていた
だけどもだっけっど
子泣き爺の機嫌は悪いまま
今食べたお菓子をもう一度食べたい
プリンセスの塗り絵がしたいのに取られた
ママの隣に座りたい
この全てを表現するのに
「キャー!!」
とマライアキャリーが出てしまう
本当にうるさかった
フィールドにいる旦那に聞こえるレベルだと思う
なので注意をそらせようと
1番最後尾の席だったのでその後ろのスペースで
次女を放牧した
車椅子の方用のエリアがあったのだが
誰も利用されていなかったので
そこの後ろ側で立って観る事にした
でもジッと立って一緒に観てくれるわけない次女
車椅子エリアの鎖をくぐったり、出たり
そこのイスに座ったりおりたり
叫ぶよりはマシかと思って見ていたが
係員のお姉さんに
危ないので出てくださいと注意される
すみませんと謝り
イスに戻る
イスに戻る事が気に食わない次女
またキャー!と叫び泣く。
すると次はスーツの警備の方が来られて
遠くから
子供達の声がうるさいとクレームが何件も来ているので
今すぐ出て行ってください
と言われた
え?
なんて??
と思い
イスを離れてその警備の方の所まで行くと
子供達の声がうるさいと何件も苦情がきています
と言われた
え、、、、
もう、あかんの?
1発退場システム、、??
チャンスないの、、、?
と聞きたいことは沢山あったが
その時の私はもう気力も体力もゼロだった
そして我が家はほんまにうるさかったやろうし
もう帰ろうと
なので
分かりました、じゃあ荷物取りにイスもどります
と言い
戻ろうとすると次女が行きたくないと
「キャー!」と叫んだ
その瞬間
「もう今すぐ出て行ってください」
と強めに言われた
そんな言わんでも、、、と思い
このままもう出ます、と
ジャケットも携帯もイスに置いたまま
ドアの外に出た私と次女
携帯もないから中で長男達と座ってくれてる友人に連絡ができない
中にもう一度入ろうとするが
泣き叫んでる次女
さすがにもう戻れない
え、どうしたらいいん
と
途方に暮れた
まさか外に出されるとは
と
あらためて考えるとショックで
涙が出た
通りすがりのスタッフの方にチケットの半券を
渡し
ここに座っている私の友人に荷物と一緒に出てきてと伝えてもらえませんか?と
お願いする
だがそのスタッフの方
10分後くらいに
「僕ではここの席まで入れないので一緒に来てくれませんか」
と戻ってくる
なんやそれ!笑
最初に言わんかい!
もちろんその待ってた10分間
泣きっぱなしの次女
ハーフタイムだったので沢山の人に
お見苦しいところを見せてしまう
結局スタッフの人に連れられて
荷物も取れ、友達にも伝えて、
その子には試合に残ってもらった
私は再び3人を連れてドアの外へ
その時にはもう泣き疲れて
爆睡していた次女
さて、、、
ここからまた抱っこしたまま
駐車場まで歩くのか、、
無理やん
無理すぎるやん
と思って立ち尽くしていると
やっと見つけた〜!
の声
ふり返ると
前に下の子2人が通っていた保育園の
園長先生と担任の先生だった
来てくれているのは知っていたが
席が遠くて会えずにいて
ハーフタイムで私達を探しに来てくれていたのだ
もう、、、
タイミングが、、、
神様すぎて、、、
また泣く私
びっくりする先生。笑
事情を説明するとびっくりされてたけど
すぐに私と子供達のケアをしてくれた先生達
園長先生は上の子2人連れて
ジュースを買いに行ったりお散歩をしたり
担任の先生は私とベンチに座って
次女が起きるまで寄り添ってくれた
本当に本当に助かった。
試合観たかっただろうに、、
申し訳ない
そしてそのまま外のベンチで
旦那がイエローカードをもらい
その後負けたことを知る。笑
なんて日だ!!!!笑
夫婦そろって何してんだ!笑
ちきしょう!!
いやしかし
我が家の周りに座っていた方々
うるさくして大変申し訳なかったし
私もうるさかったやろうし、、
子連れの試合観戦の難しさに直面し続けてる
ここ数年
前もnoteに書いたけど
託児所があったら喜ぶお母さんは
沢山いるはず
京都から母を呼んで子供をみてもらって
試合を観にくる事もできる
でも毎回それはできない
たとえ両親と試合観戦にきても
子泣き爺は子泣き爺のままやし
マライアキャリーである
だったら家で観れば?
な話なんだが
旦那が頑張ってる姿、チームのみんな
生で観たいよそら
子供達にだってダディがラグビーしてるとこ
見てほしいよ
でもうるさいし、座らねぇんだ。笑
ずーっとお菓子を与えるわけにもいかないし
何日も前から
子供達が喜ぶ物を用意したり
旦那同様、嫁も試合に向けて準備してんだ。
だから
もしこのnoteをあの今すぐ出て行ってって
言った方が読んでるようであれば
これだけは言いたい
もうちょい優しく言うて
子供がうるさいのは申し訳ない
オカンがうるさいのも申し訳ない
ご迷惑おかけしてしまったのなら帰る
でも
そのスタジアムに来るまでに
めちゃくちゃみんな頑張って来てるから
何日も前から準備して、楽しみにして
朝から頑張って用意させて
汗かいて頭フル回転で必死で来てるから
もうちょい優しくしてください、、
でも、すみませんでした。
帰宅後
旦那に今日あった事を伝えると
「えええ!?ウソやろ!?
ナンデ俺に言ワヘンの!!!??」
いやあんたに言うたとて!笑
試合中やがな笑
「言ッテくれたら
ソコマデ走ったノニ!!!!!」
来んなよ。笑
でもありがとう
以上
2023年始まったばっかりなのに
泣いてばっかりの私でした!笑
P.S 元気です