ミリメカの魅力を語る(1)
はじめまして!ディスコードサーバー『悪趣味』を運営している夕日梓です。
人生で触れてきた好きな物についてのびのび書いてみたいなと思ったので、色々書いてみる第一弾。あまり調べず語るので間違いがたくさんあるかもだけど、悪しからず。
今回はミリタリーメカの魅力について!
ミリメカとの出会い
全章自分語りだが、ここは特に自分語りなので僕に興味がなければ次の章まで飛ばして欲しい。僕は幼い頃から「大きな荷重や圧力がかかっている」ものが大好きだった。岸と船を繋ぐロープが波に揺られてギシギシ弛緩したり、タンクに付いている圧力を示していそうなメーターがレッドゾーンを指しながらシューシュー鳴ったりするのが大好きだったのだ。よく連れて行ってもらっていたディズニーではそういうところばかり見ていた。日常生活で荷重が体験できるから車も好きだった。加速やカーブのとき車体が傾いたり、エンジン回転数の上昇が音や振動として伝わってきたりとにかく楽しかった。
そんなある日、ジブリ映画『風の谷のナウシカ』を視聴。大好きな表現のオンパレードだった。ジブリの映画の中ではメカでも荷重によってたわんだり震えたり生き物のようにいきいきと動く。メカの魅力に改めて気付かされたのだ。ナウシカでは武装した巨大飛行機が編隊飛行し、大国の戦車が非武装の村を制圧する。そんな映画に幼くしてドハマりしてしまえばミリオタになるのは必至だった。
ミリメカテーマ - 戦車の魅力
さて、ここからはミリメカのどこがいいかを綴っていく。僕は戦車からミリタリー沼にお邪魔したので戦車の話から。
そもそも戦車ってなに?…簡単に言えば「火器と装甲を持ち、履帯で動く乗り物」だ。(履帯というのは所謂“キャタピラ”のこと。ちなみにキャタピラはキャタピラー社の商標で正式名称ではない。) 戦車の魅力は履帯とサスペンションにあると考えている。なので今回はそもそも戦車はなぜタイヤではなく履帯で走るのか?について語る。その答えは戦車が発明された背景にある。
時は第一次世界大戦初期。戦場では何メートルも離れたところから、ものすごく小さい鉛玉がものすごい速度で飛んでくるので兵士には安全に隠れられる場所が必要。というわけで歩兵は地面に穴を掘り、木やコンクリートで補強して塹壕を作った。自陣の塹壕に相手の弾や歩兵が飛び込んできたら堪らないので最前線から数メートル離れた場所に、有刺鉄線付の塹壕が戦線に対して平行に掘られた。歩兵は隠れる場所を手に入れたが、それは相手も同じことだった。結局、数百名の歩兵は塹壕で陣形を整え合図で一斉に飛び出し相手の陣地の塹壕まで走っていく。有刺鉄線をくぐり抜け相手の塹壕に飛び込んだら接近戦だ。もちろん相手の塹壕に近づく間は大砲や機関銃に撃たれ放題で攻撃側は消耗率が激しく非効率。防御側が圧倒的な優位性を獲得。しかも塹壕の制圧は目的ではなく、さらに奥にある本隊を叩くための手段にすぎない。気が遠くなる……。撃たれてもへっちゃらで、有刺鉄線も乗り越えられて、歩兵を一掃できる火力が欲しいなあ。戦車の誕生である。
アメリカで履帯式のトラクターに装甲を付けて機関銃を載せたものが戦車の赤ちゃんとして戦場に投入されると似たようなものを各国が戦線に送り込み、みるみる洗練されて第一次世界大戦末期には今日の戦車の基礎が完成した。
終わりに
さて、どうだっただろうか。魅力に感じる部分がニッチすぎてずっと手前から解説した結果、結局戦車が誕生した歴史を書いて終わってしまった。なんなら戦車より塹壕の話の方が多かったかもしれない。次回、ミリメカの魅力を語る(2)ではいよいよ戦車の履帯やサスペンションの魅力について語るかもしれないし、別のミリメカの話をするかもしれない。そもそも続かないかもしれない。続きを読みたければフォローやいいね、ブクマなどで応援を送るのだ!よろしくお願いします。
ディスコードサーバーの話
ここからは余談。
僕は『悪趣味』というディスコードサーバーを運営している。おもしろそうな人に声をかけて集まり、雑談したり一緒にゲームしたり……。僕やサーバーにいる人たちに興味が湧いたら招待するのでぜひ声をかけて欲しい。現在は年齢性別を問わず30人ちょいの人たちがたむろっている。サーバーに入っても挨拶はいらないし、必ず雑談に参加する必要もない。しばらく様子を見て合わなければこっそり抜ければいいし、会話に参加してももちろんOK。連絡待ってます!
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