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退職まであと4日!!~単純な話は広まりやすいが要注意~
忙しかった1週間が終わり今日は土曜日。いつもより朝はゆっくり起きました☀
サラリーマン生活最後の土日休みです。今日はこれから役立ちそうな本を何冊か読み進めましたので、それを取り上げます。テーマはずばり起業前の税制インプットです。
税理士YouTuberさんの節税解説本
今日出逢った本はこちら。「税理士YouTuberが本気で教える 日本一わかりやすいひとり社長の節税」著者:田淵宏明さん です。
私は紙の書籍よりもKindle版で読むことがめっぽう増えました。古すぎてKindle版がなければ取り寄せますが、たいていKindleです。
サンプル送信をして、目次と導入部分の文体をチェックして、読む価値がありそうだと判断すれば、すぐにポチッと購入します。
今日は脱サラ後に個人事業主としてしばらくやっていこうと考えているので、一体どういう制度なのか勉強できる本がないかと探していました。
こちらの本は対話形式ですが、文量は多めで、かつタイトルにある通りわかりやすいです。さすがYouTuberだけあって、読み手を引き込む工夫がちりばめられています。
全くの素人の私ですが、インプットしたことをアウトプットしていきます。
個人事業主と法人、どちらがお得か
多くのページが割かれているテーマがこの「個人事業主と法人、どちらがいいか」問題です。
みなさん、どちらがいいと思いますか?
もしくはすでに起業されている方は、最初はどちらから始めましたか?
著書の中では、両者のメリット・デメリットそれぞれを挙げて解説しています。著者は法人化を強く進めています。
じゃあそもそも個人事業主と法人はどう違うのか?疑問がふつふつと湧いてきますよね。
そんな素朴な疑問にもしっかり答えてくれています。本当に素人に優しい本です。
両者のメリット・デメリットは例えば下記のようなものが挙げられています。
信用度でいったら法人
初期費用がほとんどかからないのが個人事業主
社会保険のコスト負担があるのが法人
確定申告に向けて税理士を雇う場合の費用も法人のほうが高い場合が多い など
税率や税制の仕組みを知ることができて、脱サラ1年生にとっては大変勉強になる中身です。
興味が湧いた方はぜひお読みください!
「年収1000万円以上なら法人化したほうがいい」は間違いだった
以前ネットで調べた際は、年収1000万円が個人事業主と法人の分岐点で、それ以下なら個人事業主のままでいい、という情報が掲載されていました。知識のない私はそれを鵜呑みにして、しばらく個人事業主でいいんだと思っていました。
ところがこの区分は著書の中で明確に否定されています。
なぜならそれは消費税がかかるかかからないかのラインでしかなく、より負担率の重い所得税や住民税を節税するには、より少ない年収額から法人化したほうがお得になるという理由からでした。
この情報は私にとって"目から鱗"でした。
そう消費税がかかるかかからないかと簡単に割り切れる話ではないということです。
単純な話は万人に受け入れやすく広まりやすいが、事実を正しく捉えきれていない場合があることを身に染みて感じましたね。
ネットでささっと調べて知った気になるのは危険だとわかりました。ちゃんと複数の視点から勉強しないといけませんね。
ちなみに、法人化したほうが節税になるポイントは年収300万円あたりからとされています。それは役員報酬などで所得控除を調整することで、課税所得を0円にした場合に、そういうからくりが使えない個人事業主よりお得になります。
いや~お金の勉強ってまともにしたことがないので、すぐ頭がいっぱいになってしまいます笑
"step by step"で毎日コツコツと知識を積み上げていきます!
本日はここまで。お付き合いいただきありがとうございました。(1535文字)