すごい事が起きました・・・
今日職場である生徒が一冊の本を持って私のところに来ました。
「先生、これ、どういうこと?」
その生徒A君が持っていたのは殺処分される犬たちの気持ちが書かれている本でした。
綺麗な挿絵と共に悲しい現実が書かれてて、いまいち意味がわからないA君は私に
「先生、この犬たちが死ぬっていう話なの?」と。
私は殺処分について簡単に説明しました。
人間が飼えなくなった犬や猫たちが保健所へ連れていかれ、そこで新しい家族が見つかれば大丈夫なんだけど、見つからない場合は殺されてしまう、と。 先生も詳しくは知らないんだけど、たまたま昨日調べてて・・・と。
そうなんですよ。奇跡的に偶然なんですが・・・
私たまたま昨日、殺処分される犬や猫について調べていて、このnoteにも書いて明日の夕方日付指定で公開予定なんですよ。
ビックリしました。 殺処分される犬猫の事なんて人生で初めて調べたし、たまたまそれが前日だったし、しかも、A君・・・普段そんなに話しかけてこないけど、たまたま担任の先生が不在で私の所に来たのです。。
A君「人間が犬を殺すの?」
私「うん、そうだね」
A君「先生、地球上に住んでる動物って平等なはずなんだよ。 なんで人間が上から目線で動物をわざと殺すの?なんでそんな偉そうな事するの?」
私はもぅ本当に言葉が出なくて・・・
「うん、本当だね。 その通りだよね。 ひどいよね。。人間て」
A君は涙目なんですよ・・・普段、やんちゃでわりと手がかかる子なんです。 そんな彼が
「僕は大きくなってお金持ちになって殺される犬たち全部残らず飼えるようにするよ。人間のせいでごめんね、って謝るよ」
これには今度私が涙目・・・ ムリ・・・ なんて、なんて、素晴らしい子なんだ・・・ 普段のお前どこ行ったよオイ・・・
(事実彼は、やんちゃで手がかかるけど可愛くていい子なんですけどね)
子供ってすごいですね。
本当にすごい。 大人よりよっぽどまともな事いう。
実際問題、殺処分に関しては難しい問題山積みだし、簡単に片づけられる事じゃないのもわかるけど、、、飼ったものの育てられないと捨てる人間。
放置してる人間。 無責任な人間。
そんな人たちが少しでも減ってくれれば、、、と。
でも実際、殺処分される子たちは数年で少しずつでも減っていってるらしくて。
いつかA君が大人になった時にはそんな悲しい思いをする動物たちが地球上にいなくなってたらいいね、と願うばかりです。