好きな人にキスされたい

私は今まで、本当に好きな男性にキスされたことがない。
全然好みじゃない、生理的に受け付けない男性に無理矢理キスされて吐いたことはあったが、カッコいいなと思う男性に、キスどころか恋愛感情を持たれたことがない。
私は36歳になった。もうアラフォーである。
本当は若いときに、お洒落してカッコいい男の子とデートしたかった。
でも、若い頃の私はお金がなくて、みすぼらしい格好をしていて、男性から、キモいと悪態をつかれることが多かった。
今は手取り10万円のパートで少し収入があるので、最低限の身なり、プチプラの安いセール品の服と化粧品を買えるようになった。シャンプーはSABONの高級石鹸🧼とボディーソープで洗う様になってから、肌荒れやニキビも治まって、肌も綺麗になってきた。歯磨き粉は、LOFTで高級品を購入している。
でも、綺麗な女性になるには、まだまだお金が足らない。
エステにも行きたいし、服もプチプラじゃなくて、OL向きのお洒落なブランド服を買いたい。
食事にも気をつけたいし、お洒落なレストラン🍽️で1人で外食したい。
もし司法試験に合格して弁護士になれたら、夢のような生活が待っているだろう。欲しい化粧品や服はなんでも買えるし、マンションだって買える。だから、今司法試験に向けて準備している。
初めは、ランクを落として司法書士にしようかと思ったが、収入を考えて、やっぱり弁護士がいいと思った。もう貧乏や危険な肉体労働はこりごりだ。勉強は大変だが、好きな音楽🎵を聴きながら、教科書📗を読んだり勉強して、お金を稼げるなら、大歓迎だ。
でも、大した資格もないのに、楽で給料の高い仕事についてる馬鹿女は嫌いだ。そういう馬鹿女は40歳を過ぎたらクビになる。
私は司法試験の合格を目指しているので、40歳からが本番だ。バリバリ働いて稼ぎたい。問題は40歳までに司法試験に合格するかだ。正直言って、司法試験の論述試験は最難関のレベルで、賭けに近い試験だ。合格する保証なんてない。
それでも、私が司法試験を目指すのは貧乏から抜け出す為に選択肢がそれしかないからだろう。
私の学歴と年齢で、年収600万円以上の仕事に就こうとするなら、司法試験に合格して弁護士になるしかない。
もちろん恐ろしい程、難しい試験なのは周知している。でも、貧しい家庭に産まれて、貧困から抜け出す為には弁護士しかないと思っている。
私は結婚と出産はしないと決めている。勉強に忙しくて、それどころじゃないからだ。もちろん生活費を稼ぐ為にパートを続けながらの勉強だ。
もし私がお金持ちの家に産まれていたら、若くてカッコいい男性と結婚して子供を産んで、子育てをしていただろう。それが出来なかったのは貧困家庭に産まれたからだ。貧乏から抜け出すには、最難関の試験に合格するしかない。
弁護士になれたら、シンガポール🇸🇬のプール付きホテルに泊まって、カッコいい外国人男性をナンパしたい。だから、私は今日も勉強を頑張る。