ー郷愁と母と癒しの梅ジュースー『Palais Coloré』ブログ2023/6/13掲載
梅シロップ作り(レシピあり)
梅のシーズンが到来しましたね。
毎年、青梅を使って梅シロップ作りをしています。
梅干しや梅酒を作った年もありますが、子供たちが一番喜ぶのがこの梅シロップです。
実家では梅干し、梅シロップ、梅ジュース、梅酒、紫蘇ふりかけなどを母が手作りしています。
それは今でも変わらず、いつ仕込んだのかわからないような瓶が台所に置かれています。
(それをいうと母はきちんとわかっているから大丈夫といつも言っています)
物心がつく頃から青梅の甘酸っぱくて爽やかな香りが漂うこの季節が好きでした。
梅雨時期の湿った空気や、たまの夏日で汗ばむこの時期の空気に乗って
甘くてつ〜んと鼻に届けられる梅の香りは心身を癒してくれるように思います。
そして私が梅が好きなのも、遡れば過去の記憶に紐づいています。
梅干しが庭に丁寧に並べて干されていたり、この季節と青梅の幸せな記憶が、
この年齢になり、母親になり、癒しに繋がっています。
今年の梅ジュースも作り終えました。
インスタストーリーで日毎の変化を投稿していましたが、
完成をまでの日々を写真でご覧ください。
この少しずつ変化する梅の様子を毎日眺めるのも幸せだったりします✨
梅シロップの作り方
準備するもの
・保存瓶(熱湯で殺菌して乾かしておく)
・青梅 1kg
・花見糖 1kg(梅と同量程度)
作り方
1. 青梅の黒いヘタをとり、洗って水分を乾かす
2. 冷凍庫で1晩凍らせる
3. 瓶の底に花見糖を入れ、青梅と交互に入れていく(できれば青梅を隠す)
4. 日の当たらないところに置き、1日に2〜3回瓶を傾けて混ぜる
つけてから8日程度で花見糖は溶けます。
すぐに飲めますが、まだ砂糖の甘味が立ってしまうので、
このまま2週間ほどおいて味を馴染ませます。
その後は梅を取り出して冷蔵庫保管をして下さい。
(賞味期限は保管状態によります。)
梅は入れておくと渋みが出るそうなので取り出すことをお勧めしますが、
取り出さずにおいておくこともあります。
実際、梅を瓶に入れたままで2年ほど冷蔵庫で保管した梅シロップを、今年になって美味しく飲んでいます。
氷砂糖もいいのですが、私はまろやかな梅シロップが好みですので、
あえてブラウンシュガーの花見糖を使用します。
仕上がりの輝かしい琥珀色も好きです。
まだ市場には梅が出回っていますので、是非、作ってみてくださいね。
梅シロップレシピは家庭の数だけありそうですよね。
また、仕上がりはお住まいの場所や環境にも大きく左右されると思います。
お勧めレシピがあったら、また教えてくださいね。