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『脱いでみた。』の花盛友里さんにマタニティフォトを撮ってもらった話

少し時間がたってしまったけれど、先月、出産5日前に写真集『脱いでみた。』や『寝起き女子』などで有名なフォトグラファー花盛友里さんにマタニティフォトを撮ってもらった。すごく良い経験になったので長くなってしまったけどnoteにまとめてみた。

第一子妊娠時、なんとなく撮ってもらったらすごくよかったマタニティフォト

家族写真って昔は全然興味がなかったのだけど、前回の妊娠時になんとなく、マタニティフォトって撮っといたほうがいいのかな?と、夫の友人のフォトグラファーに撮ってもらった。↓これがその時の写真で、2年前の初夏。

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ファミリーフォトとかマタニティフォトってどうしても被写体が一般人だからダサくなりがちだし、他人からすると見るに耐えないとはわかりつつ、やってみるとすごく良いなと思った。笑 なんだかんだ言っても思い出になるし、見返すたびこのときの私たちに思いを馳せることができる。

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日常ではプロのフォトグラファーの方に撮っていただくタイミングがない

とはいえ、プロの方に撮っていただくような機会はそうあるものではなく、日常の写真はiPhoneだったり、趣味のカメラで撮ってみたりして、娘の1歳の誕生日の写真は自分たちで、セルフタイマーで撮影した。

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『寝起き女子』や『脱いでみた。』で有名な花盛さん

そして今回の妊娠。
実は前回の妊娠時にも、フォトグラファーの花盛友里さんのインスタでファミリーフォトやマタニティフォトを撮影されていることを知って、連絡をさせていただいていた。ただお忙しい方なのでなかなかスケジュールもあわず撮影していただくことは叶わなかった。

花盛さんは女性誌や広告などでポートレートなどの撮影を手がけられていて、『寝起き女子』や、女子のためのヌード写真集『脱いでみた。』などの出版でも有名なフォトグラファーさん。2人の男の子のママでもある。下着やヌードだけどいやらしくなく、女性ならではの視点で、かわいらしい写真を撮られる方だなあと以前からinstagramをフォローしていた。
女性誌や広告などの撮影もされる一方、一般の方の写真も撮影されていて、別アカウントでinstagramを運用されている。しかもなんと料金が3万円~という破格!
花盛さんのinstagram
花盛写真館のinstagram

最近ではブランドとコラボして下着をつくられたりもして、ご活躍されているので前回のご連絡したときよりさらにお忙しそう…と思いながら連絡をした。

撮影に至るまで

今年の1月、妊娠8か月~9か月のころだった。前回の妊娠時はスタジオで白背景で撮影したので、今回は自宅で、家族の自然な様子を娘と3人で撮りたいなと思い、自宅まで来ていただけないか、というやり取りをしていた。

花盛さんとは、メールやLINEでやり取りをさせていただいて、イメージをお伝えして、花盛さんがほかのお仕事の合間で撮影できそうなタイミングがあればご連絡をいただく、というスタイル。そのため割と直前の連絡になることも多いよう。

3月中頃、花盛さんからLINEをいただいた。撮影が立て込んでしまっていて、我が家に来ていただくと私の予定日が過ぎてしまいそう、とのこと。撮っていただくことが最優先なので、花盛さんのご都合の良いところに行きます!とお答えしていたところ、4月頭に、3日後どうですか?との連絡をいただいた。
急ぎ夫とスケジュールの調整をして、健診の予定もずらして、ぜひ!とお願いすることに。場所は、公園やグリーンの多い場所だとちょっとファミリーフォトすぎて私がこっぱずかしい、というお話をしていたので、それっぽくなりすぎない場所をご提案いただき、決定。

前日、マタニティフォトっぽい服って何着ればいいんだろう...とクローゼットを漁るも、いい感じにお腹があらわになりつつ、でもデブには見えない服がない...トイレで着替えることになるけど、数種類のパターンで撮影するのは全然OKとのことだったので、私と娘の服は3種類持っていくことにした。

撮影当日の流れ

撮影当日。朝10時に現地集合。快晴だけど強風が少し心配。
花盛さんは、さわやか、かつ、にこやかに関西弁で現れた。細くてとってもかわいらしい方だし雰囲気が柔らかくて和む...。
お会いして、5-10分ほどですぐに撮影開始。家族3人で自然に遊んだり話しているところから撮影をしてくださるのだけど、人を撮るカメラマンの方って本当コミュニケーション力高くないとできないよなあ...と改めて思う。
フランクな方なので、こちらもあまり緊張せずに肩ひじ張らず自然な写真を撮ってもらえる。ものの1時間半ほどで、2着(結局当日寒すぎて3着のうち1着は着ないことにした)のパターンで、相当数のカット撮っていただいた。

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撮影後、当日午後にはアシスタントさんから花盛さんにセレクトいただいた写真と、撮影したすべての写真データが送られてきた。この中から私たちが10枚セレクトして、それらをレタッチしてくださる。それ以外の写真も使用は自由だそう。

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3万円でファミリーフォト、その価値。

花盛さんは今かなりの売れっ子カメラマンなのに、どうして1回たった3万円(レタッチ込!)で一般人のファミリーフォトを撮っているのかずっと不思議だった。聞いてみると、ゆくゆくはスタジオをもってそういった写真を撮っていきたいとおっしゃっていた。今後も当然、雑誌や広告などの写真をバンバン続けていくのだろうと思っていたので驚いた。素敵だなあ。

もちろん花盛さんに写真を撮っていただけることもすごく魅力だけれど、花盛さんとがっつり数時間お話できたり、仕事の様子を見られたり、やり取りができたりすることも価値だなと感じた。

風がひどく強かったり、私の服のチョイスがひどかったり、私が予想以上に樽みたいな身体をしていたり笑、想定外のことも色々あったが、それもそれで思い出。大切なひとときの写真をこうやって残していきたいなあと思う。毎回何かのタイミングごとに、色んなフォトグラファーさんにお願いしてみてもいいし、同じフォトグラファーさんに撮っていただくのも良いかもしれない。

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