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UNISON SQUARE GARDEN 「名古屋が極まる」 20241118 Zepp Nagoya
UNISON SQUARE GARDENの20周年を記念して、各地のイベンターさんがご褒美のような形で会場と対バンをセッティングしてくれる「極まる」ツアー。
その追加公演として名古屋で待ち受けるは04 Limited Sazabys.
同地でフェスも主催する言わば名古屋が本拠地のフォーリミと初めてのツーマンという事で発表時から期待値は天井を突きぬけていた。
お馴染みのSEから登場しFeelからフォーリミのライブがスタート。
midnight cruising、Kitchen、Galapagos Ⅱとライブ映えする曲たちが彼等のホーム、名古屋の会場に叩き付けられる。MCでは先輩であるユニゾンの20周年を祝うなか、「負けるつもりはないので」とGEN.
monolithで始まった第2部はknife、Finderと続き、全く勢いは緩めることなく駆け抜けていく。
個人的にはフェス以外で観るフォーリミが久方振りであったので定番中の定番でもあるここの3曲の流れがとても昂った。やはり生粋のライブハウスバンドである。熱気が凄い。
(Finder開幕Bang Bang!〜のあとにGENが「ファインダァ」って言うところが好きなので嬉しかった)
その後にmilk、Honeyとタイトルからも滲み出る甘々なラブソングを続けて披露。
ユニゾンのファンを意識しているのかは定かでは無いが、殴り続けるようなセットリストとはひと味違う流れでまた一興であった。
終盤はmahoroba、HorizonからのTerminal、「自分自身に生まれ変われ〜」からSquallで〆。
フォーリミによってフロアが熱気で包まれ完全に温まった。もう「極まった」のでは?とすら思ってしまった。
もちろんそれは完全に杞憂だった。続くユニゾンが登場し鳴らされた1曲目は「カラクリカルカレ」。2曲目には「サンポサキマイライフ」。続けて最新曲の「傍若のカリスマ」。間髪入れずに「桜のあと」が披露された。
体感5分くらいで4曲が終わったようだった。
高校生の頃に聴いていた1stアルバムの曲が開幕から来る準備なんて全くしていない。
おそらくユニゾンだから体験できる事だと思う。本当にありがたい。
序盤はフォーリミの勢いそのままに、リフトやダイブが発生しているユニゾンでは珍しい光景も見られた。「桜のあと」で大量に上がったリフトを田淵が棒立ちで見つめ、首を傾げていた。
「極まる」ライブの固定枠扱いである「セレナーデが止まらない」、「アンチ・トレンディ・クラブ」、「パンデミックサドンデス」の3連続、
ファン人気トップクラスの「静謐甘美秋暮抒情」、
そして個人的にユニゾンを初めて観た時の1曲目だった「さわれない歌」など中盤も満ち溢れた多幸感と充実感で笑顔が収まることはなかった。
そんなフロアも終盤になると一人もダイバーはいなくなり、「カオスが極まる」、斎藤の「んラストっ!」から始まる「君の瞳に恋してない」で本編が終了。
ユニゾンが自力で自分たちのいつも通りのフロアに染め切る圧巻のパフォーマンスだった。
アンコール待ちは40秒程、汗を少し拭いただけだろうぐらいのインターバルで3人が再登場。
最後に投下されたのは「ガリレオのショーケース」。
斎藤と田淵のアラフォー2人が間奏でステージを駆け回り追いかけっこをする光景。しかし若すぎる。底なしの体力と圧倒的な演奏力を魅せられ、名古屋が極まるは終演。
フォーリミとユニゾン、正にかつてないデッドヒート。極まってしまった。
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セットリスト
04 Limited Sazabys
1. Feel
2. midnight cruising
3. Kitchen
4. Galapagos Ⅱ
5. monolith
6. knife
7. Finder
8. milk
9. Honey
10. Horizon
11. Terminal
12. Squall
UNISON SQUARE GARDEN
1. カラクリカルカレ
2.サンポサキマイライフ
3.傍若のカリスマ
4.桜のあと(all quarters leads to the?)
5.セレナーデが止まらない
6.アンチ・トレンディ・クラブ
7. パンデミックサドンデス
8.シュガーソングとビターステップ
9.静謐甘美秋暮抒情
10.さわれない歌
11.箱庭ロック・ショー
12.カオスが極まる
13.君の瞳に恋してない
en1.ガリレオのショーケース