ベルグハイン初心者のための手引き(入管編)
クラブ好きテクノ好きで知らない人はいない(らしい)ベルリンのクラブオブクラブ、Berghain(ベルグハイン)
毎週土曜の夜から月曜の昼までノンストップで行われる狂った宴。
今はコロナで遊ぶことができないけれど、いつかベルグハインが戻ってきたときのために書いておこうとおもいます。
ベルグハインといえば、長蛇の列から入場できる人間を仕分けるバウンサー。彼がNOと言えば2時間並ぼうが3時間並ぼうがベルグハインには入れません。
ベルリンに来たならベルグハイに行ってみたい。むしろベルグハインに入るためにベルリンに来た。そんなあなたのお役に立てるように少し書いてみます。
簡単にいうとこんな感じ:
1. なるべく小人数で行く
2. 朝方に並ぶ
3. 地味めの服が吉
1. なるべく小人数で行く
ストイックなテクノクラブなので基本的にウェーイ系のパリピは嫌われるっぽいです。多くても3人。ベストは1人。
2. 朝方に並ぶ
土曜の夜のピーク時には3時間並ぶことも珍しくないベルグハイン。
(聞いた限りで最長は5時間。有名DJのときだったそうな。)
やっと自分の番になって無慈悲なNOを貰うのもベルグハインならではの体験にはなりますが、できるなら並びたくないし入れる確率を高めたい。
そんな時には日曜の朝にいきましょう。8時くらいとか。
早朝はクラブ2件目的な人たちがまだまだ並んでいますし、お昼をすぎるとまた人が増え始めます。
3. 地味めの服が吉
よく「黒い服で行け」というアドバイスを見かけます。
確かに列に並ぶ人はまじで黒い服を着ている人だらけ。でも別に全身黒で固める必要はないです。
なんというか「音楽を楽しみにきただけでチャラついていないです」アピールの一環と思ってもらえればいいです。Tシャツ・短パン・スニーカーでもいいです。
バックパック背負った観光客スタイルの人は弾かれてました。あと、サンダルはお勧めしません。中暗いし割れたビール瓶落ちてるので。
正直なところ格好については「あなたらしく」が1番しっくり来ます。
ベルグハインはもともとゲイクラブなので、そういう雰囲気が出てる人には優しい印象。よく分からなければ変に冒険せずシンプルに。
私は初めてベルグハインにチャレンジしたときは1人で朝行きました。
(紺色のシャツ、茶色いスカート、マーチンのブーツ、だったかな)
バウンサー「初めてか?(英語)」
私「はい」
バウンサー「なんでこの時間にきたんだ?」
私「えっと、友達がこの時間がいいってアドバイスしてくれました」
バウンサー「・・・」
私「(この沈黙めっちゃ怖い)」
バウンサー「入れ」
日本からドイツに入国したとき、入管のお兄さんになぜか日本語で「ドイニキタ目的ハ何デスカー?」って聞かれたんですよ。めちゃくちゃフレンドリー。なのにベルグハインのバウンサーときたらノースマイル。よっぽど入管っぽい。
でも、この入管をクリアすれば楽園が待っています。
次回はベルグハインに入ってからのことを書こうと思います。