欅坂46東京ドーム円盤をみて想ふ

平手友梨奈さんが脱退発表してから1週間が過ぎた

東京ドームの円盤を堪能するためにとってあった有休
前を向こうと自分に誓ったはずだけど揺れてます
ドームの「不協和音」、「角を曲がる」を観たらもうね・・・この世界が見れなくなると思うとやっぱり悲しい

私は有難いことにドーム公演の1日目も2日目も現地で観ることができました
だから不意に訪れた1日目の「不協和音」のイントロが流れたときの鳥肌、会場の歓声、そして生で初めてみる「不協和音」
私的には1日目の田村保乃さんの「僕は嫌だ」は完全に平手友梨奈さんを超えていたと思います
そして歌い終わったときにもう舞台にはいないメンバーの潔さ
曲だけをきっちり伝えに来た感じ
もう欅らしいなって
完全に痺れました

そして2日目のアンコール
今日も「不協和音」なのか?それとも「黒い羊」?何が来るだろう

そして昨日と同じイントロの音が
「不協和音」だ!!!
昨日の「不協和音」を超えられるのか??
これはドームの円盤を観たらはわかりますよね
生で観たときよりも円盤で観た時の方が、それも観返せば観返すほど
彼女達の悲鳴やら声にならない叫びやらもう締め付けられて苦しくて
こんなことやってたら彼女達の命なくなっちゃうよってぐらい

そして1日目すぐに点灯した客席のライトがつかない
それはもう何かあるなって思いますよね
暗い会場の中アンコールの声が響き渡る
あの「不協和音」観て興奮しないファンなんていない
新曲なの?何がくるの?全くわからない

そんな中、花道の真ん中にあるステージの水をふき取るスタッフの姿が
昨日にはなかった光景
あー絶対なんかある間違いない

そしてスポットライトが当たる
そこに今までみたことのないグレーの制服を着た平手友梨奈さんが一人でポツり
新曲?他のみんなは?
何が起きるの?
歌うのか、語るのか何もわからない
あの緊張感

そして「角を曲がる」のイントロ
歓声は上がるものの何が起きるのかわからない観客
そこでモニターに映しだされた「角を曲がる」の文字
そこでさっきよりも大歓声があがる

これを観れる嬉しさ、それに反して頭に浮かぶ「卒業」の文字
普段の言動からもわかるように平手友梨奈さんは自分より欅坂46の他のメンバーが輝くことを望んでいる人
まさかここでソロで歌うって・・・

そんなこと考えている場合ではない
この大事な一瞬、一瞬を見逃してはいけない
そして最後の泣き笑いの顔からの「間」

会場の静寂

そして平手友梨奈さんの口から絞りだされた「ありがとうございました」

感動と同時に正直あの時はほっとしました
卒業発表ではなかった

今思うと決めていたのかな
真実は本人にしかわからない

そしてもう平手友梨奈さんのいる欅坂46が観れないって思うと寂しいです

しかしこれが映像として残っていることに感謝しないとだ
何度観てもやっぱりすごい

私の中では2019年の紅白を超える「不協和音」はないと思っていた
今回、東京ドームの円盤の「不協和音」を観てこれはまたこれで爆発感が半端ない
やっぱり欅坂46はすごいよ
同じ曲でも毎回違う表現力をしてくる

彼女達から身を削ったエネルギーをもらっているのに
毎日をただ通り過ぎるように生きている自分が・・・かなりいい大人なのに何やっているんだろう

ほんの少しだけでも他の誰かの役に立てるように
さて、明日は笑って仕事に行こう


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