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ロンドンで触れる優しさ~Strangersにも笑顔と関心を

 ロンドンに来て人の温かさを感じることが多いです。見知らぬ人にでも、親切心と笑顔、期待以上のリスポンスがかえってくることがあります。

 昨夜、イベント参加のためにロンドンの東側に位置するショーディッチという場所を初めて訪ねました。出かけたほんの4時間ほどの間に以下の3つの状況に遭遇しました。

1)どしゃぶりの雨の中、スマホの接続がうまくいかず目的地までたどりつけず助けを求めると懇切丁寧に目的地を一緒に調べてくれる
 目的地に近いバスで降りたものの、私自身のスマホのGooglemapがうまく起動せず、同じく雨で髪の毛がビショビショに濡れた女性に場所を尋ねる→目的地を彼女のスマホで調べ、行き方を丁寧に説明してくれました。
 「こんな悪天候の中、本当にありがとう」と伝えると「無事つけるといいね、Good luck!」と自分の行いは当然という信念と笑顔がかえってきました。

見知らぬ人の目的地をどしゃぶりの中一緒に調べてくれる優しさ
(彼女のスマホを自分の携帯で撮影させてもらいました)

2)バスの運転手さん、下りたい駅を乗る時に伝えると降りる際丁寧に道順を教えてくれる
 イベントが終わり23時近くにバスに乗る際、初めての場所だったので念のため目的地を通過するかを聞く。降車駅では女性運転手さんが「これからバスに乗るのか、地下鉄に乗るのか」を聞いてくれ、それにあわせた道順を運転席から説明してくれました。

3)深夜近くの地下鉄、終点の駅で寝ている人をたいてい他の人が起こす     
 帰宅の途で、自宅の最寄り駅で降りるところを誤って乗り過ごし一つ先の終点の駅(ターミナル駅)まで行ってしまいました。各車両に1人ほど居眠り中の人がのっていたのですが、男女問わずそれぞれ気づいた人が皆声をかけあい「終点の駅ですよ」と眠り込んでいた乗客の人を起こしていました。

 
 道ですれ違った人でもニコッと笑顔をむけてくれることも多く、そうした時に見知らぬ人への笑顔と親切心を忘れないようにしたいな、と思いを強くします。もちろんロンドンにも色々な人がいるはずで、のんきにしているとリスクも伴います。ただ、困った状況の人、Strangersに対しての親切心の高さに遭遇する確率は高いと感じています。 
 その源泉は何なのか。人は人に優しくされると次に優しくしようとするインセンティブが働くのか。滞在中に探ってみたいと思うテーマのひとつです。
 


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