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成長の足音(詩)

小さな手、いつも握りしめていた
甘えた笑顔、私を見上げていた君
三人兄弟の末っ子として
その温もりに、私も癒されてきた

「ママ、大好き」
何度も耳にしたその言葉
毎日の宝物だった
けれど、少しずつ、その声が遠ざかる

六年生になった君の背中
小さかった影が大きくなり
その歩みは、もう私の手を離れて
自分の道を探し始める

成長は喜びのはずなのに
胸の奥が少し痛むのはなぜだろう
甘えん坊だった君が
頼もしい顔を見せるたびに

けれど、君が笑っているなら
それだけで幸せと思える
離れていくのは自然なこと
君が飛び立つ準備をしている証だから

それでも時々、振り返ってほしい
まだここにいる、君のママを思い出して
甘えた声で「ママ」と呼ぶ日が
少しでも続きますように

君の成長は私の誇り
その翼が広がるのを見守りながら
寂しさと喜びを胸に抱き
今日も、君の背中を見送る

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今日から末っ子小6次男は塾の合宿へ旅立って行きました。
3泊4日とはいえ、年越しを離れて過ごすなんて初めて。
っていうか、3兄弟の中でそんな経験はこの次男が初めて。

行きたくない、と少しでも言ったら行かなくていいと思っていた。
ていうか、行くと思わなかったww
でも、行くことを次男は選んだ。

たった数日だし大した話じゃないんだけど、年末年始ってなんか家族と過ごすイメージな私・・・
それを一番チビな末っ子が離れて年越しするなんて(涙)

でも、これも成長だよね。
わかっているんだけど、バスであっさりバイバイしてた次男を頼もしくも思い、少し寂しく思い、切ない気持ちで一人帰ってきた。

インフルやらコロナやらマイコプラズマやら色んな病気が流行る中、無事に帰って来れるのかな。
色々と心配な母です。

寂しいなぁ・・・

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