ロエベの財布
うーん。
わたしは彼女のファンだけれど、
個人的には、少なくともあの歌詞を聴いただけでは
「わたしもロエベの財布が欲しい!」という気持ちには直結しない。
彼女個人の目に映るものを辿って詞を書くという手法は、彼女にとっての新たな試みだったらしい。
見えるものに対し、彼女自身が何を思ったかは詳しく書かれていない。
(ただ「今日は気分じゃないの」と繰り返すのが言葉のメインとしてあり、終盤に「何を言えばいいのかわからなかった」と書くだけ。それがすべてのような気もするし、じゃあこんな時には何を言ったらいいのかな、とこちら側が考えさせられるような深みも感じる歌詞だなぁ、とも思いますが)
ゆえに、この曲はドキュメンタリーのように、あるひとつの視点の世界を表すことで、聴き手それぞれに「起こっている出来事に対して何を思ったか」気付かされる・考えさせられるきっかけになっているのかもな、と感じるのだけれど、
少なくとも「わたしもロエベの財布が欲しい!」と思わせたいわけではないのでは、と思うんだよな・・
うーん・・
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わたしの文章や占いには、よく「自分」という言葉が出てきます。
これは「自分」というものを励ましたい、「自分」が自分らしくありたい、という願いのあらわれなのだと思っています。
読んでくださる方も「自分らしく」いられるように、少しでもその励みになることができたら、とても嬉しいです。