TechCrunch Japanとfreeeの10年
皆さんこんにちは。freee広報azusaです。
本日2022年3月31日は、「TechCrunch Japan」および「エンガジェット日本版」の更新が終了する日です。
※サイト閉鎖は5月1日
終了のお知らせを聞いた時は、声を出してしまうほどの驚きと共に寂しい気持ちが込み上げてきました。今でこそ全国33万を超えるスモールビジネスの皆さんにご利用いただいているfreeeですが、無名だった2012年創業時・新製品の発表・マザーズ上場などfreeeにとって重要な時に必ずTechCrunchの存在がありました。
思い出が多すぎてすべて書ききれませんが、これまでTechCrunchに掲載いただいた記事と共にfreeeが歩んできた10年を振り返りたいと思います。
記事と共に振り返る
記念すべき最初の記事は、TechCrunch主催Tokyoスタートアップバトル参加企業として取り上げていただきました。
多くのスタートアップが注目するこのイベントで「会計ソフトfreee(現:freee会計)」のβ版を発表、イベント登壇に合わせてリリースしました。想定を上回る反響に驚きながら、SNSでは「こんなサービス待ってました!」というユーザーさんの声に感動し、自信が確信に変わった日だったと当時の様子を創業メンバーから聞きました。
続いて、2012年12月。資金調達の発表について取り上げていただきました。お気づきの方もいると思いますが、freee創業時の社名は「C-FO株式会社」でロゴも全く違うものでした。
続いて、2013年3月。「会計ソフトfreee(現:freee会計)」を正式にリリースした時です。
プロダクトリリースのタイミングでつばめロゴへ刷新しました。
続いて、2013年5月。IVSローンチパッドで優勝した時です。無名のfreeeにとって、スタートアップが想いや考えを伝える場はとても貴重でした。
続いて、2014年2月。法人向けiPhoneアプリをリリースしました。スマホの普及率が上がり、外出先や移動時間等のスキマ時間に経理をしたいというユーザーさんからのニーズに応えるべく、国内初のスマホアプリを開発しました。
Airレジさんとメディア向けに連携発表会も開催しました。
2015年6月は会社設立に必要な書類を無料で作成できる会社設立freee(現:freee会社設立)を提供開始しました。
2017年3月。給与計算freeeを大幅に機能追加し、人事労務freee(現:freee人事労務)として提供開始しました。
2018年7月2日。創業以降初となる事業戦略発表会を開催。freeeは6周年を迎え、ユーザーのみなさんを世の中の主役にしたいという思いから、ミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」へ刷新しました。
五反田のスタートアップの皆さんと共に設立した五反田バレー。
スタートアップが作り上げた団体ということもあり、TechCrunchの記事は特に多くの反響をいただきました。
2019年9月。日本においてSaaSプレイヤーが増え、「SaaS」が注目を集め始めました。「もっとSaaSのビジネスモデルを理解してもらうために何かfreeeから発信できないか?」という佐々木のアイディアでTechCrunch編集のみなさんに寄稿企画を持ち込みました。週末を使って2日足らずで佐々木が原稿を書き上げてきたことに驚いたことも覚えています。
公開から2年以上経った今も、SaaS界隈の皆さんだけでなく新卒採用を受ける学生からも記事について感想をいただきます。
※本記事はTechCrunchサイト閉鎖と共に閲覧できなくなってしまいますが、TechCrunchの御厚意により佐々木のブログもしくはfreeeのnoteにて再掲予定です
そして、2019年12月。freeeは東証マザーズに上場しました。東証のセレモニー、上場会見へ吉田編集長にご参加いただき、佐々木の個別インタビューも掲載していただきました。
2021年7月。freeeは10年目を迎えました。創業初期からずっと見守ってくれたTechCrunchならではの10年を振り返る記事も書いていただきました。
その他、取材だけでなく数々のイベントで大変お世話になりました。
紹介しきれませんが、5月サイト終了まで噛みしめながら記事を読み漁りたいと思います。
記事のキーワード検索やりかた
TechCrunchサイト内で記事を検索する際の方法を教えていただいたのでご紹介します。
例)「freee」の記事を検索したい場合
・https://jp.techcrunch.com/tag/freee/
上記法則でURLを生成して関連記事を検索。「freee」の部分を検索したいキーワードにしてみてください。
最後に
吉田編集長はじめ、木村副編集長・編集比嘉様、歴代の編集長・記者・ライター・イベント運営の皆さま。これまで沢山の機会をいただき、そしてfreeeの成長をいつも温かく見守っていただきありがとうございました。皆さんが作り上げたTechCrunch Japanは永遠にスタートアップのバイブルとして心に残ります。
またどこかで皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。本当にありがとうございました。