MTGの戯言

ダラダラと思うことを書いていく。（都度更新）

一枚通ったら勝ち

こう言われても諸々納得いかないと思うことが多々。
概ね勝ち。とか実質勝ち。ならわかるものの通ったら確実に勝ちとなると少ないよね。勿論自分もそこまで含んで使う表現ではあるけれど。

例えばスタンダードでアトラクサを出したら勝ち、というプレイヤーがいるけれど直ちに勝ちというのはあまり実感ない。
喉首当たったり簡単に追放除去される上、何よりあれで3回殴らないと勝てないので回答を探される可能性が多い。
*勿論これを書いている時点のドメインのような大主パッケージとの複合でやられるときついが一枚通したら勝ちではないので。

下環境だと誘発でウィルと弾持ってくるから守れて強いというのもわかるものの、逆に特化しすぎているのでカラカス一枚で封殺というのもある上、下に行くほど3ターンもあって回答が見つからない方が少なく、やはり出したら勝ちというイメージがない。
それで勝ちという定義なら超能力蛙やゴイフ、濁浪だって通ったら同じくらいきつい。

この点だと変に護法が強いヴァルガヴォスとか切り裂き魔あたりの方が出したら勝ちなイメージがある。あとは素引きさえ耐えればの執政官。
下に行くほど全除去は取られづらいしカラカスでも弾けないしで1枚通ったら対処が実質不可能という点が強い。
とはいえ、これも布告除去取られていると対処されるので出したら勝ち、とまでは言いづらいよなあと。

条件的に
・できれば誘発型はなし（揉み消される、またはそこでスタックを乗せられて対処されるのが弱い点）
・できれば起動型ではなく、起動型なら起動できたら100％勝てる（揉み消される可能性があるため）
・通常入っているであろうカードで対処されてしまわない。（墓地利用系はサージカルや忍耐でかわされるので除外）
あたりの条件をクリアしておいて欲しいとは思う。

なおEnd The Turnによる対処は考えないことにするし、神聖の力線でそもそもフィニッシュが立ち消えちゃうパターンも一旦除外。

とした上で1枚通したら勝ち、でいえば
・もみ消しのない環境での出現の根本原理からの何か。
・キャストした15エムラクール。
・スタン当時のアールンドの天啓（黄金架がいるか倒し切れるだけの生物があるのが望ましい点でかなり迷いどころだが…）
・そのまま決まっちゃう時のDoomsday（最近ターンを返しているけど）
・3マナ浮き時にベルチャーが通った時
・Time Valutとウルザの物語（大体ウルザの物語は盤面にあるだろ…的な）
・歯と爪（ペインター＋イオナ）
・ミンブー（プレイアブルなカードでPWを除去りづらい。かつドローもできるの意味で）
・相殺（色々な意味で大体終わる）
もっとあるとは思うけどメジャーどころだと大体こんな感じ？穢ウラモグの滅殺も迷うところではある。対処札はあるが通常盤面が更地になり対処不能になりやすい意味で。

＊ANTはブレイン通ったら終わりのようなパターンもあるけど複雑なので除外。ヴォイド系がある時のヘルムも一枚通したらではないので除外。副陽の接近も全知通っているなら実質勝ちだけど、全知通っていてもハンドなくて負けとかスタックで沈黙とかもありうるので通したら勝ちというほどでもない。これを許すならハンドに滅殺もちがある時のsneak atackも通したら勝ちと言えてしまう。
タッサ絡みだとインバーターもデモコンもThe SPYもほぼ決まるけどタッサ＋αなので一番そのまま決まる可能性の高いDoomsDayにした。
スタンでは永劫の活力がある時点のカワウソも通ったらおしまいだが一枚ではないので除外。
＊モダン、パイオニアはやっていないので除外しています。ヴィンテは何通ったってダメだし、何通したって対策がある。それがヴィンテージ環境というイメージから除外。

そもそもそんなカードが存在する時点でゲーム的にはダメなのだろうけど、マナコストが大きくても一枚通したら勝ち、みたいなカードはロマンがあるし踏み倒しのしがいもあるよね。合同勝利じゃないけどこれ通ったら文字通り勝ち、みたいのはいつだって惹かれる。