成功の秘訣
成功と言ってしまって良いのかは不明ですが
何もないところから、ファームを始めた私達
7年目の今はお金にも困ってないし
軌道に乗ったと言える
ファーム経営は株やギャンブルをやってるような不安定な職業なので、これが成功と言えるのか、いつマイナスになるのか不安はあります。
今は借金もないし、家やファームのローンも3年で払い終わったので、そういう意味ではとりあえず成功?かな。
毎年、利益は伸びています。
今年は年商2億円目指してます。
夫と2人だけで年商2億円は私達頑張ってると思います。
利益もお医者さんよりは数倍稼げるくらいになっています。
農業は稼げる職業です。
私達のファームはとっても小さい10ヘクタール。東京ドーム2個分です。
オーストラリアで10ヘクタールというと
笑われるサイズ。馬をペットに飼ってる人もそのくらいの土地はあるかもしれないですね。
でも、その小ささをどう活かすか。
薄利多売のオーストラリアの農業
ある程度のクオリティーを持って輸出をすること。
ドメスティック(オーストラリア国内)に売るのはお金になりません。
なので、100%輸出
そして自分で売る事。
これが鍵でした。
農家は青果物作るだけの仕事ですが
うちは全部、会計士の仕事も、メカニックの仕事も、コントラクターという人材派遣会社も、エクスポーターという輸出業者も、すべて自分でやる事にしています。
で、母親業もあるし、ワンオペ育児なので
めっちゃ大変。
なので、子供1人しか産めなかったし
母親を楽しめなかった。
バタバタしたまま、もう7歳。
でも、娘は元気にたくましく育ってくれました。
自分でやってみて、どれだけ大きいかはあまり問題ではないという事に気付きました。
どれだけ大きいかより
どうやるか。
良い物を作る
良い物を作れば、高くても買う人はいる
だけど、良い物を作る事と
利益をいくら出すのか?
は全く別物で、
水だけ撒いていても、フィリピンに出荷すればそこそこの値段で売れるし
良い物だから、儲かる訳ではないんです。
市場に物がない時
災害で市場価値が高い時
チャイニーズニューイヤー
時期という事も関係してきます。
7年で急成長した我がファーム
人間はこんなに働いても過労死しないんだねというくらい働いた。
そして、今も働いている。
例えて言うなら
命を削って、働いてると思う。
1分の電話で何千万円と売れる
このアドレナリンがたまらない。
だけど、そう突っ走って来たので
後10年頑張ったら
50歳でリタイヤして、投資しながら生きていく事も考えています。