「幸せ自転車ライフ」への道のり~購入、レンタル、乗り捨て?…A long and winding road to happy bicycle life
「移動の自由」の確保は、生活の満足度を上げるとても重要な要素です。
渡英前、ウィンブルドンで住むには車は運転できた方がよいとのアドバイスを受け、実家近くの自動車教習所で縦列駐車含め特訓しました。教習所から子どもを乗せて実家までたどり着いた喜びは忘れません。
実際に渡英後生活を始めると、
1)ガソリン価格の高騰
2)維持費の高さ
3)自宅前含め駐車スペース確保の難しさ
それに加え、道中ですれ違う時、知らない人でも微笑みかけてくれるladies and gentlemenのイギリスで、運転手同志が我を忘れ怒鳴りあっている姿を数回目撃してしまい、車運転をいったん断念しました。
また、駐車場の監視システムが恐ろしく精度高く少しでも指定した駐車時間をオーバーするとCCTVカメラの写真とともに罰金請求用紙が送られてきます。(コンパクトな車が運転できればより移動/行動範囲も広がるはず。要検討&練習)
そんな中そうだ自転車をフル活用しようと思い立ち、1年以上自転車ライフへの模索が続いています。日本では○○雑技団顔負けに子ども3人を電動自転車に乗せ(前後&おんぶ、合計体重100キロ超え)、保育園や公園などに連れて行っていましたがなかなかこちらではそうもいきません。そもそもの歩道を走るのはNG。車とほぼ同じスピードで走る。道によっては自転車専用道路がありません。友達には「もう自分は車だと思って堂々と走るのよ」とアドバイスされました。
恐怖心を払拭するという壁とともに、自転車のどう保有するかという悩みもあります。まず足を運んだのはデカトロン(フランスに本社を置くスポーツメーカー)。電動自転車£2000(日本円で約30万円超)高い!
https://www.decathlon.co.uk/search?Ntt=e+bike
次に子どもの保育園ママに教えてもらったのは自転車のレンタルサービス。https://peddlemywheels.com/ 電動アシスト付きで月£90(約1万5000円)。購入に切り替えることもできます。3か月ほど利用しましたが、難点は自転車の保管場所。ロンドンでは自転車の盗難も多く自宅内に駐車した方が安全とのこと。玄関に自転車を置いていたため2歳児が乗りかかって何度か下敷きとなり、また家への出入りも快適でないなと思いレンタルサービスを終了。
昨日初めてトライしたのが自転車シェアサービスです。
https://www.li.me/vehicles/electric-bike
日本でもシェアサイクルを見かけましたが、ロンドンでも複数のサービスがあり、街中を歩くとそこら中に乗り捨ててあります。
昨夜、20時半からのバレーの練習に間に合うようにバッチリ自宅近くの自転車をスマホアプリで確保、余裕をもって出かけたつもりですが暗闇の中でうまく決済ができず(事前の準備不足?)泣く泣くウーバータクシーで練習に向かいました。
使いこなせれば地球に優しくとても便利なプラットフォームのはず。郊外では景色を楽しめる自転車専用の道路も充実しています。自転車ライフを満喫するまでの道のりはまだまだ続きます。
■おまけ
友人に勧められたサイクリスト向けアプリ city mapper
ロンドン中心部でよく見かけるのはコチラ
https://tfl.gov.uk/modes/cycling/santander-cycle
ハイドパークなど公園内を自転車で楽しむことができます
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