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オビドメというモノ。新しい帯留?

皆様はオビドメをご存知ですか?
「帯留」。
数少ない日本の装身具の中でも着物の時にしか使われない稀有な存在。

帯を巻いてから帯が緩んだり解けないように帯締めというおしゃれな紐を締めますが、その紐に通して使うのが帯留です。
着物のおしゃれのさいごに加えるスパイスのようなものです。

刀の刀装具を作っていた職人たちが、刀なき後その技術を活かして作ったものが帯留や印籠などの装身具です。刀の目貫などを作っていた打ち出しの技法が素晴らしい逸品がたくさんあります!

帯留はコレクターもいる世界です。
日本由来のジュエリー、アクセサリーといえばこの帯留、根付、印籠、そしてヘアアクセサリーのかんざし、櫛、笄(こうがい)くらいでしょうか。

すなわち一般的なジュエリーに比べて使う人が少ないものすごくニッチな世界なのです。

そんな大変な帯留の世界に飛び込んでしまったのは、やはり自分が着物を着るからです。折角日本人に生まれたのだから日本人ならではのモノづくりがしたい!
生きているうちにやりたいことリスト「帯留を作りたい」。

今帯留を使う方は芸妓さんなどの着物が職業の方と着物好きな愛好家の方くらいかもしれません。

私が考案したのは
⚫︎お洋服でもお着物でも使える
⚫︎両面かわいい🩷
⚫︎根付棒(別売)を使えばかんざし、根付としても使える!
⚫︎ヘアゴムを通せば、腕に通したりやヘアゴムとしても。

なぜなら現代で着物を着る方は私を含め洋服も和服も着るから。週末の楽しみで着物を着る方も多くいらっしゃる。

それならどっちにも使えるようにしたら出番も増えてもっと活躍できるできるのではないかしら??
喜んでもらえるのではないのかしら!
だからペンダントトップにした時ひっくり返って裏側が見えてしまってもかわいいように作っています。

現行のラインナップは七宝焼で沖縄の美しい海の青を表現したシリーズ、真鍮でカジュアルに使えるシリーズ、宝石を使ってハレの日にも使えるシリーズ。
そして帯締めの結び目の横にもつけられる籠型の帯留‼️

「こんな珍しい帯留を作っている作家さんが居るんだって!」と周りのお着物が好きな方や変わったモノが好きな皆様へお伝え頂けたら嬉しいです。にこっ


もっと立体的な、作りたいと思っているデザインのための技術がまだ不足しているので修行中です。いつか打ち出しや鍛金、象嵌で掌の宇宙のようなオビドメが作れるようになりたいです。
これが目下の目標!

こちらは沖縄の海の青のねこ。
裏側の金具も猫型なので
ひっくり返ってもかわいいです🧡
とことん猫な帯留!
こんなふうに根付にもなるのです。
簪にもできます‼️
こちらは表向きは美しいブルーの帯留ですが、
こちらも裏側はにゃんこです。
こっそり愛でる方へ。
こんなジュエリー帯留も製作しています!
こちらが籠型の帯留。
リバーシブルになっています!


よろしくお願いします!
アズールシーより


ペンダントトップにもなるのです。
ワンピースやブラウスにもすてき

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