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オンライン帰省【日々のツイトレ】

※2020.4.22wedのTwitterトレンドワードより


多くの人が普通だと思っている社会習慣を、今は変えなければいけないタイミングだってことです。


政府の専門家会議による、人と人との接触を8割減らすための「10のポイント」を発表。


人との接触を8割減らす「10のポイント」。新型コロナ感染減へ専門家会議(Impress Watch)


そんな中で具体的に挙げられた10のポイントがコレ。


1. ビデオ通話でオンライン帰省

2. スーパーは1人または少人数ですいている時間に

3. ジョギングは少人数で、公園はすいた時間、場所を選ぶ

4. 待てる買い物は通販で

5. 飲み会はオンラインで

6. 定期受診は間隔を調整、診療は遠隔診療

7. 筋トレやヨガは自宅で動画を活用

8. 飲食は持ち帰り、宅配も

9. 仕事は在宅勤務、通勤は医療・インフラ・物流など社会機能維持のために

10. 会話はマスクをつけて


この「オンライン帰省」というワードが多くの人に引っかかったみたいで話題に上がりましたが、現状を見るに、どれもごく当たり前の提言だと思います。

基本的にはこれまでと大きく変わらず、不要不急の外出自粛など感染防止に努めることを、人出が多くなる可能性の高いゴールデンウィークに向けて、改めて周知した格好です。

専門家会議としては、思うように人と人との接触が減少できていないという焦りが見えたような気がします。


帰省と飲み会は「オンライン」なのに、オンライン診療やオンライン筋トレとかではないんだ、と言葉尻を取ってみたり。

オンラインパーソナルトレーナーとか新しい文化生まれそう?というか、既にありそうですね。


「オンライン帰省」は、実質ただのビデオ通話じゃないかって話もありましたが、親戚家族の安否が知りたいなら、普段から連絡取り合っていれば、遠方からわざわざ時間とお金とストレスをかけて行く必要ないんじゃないかと思うのです。毎日、オンライン帰省でいいじゃないですか。


移動途中でウイルスもらって、実家のおばあちゃんが病気になっちゃうとか、子供が帰省先で病気になっちゃうとかよくある話です。

このように、これまでは「よくある話です」なんて感じで済ませていたかもしれませんが、そうとは言ってられない状況です。


早くオンライン墓参りとかオンライン法事とか、簡単にできるようにしてほしいと思います。先日も書きましたが、オンライン葬儀もお願いします。


世の中には、感染症が致命的になる可能性のある免疫系の病気の人もいます。

これまで、そういった家族はできるだけ感染のリスクを抑えるよう生活していますが、そういうことを説明してもわかってくれない人が、たまにいます。


外出自粛要請後もいつもと変わらず外出できるわけで、なんだかんだで日々の買い物をするためにスーパーに行くと、家族連れの子供がマスクもせず大声でふざけながら走り回ってたり、運動不足や気分転換と称して陽気に誘われて公園で散歩しつつ井戸端会議しちゃってるご年配を、通りすがりに見かけます。

ああいった状態を見かけると、スーパーの入場制限や公園の閉鎖を避けるための使い方など、具体的に伝えなければわからないのかもしれないと思ってしまいます。伝えてもわかってもらえないから、あの状態なのかもしれませんが。


年配の方にオンラインなんかわからないなんていう声も散見されましたが、できない人に無理強いをしても仕方ありません。現状、できるにも関わらず、やらない人がいるから、その人たちに向けているのです。まぁ、こういう状況で敢えてやらない人は、ある意味、仕方のない人なのかもしれません。


今は、感染症に怯える人々が多数を占める世界に突入しているのだから、社会を一時的にでも変えなきゃいけないのではないでしょうか。

誰かが責任を負って音頭を取ればいいのですが、今は国民の自主性による自然淘汰的な緩やかな流れを望んでいるようです。急激な変化は、その分、大きな反動もありますし。

これまでのルールを守りたいなら、それを守るための時代に合った新しい取り組みを見せる必要があります。変革がなければ、仕方なく淘汰されるものもあるのです。

村に若者が居なくなり行事ができなくなる、通信技術が発達し手紙文化が廃れていく……それは今までも同じで、時代に合った文化が残っていくのは当然のことなのです。

なんらかの形で文化を残したいと思うなら、知恵を出さなきゃいけないってことです。



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三田みたらし / Mitarashi Mita
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